●姑のハートをつかめ!
このお話は、昨日のブログ(●夫婦喧嘩の意外な原因)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12051646039.html)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
愛知県に住んでいる主婦の方からでした。彼女は東京に出張中の彼氏と出会い、
その後、1年間、彼女の家で同棲したのち、二人は結婚しました。
それから1年経った時、彼が本社に呼び戻される事になり、
それを機に、愛知県にある彼の実家で暮らす事になりました。
彼の実家では、彼のお母さんが一人暮らししていたので、
この転勤を機に、一緒に暮らしたいと願ったのでした。
つまり、姑との生活になるわけですが、彼のお母さんとは、何度か会っていて、
とても優しいお母さんだと思っていたし、
家が県内にあるのに、わざわざ賃貸で家を借りるのも無駄だと思い、
彼女も彼の実家で3人で暮らしを、始める事に同意したのでした。
彼女としても、東京で勤めていた会社を辞めてくるので、一大決心でした。
彼と彼女は、出会ってから2年間、
それらしい喧嘩もした事も無く、とても気の合った夫婦でした。
少なくとも、彼女はそう思っていました。ところが、彼と彼のお母さんとの同居が始まってから、
段々と夫婦関係が、良く無くなっていったのです。
出会ってから2年間、喧嘩もした事が無かった夫婦が、
姑と同居が始まってから、急に喧嘩が多くなって、
彼女は何度、ひとり東京に帰ろうかと実家のお母さんに泣きの電話を掛けたかわかりません。
その度に、お母さんに説得され、励まされたといいます。
義母さんは、亡きご主人に年金で暮らしていますが、元々がケチな人だと彼女はいいます。
初めの頃は、買い物に行く時に、地元のスーパーやお店を案内してくれるという事で、
色々と案内してくれて、すごく助かりました。
そのお礼と言ってなんですが、スーパーで買い物をした時に、
義母さんがかごに入れていた惣菜が3点あったので、一緒に払ってあげたそうです。
それに気を良くしたのか、それ以来、私と夫が休みの日に、
スーパーなど買い物に行く時は、必ずついて来て、
自分が欲しい物があると、夫に頼みついでに買ってもらうのです。
多少の食料品なら我慢できますが、高い化粧品なども、すべて私達の家計からの出費に・・・
それも、今まではそんな高い化粧品類などは使っていなかったのにです。
私達の出費となると、値段の見境が無いのでよけい頭にきました。
夫に言うと、化粧品くらい、いいじゃないか。と逆に私の心が小さいみたいに言われるのです。
また、夫は久々の本社勤務という事と、
部署が変わったというのもあり、実家に引っ越してからは、
毎日の様に残業残業で、夜遅くなるのが常になっており、
夫婦の会話も減っていたといいます。
そんな夫とも、些細な事がから喧嘩をする様になり、
昔は夫が仕事から疲れて帰ってくるまでは、どんなに遅くても起きていたのに、
今は、12時を回ったら先に寝てしまうという生活に・・・
まだ子供でもいれば、二人のカスガイになり、気分転換にもなったでしょうが、
姑との3人暮らしだと、どうしても、2人対自分ひとりとなってしまい、
追い詰められた気分になったといいます。また、子供がいない分、
離婚という2文字の選択肢が容易に脳裏に浮かんできます。
あれほど仲が良かった夫婦が、今や離婚の危機です。
こうして彼女は、私に相談してきたのでした。私は彼女の話をずっと聞いていましたが、
なんかどれも、特に深刻な喧嘩の原因に思えませんでした。
彼女が話した中で、一番大きそうな出来事を上に書きましたが、
それでも姑が買う化粧品の事です。
それでも、自分の母親だと思えば、可愛いものじゃないですか。要は考えようです。
一応、姑と暮らし始めてから夫婦関係がおかしくなったと彼女は訴えていたのですが、
それは同時に、彼女が彼の実家に住み始めてから、おかしくなったとも言えますので、
一応家相を聞いて診てみました。すると、1ヵ所だけ気になる部分がありました。
そして、その部分は、夫婦関係が壊れるという家相だったです。
まず最初に、彼の実家の家相を診たのですが、
特に問題はありませんでした。
そこで、家具を加えた見取り図を見たところ、
1ヵ所だけ気になる部分がありました。
それは、仏間でした。
6畳の仏間で、
亡くなったお父さんを供養する為に買ったもので、
彼女が引っ越して来る前は、特に問題の無い仏間でしたが、
彼女が引っ越して来た時に、彼女も小さい家の仏壇を持参してきたのです。
彼女が嫁ぎ先に、仏壇を持ちこむ事じたいは悪くないのですが、
その置き場所に問題があったのです。
彼の実家の6畳の仏間は、
多分当初から仏間様に、仏壇が置かれる場所が作られていたのでしょう。
大きな立派な仏壇と、その横に広い立派な床の間がある仏間でした。
なので、その仏間にもう1つ仏壇を置こうとすると、
どうしても、他の壁に着けておくことになります。
1方は窓で、1方は障子だったので、
彼女は、しかたなく残りの壁につけて仏壇を設置しました。
ところが、そうなると、
2つの仏壇は、向かい合わせの配置になってしまったのです。
つまり、実家の仏壇も、彼女が持って来た仏壇も、
常に四六時中、相手の仏壇を見つめる格好になってしまったのです。
こうなってしまうと、仏壇同士が対立を起こし、
両家の人の喧嘩が、起きはじめるのです。
仏壇は、2つあっても構わないのですが、
決して向かい合わせに置いてはいけないのです。
祀られた仏様の性格にもよりますが、
夫婦喧嘩が起きやすくなる場合が、とても多いのです。
また、聞くと、
彼女の日頃の仏壇の接し方にも問題がありました。
彼女は今までの習慣通り、
朝起きると、自分の仏壇に挨拶をし、
お水とお線香をあげていたのですが、
それが終わると、実家の仏壇にも挨拶をしてお水をあげるという順序でした。
それは、何か食べ物やお菓子を供える時も同じだったといいます。
つまり、先に自分の仏壇。そして、次に夫の仏壇という順序でした。
しかし、その順序は逆であるべきでした。
彼女は現在夫の実家にいます。嫁に行った身です。
持参した仏壇も、いわば居候の身です。
その場合、常に夫の仏壇の供養を先にすべきです。
通常は、苗字を名乗っている方を先に供養するべきなのです。
だから、彼女は嫁に行って、苗字は夫の苗字となっていますので、
夫の家系の1人となったのですから、夫の家系の仏壇の供養を先にします。
逆に夫が、妻の家に婿養子に入ったのなら、妻の仏壇の供養を先にします。
もし、神棚がある家なら、
神棚を一番先に挨拶します。
なぜなら、例えば、仏壇でお祖父ちゃんを供養していたとします。
すると、もし神棚より先に仏壇のお祖父ちゃんに挨拶をすると、
お祖父ちゃんは悲しく思う時があります。
というのは、お祖父ちゃんが生前の時は、
お祖父ちゃんは神棚にお詣りして一日が始まっていたと思います。
ところが、その神棚よりも自分を先に祈っている現状を気持ちよく思わないのです。
彼女が持参した仏壇を、仏間に置いたのは理かい出来る事ですが、
向かい合わせにしか置く場所が無い場合、
なにも仏間に仏壇を置く事にこだわらなくてもいいです。
寝室でも居間でもいいのです。
彼女には、仏壇を寝室に移動させる様にアドバイスしました。
あえて、仏壇を置いてはいけない場所を言えば、
キッチン、トイレのすぐ横。
押し入れの中、物置の中、階段の下です。
ここまで読まれた方の多くは、
うちは仏壇が2つも無いから、関係ないや!
とか、
うちは仏壇が無いから参考にならないや!と思われた方もいらっしゃるでしょう。
でも、実は彼女にもう1つだけアドバイスした事がありました。
それは食事中の事でした。
彼女は、普段から姑との言い合いなどで、
仲を悪化させていると言うので、
聞くと、それは食事中によく小言等を言われるといいます。
そこで、食事中の座る配置を聞いてみると、
長方形のテーブルに、彼女と姑が対面する配置に座って食事する位置でした。
対面する位置というのは、意見を言いやすい位置なのです。
こういう場合、姑と対面する位置を止めて、
姑の左隣りの方に席を変えると、小言が少なくなります。
つまり、姑の心臓の方に座ると余り攻撃されなくなるのです。
これは夫に対しても同じで、
もし、最近夫と喧嘩気味だとか、
夫と言い合い気味だと言う場合は、対面する席を横にずらすとか、
思い切って、夫の左隣り(心臓の方)に座る事で、仲が元通りになる事があります。
逆に、夫との会話が少ないという場合は、対面に座った方が会話は増えます。
いずれにしても、時々席を変えるのも変化があっていいと思います。
急に変えるのも不自然と思われる場合には、
例えば、姑の好きな花を、自分が元座っていた場所に飾って食事をすれば、
姑の目の前に好きな花が飾られた食卓になり、
雰囲気アップ+席も不自然なく変えられて良いかと思います。
食事は毎日の事ですから。
こんな小さな事でも、積み重ねで変化するものです。
いつも言い合っている兄弟も、対面の食卓位置にしなくなったら、
余り喧嘩しなくなったというケースもありました。
また、夫や姑のごはんの御代わりや、
お皿を下げる時に、正面の対面位置からではなく、
そっと心臓側の左から近づき、渡したり、下げたりしましょう。
これは普段、姑と一緒に歩く時も、姑の心臓がある側に立ち、
姑が座っている時も、姑の心臓がある方から近づき、心臓側に座る。
その方が好印象を与えます。
要は、つまらない言い合いをするよりも、
そっと、相手の、
ハートをつかみましょう。
END