●元アメリカ軍人さんの自宅
神奈川県のほぼ中央に、厚木市がある。
私が東京にいた頃、一度だけ厚木に住まわれている方から相談を受けて、
自宅に伺った事があった。
ただ、厚木周辺には心霊スポットがいくつかあり、
友人との話にはよく出ていた。
(厚木市付近には、結構知られていない心霊スポットがある。
https://www.google.com/maps/d/viewer?msa=0&ie=UTF8&mid=zTijkRuXIKSs.k3e_oWF2ffXQ)
相談内容は、ご主人がこの家に引っ越して来てから、
体の調子が悪くなり、仕事もうまくいかなくなったという。
普通、こういった相談では、わざわざその家まで行く事は無いのだが、
話を聞くと、ちょっと興味が湧いてきたので、
一度その家を見てみたいと思ったのである。
もともと、この家に越して来るまでは、
ご主人の貿易の会社も順調で、飛ぶ鳥を落とす勢いだったという。
仕事で稼いだお金で、この一軒家を買った訳だが、
それからが、良く無かったというのだ。
そこで、私の所へ相談する前に、
他の占い師の方にも診てもらったという。
すると、ご主人と家の相性が悪いと言われたという。
聞くと、購入した一軒家は、元アメリカ軍人さんの自宅だったそうで、
日米戦争で亡くなった御先祖様の関係で、ご主人とこの家の相性が悪いと言われたという。
なるほどね。
そういう事もあるのかもしれないな。と思った。
ただ、よく話を聞いてみると、疑問も残った。
ご夫婦には2人のお子さんがいたが、
家には仏壇は無く、奥さんもご主人もクリスチャンだったのだ。
また、奥さんの祖父母は確かに日米戦争で亡くなっていたのだが、
ご主人の祖父母はまだ田舎で健在なのである。
つまり、日米戦争で亡くなった御先祖との関係なら、
異変は奥さんに起きるはずではないだろうか。
まぁ、ご主人が不調になれば、奥さんにも100%影響するので、関係無いとはいえないが、
なんとなく、原因は他にあるような気がして、確かめたくなったのである。
依頼主の自宅は、
厚木飛行場の近くにあった。
庭の広さが目立つ、平屋の家だった。
ここに来るまでは、家にどんな秘密があるかの考えもつかなかったが、
意外にも、この家に一歩足を踏み入れた瞬間に、
悪い所が分かってしまった。
こんな事は珍しい。
なにしろ、玄関を開けて、一歩足を踏み入れたら、
落ちたのである。
つまり、外の土地よりも玄関の中の床が低いのである。
目算だが20cm位低いだろう。
「えっ? どうして玄関の床がこんなに低いのですか?」と聞くと、
業者に頼んで、わざわざ玄関床を掘ってもらったという。
「なんで?」と聞くと、
元々アメリカの方は、日本人の様に靴を脱ぐという習慣が無いという。
だから、この住宅の前の住人も、
玄関から家の中までずっと靴を履いて生活していたという。
したがって、玄関はドア1つという概念である。
ところが、この家を買ったご主人は、
最初の頃は、玄関のドア付近に靴を脱いでいたものの、
やはり、ちゃんと靴を脱ぐ玄関の方がいいと言い出し、
日本風の玄関に改造したのだ。
家全体の床を高くする訳ににもいかず、
結局玄関にしたい部分だけ、土を掘って、
その低くなった部分を土間としたのである。
結果、玄関ドアを開けたら低くなる構造の玄関の出来上がりである。
しかし、頑張って作った玄関ではあるが、
ご主人がこの家に引っ越して来てから、
体の調子が悪くなり、仕事もうまくいかなくなったという原因はこの玄関です。と指摘した。
実は、玄関の土間が、
周りの土地と比べて低いと、それは悪い玄関家相となるのである。
玄関はご主人の運勢に影響しやすく、
結果、ご主人の体の調子や仕事運に影響したと思われる。
彼女は、それを聞いてどうしたらいいのか聞いてきたので、
まずは、周りの土地と比べると、10cmは低いので、よく図ってから、
周りの土地よりも高く、
そして家の床よりも低くなるように土間を調整する様にアドバイスした。
この様なケースは、滅多にないのだが、
たまに、斜面の土地に家を建てる時に、
斜面を削って玄関を作る時、その玄関が周りの斜面よりも低くなってしまう事がある。
この場合も、同じ理由でご主人の仕事運や健康運が悪くなるので注意したい。
貴方の玄関、
周りの土地より低くなっていませんか?
END