●喪中に神社に参拝しても大丈夫ですか?




 


このお話は、昨日のブログ(●ある不倫の電話相談)の続きです。

 

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12107459815.html

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ

 

それはある女性からの電話相談でした。

彼女の友人が不倫をしていて、先日、手首を切ったというのです。

仮にその手首を切ったという友人をA子さんとします。A子さんは、



以前専門学校に通っていた頃、ややおとなしめの明るいB子と友達になりました。

友達になったB子さんは、その後直ぐに結婚しました。A子さんは、

B子さんが結婚しても親しく付き合っていて、時々彼女夫妻と食事をしたといいます。

ところが、ある時、A子さんが買い物をしている時、

街中で偶然B子さんの旦那さんと会い、食事を一緒にした事から、

その旦那さんと浮気をするまでにいってしまったのです。

浮気が始まってから1年半が経っていました。

ところが、なぜか奥さんのB子に、浮気の事がバレてしまったのです。

その後、旦那さんとも2週間に一度会えるかどうかという感じになったといいます。

それからしばらくして、A子は自宅で手首を切ってしまったのです。

幸い、家族が直ぐに発見したのと、傷が浅かったので、

命に係わる様な事にはなりませんでした。ただ、不可解なのは、

A子自身、自分が手首を切ったという事をまったく覚えていないのです。

確かにB子のご主人の事は好きでしたが、自殺をするほど好きでは無いといいます。

それなのに、なぜ彼女は自殺を決行してしまったのでしょうか。

それは、B子の怒りの生霊のせいだったのでしょうか?そんな電話相談でした。

私はこの話をずっと聞いていて、この相談者は自分自身の事だろう。と思いました。

相談者は、A子が手首を切ったのは、B子の生霊ではないのかという質問でしたが、

私の第一印象は、そうは思えませんでした。その理由は2つあります。

■自分で、自分の手首を切るという行為は、

生霊が起こす行為にしては、なんとなくしっくりきません。

■もう1つは、生霊を飛ばすにしても、人によって、そのパワーは違います。

もし、手首を切らせたのが生霊の成せた業だったとすると、それは相当なパワーです。

なにしろ人の記憶を失くし、体をコントロールした訳ですから。生霊を飛ばしたのが、

学生時代おとなしめの女の子だった子と言うのがひっかかりました。

それに、明るい子だったというのも、ひっかかります。

明るい子やよく笑う子なども、悪い生霊を飛ばす力は弱いと言えます。

そんなイメージと、彼女から聞くB子のイメージが合わないのです。

それで、私は生霊以外に何か原因があるのではないかと思いました。

それで彼女に、手首を切ってしまった日から1週間以内に、

何か変わった事をしていないか、何か変わった事は無かったのか聞いてみました。

すると、彼女が1週間以内にした行動は、下記の事だけでした。

■神社にお願いしに行った。■祖父の命日だったので、お墓参りに行った。

■以前、B子と通っていた専門学校に立ち寄った。

■バレてから、一度だけB子と旦那が暮らしている自宅を見にいって、

1時間ぐらい外から見ていた。■A子の自宅の庭に生えていた木を2本切った。

実は、上の5つの行動の内1つに問題があったのです。貴方はどれだと思いますか。

















 

 

 

 

では、最初に答えを言いましょう。




■神社にお願いしに行った。でした。

他にも、これは憑依だと思った人も正解としていいでしょう。






まず、自殺を計った事を覚えていないという事から、

私は憑依だったのではないだろうか。と思いました。




そして、自分で自分の手首を切るという行為を考えた場合、

これはいかにも人間的な行為だと思いませんか?


つまり、霊障だとしても、動物霊や自然霊の仕業では無いと思いました。

よって、■A子の自宅の庭に生えていた木を2本切った。は、

木は自然霊ですから、今回の事には関係無いだろう。と思いました。






また、■祖父の命日だったので、お墓参りに行った。は、

確かに、お墓には変な不成仏霊がいる事はあります。

ただ、命日のお墓参りというのは、祖父も期待している日なので、

墓参りに来てくれる家族を守ってくれている可能性が高いので、

その時に憑依されてしまったという事は低いだろうと思いました。

ちなみに、命日以外の日にお墓参りに行く時は、

出かける前に、仏壇か写真に、

これから貴方のお墓参りに行きます。と言ってから出かけると、

墓参り中、守ってくれる可能性が高くなります。そして、

■B子と旦那が暮らしている自宅を見にいって1時間ぐらい外から見ていた。は、

A子が生霊や憑依されるというよりは、

逆にA子が、B子や旦那に生霊を飛ばしている現場という感じですね。

つまり、これも違うでしょう。






また、■以前B子と通っていた専門学校に立ち寄った。

ですが、学校とかコンサートホールとか、人がいっぱい居る場所というのは、



悪い霊に憑依されにくいです。というのは、

何人もの人が出入りしている場所というのは、生きている人の念が溢れていて、

死人の霊が入りにくくなっている事が多いのです。それに居たとしても、

何人も周りに居る訳ですから、A子さんに憑依される確率もかなり低くなる訳です。

まぁ誰も居ない夜中に、学校に行ったとかで無い限り、これは外していいでしょう。







こうして、残るは正解の■神社にお願いしに行った。でした。






実は、今回これをテーマに選んだのは、

今日はもう12月も後半の19日でもうあと2週間もすれば、

多くの方が、参拝に行く大晦日やお正月が来るので、

それより前に、神社への参拝について書いておこうと思いました。



だから、今に時期なら、きっと私は神社の事を書くだろうと思って、

1の神社だろうと思った人は、相当読みの深い天才です。







沢山の方は、何か困った時とか、願いを叶えたい時に、

神社に参拝に行く人は多いでしょう。


でもね。実は亡くなって成仏出来ない不成仏霊や浮遊霊も、

生きている人間と同じように、成仏したさに神社に行くんですよ。




また、深く悩んでいる人が、神社に参拝に来て神様の前で祈った時に、

悪い霊だけその神社に落としていく事もあります。





つまり、神社には普通の場所よりも、

不成仏霊が多いという事を覚えておいて欲しいと思います。





 

 


よって、神社に参拝に行く時に気をつけて欲しいのは、3点。

■精神的に落ち込んでいる時は、神社には行かない。

これが叶わないと、私はもうダメだという様な気持ちの時に行くと、

それと同じように絶望して死んだ不成仏霊が、貴方と一緒に家に付いて来たり、

憑依してきたりする事があります。



■他人が不幸になるお願いはしない。

そういう風な他人対しての悪い気持ちが、神社にいる同じ様に悪意を持った、

不成仏霊が付いて来たり、憑依してきたりする事があります。



■日が沈んだら、参拝しない。

というのは、不成仏霊が神社に行くのは日が沈んでからが圧倒的に多いからです。

特に真夜中を過ぎると、霊の活動も力も活発になるので注意が必要です。



 

ただ、夕方や夜にも例外があります。



それは、その神社で特別な行事や催し物がある時や、

お祭りがある時は、大丈夫です。

その日には、神社の関係者や、神社を守っている霊が、

全力で参拝に来る人を守っているからです。

だから、大晦日やお正月の三が日は大丈夫です。





 

さて、今回の相談者の場合、

■神社にお願いしに行った。と言うので、どんなお願いをしたのか聞くと、

やはり、彼が離婚して、自分と結婚出来る様に祈ったというのです。

 

この彼女の場合、上に神社のタブー2点に該当します。

■精神的に落ち込んでいる時は、神社には行かない。

■他人が不幸になるお願いはしない。


つまり、奥さんに不倫がバレてしまい、旦那と会える日が減って落ち込んでいる時に、

奥さんと彼が別れる事(他人の不幸)をお祈りしに行ったのです。

日は沈んではいない時だったという事ですが、


その時に、やはり彼女と同じような人生をたどって、結果的に手首を切って、

自殺した霊に憑依されてしまった可能性があります。



電話相談を受けた時には、もう憑依無いという事だったので、

それは良かったのですが、原因が参拝の可能性が高いと聞いて驚いていました。






 


よく「喪中に神社に参拝しても大丈夫ですか?」という質問を受けます。




まず最初に言っておくと、

もし、貴方や家族が信仰している宗教が、

喪中には神社に参拝してはいけないという方針なら、それに従っていいでしょう。



 

では、特に強く信じる宗教も無い場合はと言うと、

この場合、上で話した事が関わってきます。

神社に行く時は、上の、

■精神的に落ち込んでいる時は、神社には行かない。です。

例えば、貴方の家族や祖父母が亡くなって、

精神的に落ち込んでいる時は、喪中に関係無く、神社には行かない方がいいのです。

酷い時は、同じ様に家族を失って落ち込んで自殺した様な霊が付いて来たり、

憑依されたりしてしまいます。

だから、喪中が過ぎても、精神的に落ち込んでいる場合は、神社には行かない事です。

逆に言えば、喪中であっても、

家族の死を乗り越えて、普段の自分を取り戻していたり、

明るい未来に向かって歩み始めている場合や、

精神的にもう明るさを取り戻している場合は、喪中であっても、

神社に行ってもかまわない。という事になります。



 


つまり、「喪中の時は神社に参拝しない方がいい」というのは、

家族や親族を失った人は、精神的に落ち込んでいる人が多いだろうという事で、

言われてきた昔の人の経験から来た事でもあります。


 

だから私の意見は、人によって違うという事です。

例え父親が亡くなっても、翌日には明るくなっている人もいれば、

父親の死を何十年も引きずる人もいるのです。


従って、神社に行くかどうかは、喪中に関係無く、

自分の状態を冷静に分析して判断して下さいね。


 

 

 


さて、最後に参拝時のお願い事について一言。





よく、神社での参拝の時に、

「優勝出来ます様に・・」とか、

「宝くじが当たります様に」とか、

「合格出来ます様に・・」という風な祈願をしている人がいますが、



基本、他人が損して、自分がその他人に代わって得する様な願いは

叶いにくいと思っていいです。

だから、悪く言えば、高校野球で、自分の高校が勝つ様にという願いは、



相手が負けて、それで自分が勝とうという魂胆ですよね。

大学の合格祈願も、自信が無いので、他の合格しそうな学生が1人不合格になって、

自分が合格する様にという事ですよね。

宝くじも当選する人数は決まっていますから、他人が当たるところをハズレにして、

自分がその人に代わって儲かります様にという事です。




つまり、他人を蹴落として、自分が勝とうという願いは、

嫌われやすく、その願いは受け付けてくれないと思ってもいいでしょう。



 


私がお勧めしたいのは、

フェアプレイーです。




 

高校野球のお願いなら、

「明日の試合は、日頃の練習の成果が出せます様に・・」とか、

「明日の試合では、選手に怪我人が出ません様に・・・」。



受験のお願いなら、

「普段の勉強の成果が悔いなく発揮できます様に・・」とか、

「試験会場で、あがらない様に・・・」とかをお願いするのがいいと思います。




ただし、合格します様にでもいい場合はあります。

例えば、頑張れば全員が合格するという場合なら、誰も不幸になりませんから。




 

 




 

 

さあ、もうあと2週間で新年です。

 

 

「これを読んでいる貴方に、幸せな来年が訪れます様に・・・」


END