●元夫の変貌は本当か?罠(ワナ)か?
さて、今日はどんな事を書こうかと、
新聞を見ていると、
俳優の阿藤快さんが、大動脈瘤破裂で急死したというニュースが出ていた。
大動脈瘤破裂という病気は、前の日まで元気だった人が、
急に亡くなるという恐ろしい病気だ。
俳優 藤田まことさんもこの病で亡くなっている。
ある新聞では、大のラーメン好きだった食生活が悪かったのではないかと書かれていた。
ただし、スープが最も悪役で、
ラーメンのスープには脂肪と塩分が多く含まれていて、
脂肪は動脈硬化や脂質異常症を誘発し、
塩分は高血圧を引き起こす原因になるので、
もし、貴方のご主人や恋人がラーメン好きなら、
スープを全部飲まない様にアドバイスするといい。
私もカップラーメンをけっこう食べるので気を付けた方がいいかもしれない。
医者がニュースで言っていたのは、
60歳を過ぎて、背中が痛くなったらすぐに病院に行くべしとの事だった。
阿藤快さんは、亡くなる6日前頃に背中が痛いと訴えていたが、
周りに勧められても医者には行かなかったという。69歳だった。
ご冥福をお祈りします。
さて、この大動脈瘤破裂という病気で、
思い出した相談があったので、今日はその時の事を書いてみましょう。
占い師の所に来る相談には、
男女関係の相談(例えば結婚、離婚、不倫など)が圧倒的に多いのですが、
その時の相談は、再婚の相談でした。
それも別れたご主人との再婚の相談でした。
彼女には別れた時に、小学生の息子さんがいて、
彼女が息子さんを引き取る形で、離婚となりました。
その後、彼女はシングルマザーで働きながら息子さんを育てていたのです。
ただ息子さんは、毎週日曜日には父親に会っていました。
離婚の原因は、夫のギャンブルだといいます。
結婚前から、ご主人がギャンブルが好きなのは分かっていたといいます。
デートで競馬場に行った事もあったといいます。
彼女も夫の趣味程度だと思って、結婚したのですが、
結婚後も独身時代とまったく変わらずお金をギャンブルにつぎ込むのです。
彼女が思っているよりはるかにギャンブル狂いの彼だったのです。
給料の半分は、必ずギャンブルに当てる。
勝負に勝った時でも、
誰とも知らない競馬友達と豪遊したり、スロットですったりしたといいます。
大きなレースがあると、かならず大金を賭け、
連休が重なると、遠方まで泊りがけで出かける時もあったそうです。
だから休みの日に、子供や彼女をどこかに連れて行った事も無かったといいます。
結局、息子さんが小学生になると同時に、
彼女も前の職場にアルバイトという形で復帰せざるおえなくなり、
なんとか彼女が家庭を支えていたといいます。
しかし、そんな彼女も限界に達したのと、
将来の希望が持てなくなったという事で、離婚。
息子さんを連れて実家に帰ったといいます。
そんな彼女が、
なぜ、またその彼との再婚を考える様になったのか。
それは離婚してから1年程経った時、
彼が突然腰の痛みをうったえて病院に行ったところ、
腹部大動脈瘤が発見され、破裂する危険もある大きさだったので即入院したのです。
その後、心臓の血管にも異常が見らえ、バイバス手術を受ける事になり、
大病院に移されて手術したといいます。
かなりの大手術だった様で、手術の日、
離婚した彼女と息子さんも呼ばれて、心臓を一度止める事があるので、
万が一の時があると医者に言われたといいます。
手術は成功したのですが、その後かなり入院したそうです。
彼女は手術の当日だけしか行きませんでしたが、
息子さんは、毎日曜日には、バスで父の元にお見舞いに行ったといいます。
その後、彼の経過は順調で、
仕事に復帰したそうです。
そんなある日、毎日曜日に父親の所に行っていた息子が、
変な事を言い出したのです。
「お父さん、ギャンブルを辞めたよ。」と言うのです。
それに加えて息子は、
「お母さんは、お父さんのギャンブルが嫌いで別れたんでしょ。
ギャンブル辞めたら、また一緒になれる?」と聞いてきたのです。
彼は息子を通じて、再婚を打診してきたのです。
聞くと、日曜日には必ず競馬場かパチンコに行っていた元夫は、
今では、息子と遊んでくれるといいます。
この前の日曜日には、動物園に連れてってくれたというのです。
その後、子供を迎えに行くという口実で、
2度ほど元夫と会ってみたのですが、
確かに以前の夫とは、何か違う感じは受けました。
でも、今までギャンブル狂いだった人が、
そんな急に治るとは信じられないのです。
聞くと、病気の治療にかなりのお金がかかり、
借金もあるようです。
母や友人に相談すると、
「入院で独り身の辛さが身に染みたんじゃない。
面倒見てくれる人が欲しくなっただけよ。
貴方の稼ぎで借金が亡くなったら、またギャンブル始まるわよ。
止めときなさい。」
と口々に反対されました。
「先生はどう思われますか?
私は再婚しても大丈夫でしょうか。
それともやはり再婚は止めた方がいいでしょうか?」
そんな電話相談だった。
後半は、明日のブログに続く。