●動物小屋



 

昔、PTA役員の方を介して小学校から依頼を受けた事ありました。

依頼内容は、動物小屋の取り壊しについてでした。






その小屋には、特別な事情があったのです。





 

 

その小学校では、

学校の裏手に、ウサギの飼育小屋があり、

教育の一環から、子供達に生き物に触れ合う事によって、

命の大切さなどを学んでもうらという観点から、

エサやりや小屋の掃除まで、子供達が当番制でやっていたといいます。

一匹ずつに名前をつけて、可愛がっていました。








 

ところがある時、

不届き者が、柵を壊して中に入り、ウサギを殺してしまったのです。





小学校は休みの日にも校庭には、何人かの子供達が遊びに来るのですが、

学校の裏手に来る人は少なく、夜となると皆無となります。

どうやらそこを狙われた様でした。





子供達のショックは大きいもので、

泣く子供や、学校を休む女の子まで出たといいます。






ウサギ達が殺されてから、

その動物小屋に新しい動物が来る事はありませんでした。





警備体制を整えるのは難しく、

それにまた同じ被害が出た場合、子供達に与えるショックは計り知れないとの事でした。




その内、その動物小屋を取り壊わす計画が浮上したといいます。







ところが、そんな時、

ある不思議な噂が、小学校で広まっていたのです。







複数の小学生が、

何も居ないはずのウサギの小屋の中に、

ウサギいるのを見たというのです。






そして、近づいてよく見ると、消えて居ないのです。







それはきっと、無念にも殺されたウサギの幽霊ではないか。

そう子供達の間で、噂されていたのです。






 

そこで、このままウサギ小屋を取り壊したら、

子供達に災いが起きるのではないかと心配したPTAの一部の方が、

たまたま私を知っていて、

ウサギ小屋を安全に取り壊す為に、どうしたらいいかと相談してきたのでした。







 

そんな因縁のあった動物小屋だったのです。








さっそく私は、朝10時にその小学校に行って見てみました。

校門の所で、PTAの方と会い、

そのまま学校裏のウサギ小屋を見に行こうとすると、

呼び止められ、一度職員室に挨拶に行かないといけないと言われてしまい、

また、ウサギ小屋の鍵も職員室にあるといいます。






担当の先生が戻るまで、20分位あり、

その間、教頭先生に挨拶して待ちました。




聞くと、ウサギ飼育の担当は、小学生全員がしている訳では無く、

4年生が世話をしていたという事で、小屋の鍵も4年生担任の先生が保管していました。




その後、先生が直接ウサギ小屋を案内してくれました。





裏手にあるウサギ小屋は、

そんなに大きなものでは無く、畳6畳ほどの大きさでしょうか。

ブロックが2段積まれた上に、緑色のフェンスに囲まれた小屋でした。

フェンスの一部が、ペンチの様な物で切られていて、

人が入れる様になっています。簡単に針金で結んでありますが、

ウサギを殺した犯人は、

予めフェンスを切る事が出来るペンチを用意していた悪質なものでした。



 

朝10時と言う事もあり、

小屋の中に入っても、特に何も感じませんでしたが、

惨殺されたウサギ達の霊が、安らかに成仏出来ずにいる可能性は十分ありました。

亡くなった後に、数人の子供達が見たというウサギも、

多分成仏出来ずにいる殺されたウサギの霊だと思われます。





今回は、惨殺されたという経緯もあり、より丁寧に行いましたが、

これは例え病死や自然死であっても、

亡くなった動物小屋には、亡くなった動物の念が残っています。

その念を取り除く為にも、小屋を取り壊す前に、



以下の供養が必要となります。



■まず、塩を小屋の周りと小屋の中、小屋の屋根にまきます。

■次に、小屋の真ん中に10cmの穴を掘り、

そこにコップ1杯のお酒を注ぎ、ウサギが亡くなっていた場所にもお酒と塩をまきます。

■真ん中に生前のウサギの写真があれば、写真を、そして短冊にウサギの名前を書き飾り

その前に水と、普段ウサギにあげていたエサを置きます。

先生に聞くと、普段は乾草とベレット、

それに家から人参やキャベツなどを生徒が持って来ていたというので、

それを置く様にいいました。ウサギが食べやすい飲みやすい様に、

机の上などではなく、地面の上に置きます。

■真ん中に空き缶に柔らかい砂をいれたものを置き、

半分に折ったお線香を亡くなったウサギの数だけ点します。

「どうか成仏して天国にいって下さい。

 今度生まれ変わる時は可愛がってもらって長生きしてください。」と手を合わせます。

塩とお酒は最初の一回でいいですが、

その他の事は、1ヵ月行います。

最後のお別れなので、担当していた4年生の子供にも手を合わせる様に勧めました。



 

これを行う事によって、

亡くなったウサギ達が、成仏の道を歩み始めやすくなるばかりか、

学校関係者や子供達に霊障が及ぶ事も無いでしょう。



 


犬小屋の取り壊しも、上の様な要領で行います。




 

これで終了ですが、

ここで、よくこんな質問を受ける事があります。



それは、

殺されたウサギ達を、無事成仏への道へ導いたら、

殺した犯人は、誰が罰するのか、

殺し徳ではないのか。と、









まぁ、そっちの方は心配しなくても、大丈夫です。

殺した犯人は、いずれその報いは受けるはずです。

なぜなら、殺した時、誰も見ていないと思うでしょうが、

実は、殺した犯人の守護霊や先祖霊は見ています。

その瞬間、守護霊が「お前はもうダメだ。」と離れて行ったり、

先祖霊に見捨てられ、その後、当分誰も守ってくれないという状況が来て、

その隙に、悪い霊や不成仏霊に憑りつかれてしまい転落の人生になる事がよくあります。



 

よく悪い事をすると、神様が見ているよ。

と言われて、そんな神様が世界中沢山の中の

たった1人のオレの行動を見ている訳が無いと豪語する人がいますが、





見ているのは、その人の守護霊や先祖霊だったりします。



 


でもね。

逆に言えば、





 

 

人が見ていない所で、

良い事をしている貴方の姿も、ちゃんと見ているんですよ。



だから、人知れず良い事をしている貴方、頑張って!

END