●愛猫の呪い






占いの仕事をしていると、

たまにペットの事も相談される事がある。

時にペットは家族以上の存在になっている事さえあるからだ。








しかし、今日お話しする相談は、

それらの相談とは、真逆の相談だった。







 


今まで飼っていた猫の呪い

家族が苦しんでいるというのである。











 


それはある主婦からの電話相談でした。






彼女は、家を購入したら、一度猫を飼ってみたいという思いがあり、

引っ越した後、すぐに猫を買いに行ったといいます。

そして、可愛いアビシニアンという猫を買いました。






店員さんから、この猫の種類はおとなしくて、

あまり大きな声で鳴く事が無いし、遊ぶのが大好きな猫ですと説明され買ったという。



トイレも直ぐに覚えて、家具をあまり引っ掻く事も無く、

とてもお利口さんな猫で、

娘の提案でコロンと名付け、家族中で可愛がったといいます。





 


ところが、飼い始めてから3年が過ぎた秋の事でした。

それまでは、うんこもおしっこも自分でトイレに行って、ちゃんとしていたのですが、

おしっこを、色々な場所で粗相(そそう)してしまう様になったのです。





直ぐに動物病院に連れて行ったそうですが、

医者からは、ストレスが原因ではないか言われ、

またトイレの始末は毎日する事と、トイレの掃除は月に1度はするように言われたといいます。




しかし、その後もおしっこの粗相は続いたといいます。

粗相を除けば、普段は今まで通り、とてもいい子で、

昔と変わらず可愛いのですが、





ある日、ご主人が読みかけだった本の上に粗相してしまい、

それに怒ったご主人が、かなりキツク怒って、その日の食事を抜きしたといいます。



さすがにその時は悲しい目をして、こちらを見ていたといいます。








 

その翌日でした。






奥さんが2階で布団を干していた時、

開けていた所からベランダに出て、

なんとそこから庭にジャンプして、脱走したのです。





直ぐに彼女は1階に降りて探したのですが、見つかりませんでした。

学校から帰った娘や息子も、近所中を探し回ったのですが、

結局それ以来、コロンは家に戻って来なかったといいます。





 

 


娘には私の不注意や、主人が怒り過ぎたのではないかと責められました。






猫の安否が不明のまま、1ヵ月が過ぎようとしていた時でした。







 

コロンは野生で暮らした事が無いので、

その後、どうして暮しているのか、死んだのではないのかと、

そんな絶望的な話題にも触れる様になっていた頃でした。




 

猫の復讐が始まったのです。










 

初めは息子でした。








息子は6歳ですが、今までおねしょなどした事が無かったのに、

突然、2日続けてオネショをしたのです。

さすがに息子もショックだった様でしたが、

まだこの時は、まさか猫の復讐だとは思いませんでした。








ところが3日後、娘もおねしょしたのです。

娘はもう9歳だったので、さすがに病気かと思いました。





 

でも、兄妹が続けざまにオネショするなんて、

食事が悪かったのではないかと主人に言われ、様子を見る事に・・・




しかし、その後も息子や娘のオネショは、時々続きました。

とりあえず息子だけ医者に連れて行くと、夜尿症という診断。





主に食事によるケアをするように言われたといいます。




 

例えば、便秘をしない様に食物繊維を多く取る事や、

余り塩分を取り過ぎないようにする事や、

昼間は十分に水分と取るが、カフェイン系の飲み物(お茶、紅茶、コーラ等)は止める。

夕食後は水分を減らし、寝る前に必ずトイレに行く事などだったといいます。







 

しかし、子供が夜尿症になる原因は、

今でも完全に解明されていないのだとの事でした。












食事療法と徹底しても、時々子供達はおねしょをしました。






やがて、これはただ事では無いと感じる出来事が起きたのです。











ある日、奥さんもおねしょしてしまったのです。


彼女の人生で初めてだったといいます。






夫に話すと、

実は先月、夫も昼間電車の中で失禁したと言うのです。








これはおかしいとなりました。






そういえば、


全ては、猫のコロンの粗相を叱って、失踪してからの出来事です。





外では生きていけず、のたれ死んだコロンが復讐している。

私達に起きている現象を見ると、そうとしか思えなくなりました。




それから子供達も私も、急に怖くなって、


今まで飾ってあったコロンの写真を、


全部集めて押し入れに仕舞い込んだといいます。






 

また、これは家族内だけの問題に留まらず、

娘や息子の今後の人生にも大きく関わっているという。

あれから娘は、お友達の家に泊まりに行けなくなったばかりか、

来年あるであろう、臨海学校へも行きたくないと言い出したのだという。






猫の呪い解く方法は無いでしょうか?











 

そんな切羽詰った、電話相談だった。


後半は、明日のブログに続く。