●お祖母ちゃんの着物
皆さんは良い正月を過ごされたでしょうか。
今年は例年よりも、はやく正月が過ぎてしまったのではないでしょうか。
何しろ、仕事始めが4日という人が多かったから。
占い師にとって、正月は、
忙しかったと言う人が多かったのではないでしょうか。
人が休みの時が、逆に忙しい時だったりしますからね。
そんな占い師にとっては、4日からが遅い正月だったりします。
さて、そんなお正月の時に来る相談の中には、
普段の日には来ない、こんな相談がありました。
「息子が気持ち悪いと言って、寝込んでしまった。」という。
熱を測ると、37.6度、そして右足も痛いという。
かかりつけの医者や近くの医者は、正月休みだという。
聞くと正月になる1週間前にも、同じ様に具合が悪くなったという。
その時に医者に行って薬をもらったというが、余り効いていない感じだと言う。
「正月明けが明後日なので、それまで何か出来る事は無いでしょうか?」
とそんな相談。
多分、これを読んでいる方の中には、
そんなもん、電話相談で治る訳無いやろ!と思う方もいらっしゃるでしょうが、
治ったんですね。これが。
ただ、言っておきますが、
私の力では、ありません。
昔、こんな事がありました。
10歳になる女の子が、重い肺炎になってしまい入院しました。
ご両親は、担当医師から、危険な状態だと言われたといいます。
そんな時、母親から藁(ワラ)をもつかむ思いで電話を頂き、
「何か私に出来る事は無いでしょうか?」と言われました。
こういう時、祈るしか無いのですが、
ただ祈るだけよりも、
もっと強力な方法があります。
人が命の危険にさらされている時、
生きている人間が、それを食い止めるのは難しい時が多々あります。
そんな時は、死んだ人間に頼む事です。
彼女に詳しい話を聞くと、
その10歳になる女の子は、5歳になるまで、
とてもお祖母ちゃんに可愛がられたといいます。
今はお祖母ちゃんは亡くなられたという事ですが、
そんなお祖母ちゃんは、
亡くなった今も孫の事を愛しています。
そこで、私は、彼女に、
「直ぐに家に帰って、
お祖母ちゃんの写真と、
お祖母ちゃんが生前大切にしていたという着物を持ってくる様に。」
と言いました。
そして、写真を病院のサイドテーブルの上に、
着物を、布団の上にかけてあげる様に。
そして、家に帰ったら、
仏壇でお祖母ちゃんに娘を助けて下さいとお線香と水をあげて祈る様に。と。
彼女は直ぐに実行したといいます。
でも、それをしても、
その夜は、病院から危篤の電話がかかってくるのではないかと、
ビクビクして一睡も出来なかったといいます。
しかし、翌日病院に行くと、
娘さんは少し良くなっていて、
その翌日には、危険な状態を脱しています。と言われたといいます。
お祖母ちゃんは、亡くなっても、
孫を助けてくれたのです。
このケースと同じように、
今電話相談してきた息子さんにも、
生前可愛がってくれたお祖母ちゃんがいたといいます。
そこで、同じ様に、息子さんが寝る時に、
お祖母ちゃんの写真を枕元に置き、
お祖母ちゃんがよく愛用していた着物を、
布団の上からかけて寝かせる様に言いました。
その他にも、彼女にはこんなアドバイスをしました。
皆さんは、昔、こんな事を聞いた事はありませんか?
子供が転んで手足を強く打って、泣いてしまった時、
そこに手を当てて、
「痛いの、痛いの、飛んでけー!」
これって、まんざら嘘では無いんですよ。
人間だれでも、オーラを持っているし、
強弱はありますが、気も発しています。
つまり、貴方が霊能力者でなくっても、
人間である限り、多少の気や念は送れるのです。
だから、子供が痛がっている箇所に、手を当てて、
痛いの飛んでいけーと念じると、痛み和らぐのです。
そこで、電話の彼女には、
お祖母ちゃんの写真と着物の他に、
息子さんの足をさすってあげる様に言いました。
ただし、次の様にします。
■手の気や念を強くする為に、やる前に、
片手を自分のオヘソの上に置き、
もう片方の手をふとももの上に置き、温かくなれと念じて10秒間以上置き、
手が温かくなる様にします。
■次に息子さんの患部に手を当てる時、
「痛みが取れる。痛みが無くなる。」と念を送りながらさすります。
すると翌日、
不思議と息子さんは、足の痛みも無くなり、熱も平常に戻ったそうです。
お祖母ちゃんが治してくれたのか、
お母さんの手の気と念が良かったのか、どちらか分かりませんが、
良かったです。
ちなみに、これは一人暮らしの貴方にも、出来る事です。
亡くなったお祖母ちゃんの写真と愛用の着物や服を一着持っていれば、
それを使えるし、
無い場合は、自分の手で、自分を治せる事も出来る事があります。
例えば、貴方が外で、足をひねって捻挫してしまった時、
■そのまま歩くの一番良く無いので、
まず動かさずに、そのまま3分じっとしています。
■そして、上の要領で手を温めてからそっと患部に手を当てて、
■貴方の気と念を患部に送ってみましょう。
いずれにしても、
上の2例とも、
私は、何もしていません。
ただ、相談者の背中を押しただけです。
「貴方の家にも、病気を良くしてくれる人がいますよ。」、と。
END