●不気味な婚約





私達の様な占い師の所へ相談に来る独身の方々は、

大抵が彼氏がいない方や、付き合っている彼氏はいるけど、まだ結婚の話は無いなど、

ほとんどの方が、結婚に一抹の不安を抱えています。






ところが、ある日電話してきた彼女は違いました。

婚約中だというのです。






 

婚約中といえば、幸せの絶頂期だと言っても過言ではないでしょう。

しかし、彼女は違ったのです。













彼女から聞いた話をまとめるとこうでした。



 

 

彼女は病院で働いているとの事でしたが、

看護婦では無いそうです。病院の受付兼事務をしているとの事でした。

ある日、男性が入院してきたそうです。

重い胃潰瘍の治療、他に精密検査などでの入院でした。

彼が退院の日、彼女が受付にいました。

彼は会計を済ませると、病院の駐車場と病室を行ったり来たりしていたそうです。

独身だったので、一人で荷物を車に入れに往復していました。






しばらくして、もう彼は帰ったと思っていた矢先、

突然彼が、受付にやってきて、

「車の鍵が無いんです。落し物の届は出ていませんか?」と言ってきたそうです。

今日の落し物の届け出はまだ無いのは分かっていたので、

午後の暇な時間帯でもあったので、彼と一緒に車の鍵を探してあげる事にしました。

彼女は、病室から駐車場までを丹念に探しましたが見つかりません。

ただ確かな事は、

荷物を載せる為に、今日車を開けているので、鍵はどこかに存在するはずです。



じゃあ荷物の中にあるのでは、と思い、

一緒に荷物の中を全部探しましたが、ありません。





最後に彼女が、小銭入れの中はどうですか?と尋ねました。

すると、なんと車の鍵は小銭入れの中にあったのです。




以前、病院のお客さんが薬が無くなったと騒いだ事があり、

結局その薬が小銭入れの中に間違って入っていた事があったのを思い出したのです。






どうやら彼も会計の時に、

もらったお釣りと一緒に握っていた車の鍵を小銭入れに入れてしまった様でした。

その時は、それだけだったのですが、

2ヵ月程経ったある日、

彼女がスーパーで買い物をしていると、偶然そこに彼も買い物に来ていて、

二人はばったり遭ったそうです。





あの時はどうもありがとうございました。

見つからなかったら、タクシーで帰る所でした。

丁度夕食の買い物をしていた彼女でしたが、お礼にと、

彼と食事をする事になったそうです。



それから1週間後、彼が再び病院に来た日も食事に行きました。

検査結果は悪く無かったものの、まだ彼は本調子では無い様子でした。

その日から、段々とデートする様になり、

1年後に二人は婚約したのです。







 

 

ところが、婚約してから今度は彼女の体調が悪くなったといいます。

婚約してから2週間で4kgも痩せたといいます。

それだけではなく、1ヶ月後には、

胃が痛くなったので、検査すると胃潰瘍だと診断されました。





また、目も悪くなったといいます。

彼との食事の約束も2回も1時間遅れたのも、

時計を見間違えたのですが、それが何度も確かめて間違いだったそうで、

直ぐに眼医者に行くと、ものもらいだと言われたといいます。

それからも彼女は痩せ続け、あれから10kg痩せたといいます。







 


そんな彼女には、気になる事が2つあるのだといいます。

■1つは病気の事でした。

婚約してから彼女が胃潰瘍になったのですが、

実は、彼が入院したのも胃潰瘍だったのです。

それが、婚約までずっと調子が悪かった彼ですが、

婚約してから調子が良くなり、すっかり治ってしまったというのです。

それと同時に今度や彼女が胃潰瘍になるという不思議な現象。

もちろん、私は看護婦ではありませんが、病院関係者ですので、

胃潰瘍が人から人へ移るなどとは思いませんが、ちょっと不気味なんです。


 

■そしてもう1つは、目の事。

時計を見間違えて、彼との食事の約束を2回も大遅刻したのですが、

実は、家を出る前に、

亡きお祖父ちゃんに彼との事を応援してねとお願いした後に起きたといいます。

これは、もしかして、亡きお祖父ちゃんが、

彼との結婚を反対しているのでは?と考えてしまいました。

彼と婚約してから急激に痩せるという現象も、

亡きお祖父ちゃんが、結婚に反対しているからでしょうか?



 


そんな電話相談でした。







話をざっと流し読みすると、贅沢な悩みにも聞こえる人もいるだろう。

幸せ過ぎて不安になり胃潰瘍になったという人も聞いた事があるし、

また、胃潰瘍になると痩せる場合が多いという。




 

 

 


この時はまだ、





婚約と同時に彼の胃潰瘍が良くなり、

彼女が胃潰瘍になったのは、




 

ただの偶然だと、私は思っていた。






 

 

 

 

 

 

 

 











 

 

 

まさか、そこに邪悪なものがいたとは・・・・


後半は、明日のブログに続く。