●独りでに動き出す三輪車
おとといの水曜日、
フジテレビの夜8時に、
心霊番組をやっていたので見てみた。
見た方も多くいらっしゃったと思いますが、
内容を言うと、
■アメリカにクリーンメリー号という引退して、
今は船のホテルになっているものがある。
そのホテルの001号室には毎夜幽霊が出るというもの。
■ハワイにある自分のオーラが見える洞窟へ行ってみる。
■メキシコの超常現象研究家を訪ねて、彼が所有している霊現象フィルムを見る。
そこには、夜中に独りでに動き出す三輪車とか、走り出すピエロの人形が・・。
こんな内容だった。
ちなみに次回は1月20日の夜8時にやるという。
上の話の中で、自然に動きだす三輪車というのは、
特にその原因とか背景が一切説明されていないので、
メキシコの例とは原因が違うかもしれませんが、
私もそういう相談を受けた事があったので、
今日は、その事について話してみようと思います。
「独りでに動き出す三輪車」
貴方はどうして動いたと思いますか?
ここから下を読まずに、この時点で、真相が思いつく方は凄いです。
さて、
番組では三輪車が動き出したのは、部屋が真っ暗な深夜だった様ですが、
私が相談を受けたものは、昼間に起きたものでした。
それは半年前に起きた事だといいます。
相談者のお母さんが、昼間自宅で独りの時、
洗濯物を取り込んで、洋服をたたんでいる時に、
玄関辺りから音がしたので、
行ってみると、
玄関に置いてある三輪車が、
独りでに動いたのです。
もちろん玄関が開いている訳でもなく、
窓も無いので、風で動いた訳ではありません。
三輪車は、10cm位動いたといいます。
たった10cmですが、
間違いなく動く所を見たそうです。
普通、女性が一人家に居る時に、
そんな物が、独りでに動いたりしたら、
怖いと思う人が多いと思いますが、
その時、彼女は、
全然怖いという気持ちは無かったといいます。
実は、
その日の夜、
病気で入院されていた5歳の息子さんが亡くなったといいます。
私は彼女に、
「お母さん、
それは、「いとまごい」ですよ。」と告げました。
つまり、息子さんが、最後に貴方に会いに来たんです。
多分、彼女は私に言われなくても、
それは息子さんだった。と感じていたと思います。
ただ、私に確認してみたかっただけなのだと思います。
通常、亡くなる人が、いとまごいと称して、
親族や友人に最後に会いに来る時、
魂だけがベットから抜け出して、会いに来る。
その時、霊感がある人や亡くなった人の霊力が高い時、
もしくは貴方の守護霊の力が強い場合、
いとまごいにやって来た霊を目撃する事がある。
しかし、まだ子供の場合、
そこまで出来ない場合が多い。
そこでせめても愛の力と、お母さんに会いたさで、
自分が今まで愛用した物や、普段使っていた物、
お母さんに買って貰ったものを、動かすという事でお別れを言いに来る事がある。
子供にとっての「いとまごい」である。
だから、
子供が亡くなる直前か前日あたりに、
その子供が使っていたものや、貴方があげた物が、
風も無いのに動いたら、
それは、子供さんが最後に貴方にお礼を言いに来たのだと思っていい。
「ママ、
今まで、ありがとう。
ママの子で、ホント良かった。
幸せだったよ。ママァ。」
END