●「いただきます。」




 


このお話は、昨日のブログ(●毎朝、お爺ちゃんが迎えに来る)の続きです。

 

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12045087141.html

 


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ



ある日、寝言についての不思議な電話相談が寄せられました。

相談者は大学生の女性です。彼女の話によると、半年前から彼女のお父さんが、

夜になると謎の高熱を出して寝込むそうです。


昼間働いている時や、夕方は特に問題無いのですが、

夜寝る頃から熱が出始めて、そのまま寝込んでしまうのだそうです。

医者に行って薬をもらっても、それは治らず、もう半年もそんな状態が続いているといいます。

熱については、朝起きた時には平熱に戻っていて、

会社を休むまでの事は無いのだそうですが、1つだけ気になる事があるのだといいます。

現在、彼女はお父さんとお母さんと彼女の3人暮らしですが、

5年前までは、お爺ちゃんと一緒に暮らしていたといいます。

お爺ちゃんとは、お父さんのお父さん、彼女にとってはお祖父さんになりますが、

そのお爺ちゃんは、亡くなる前日、やはり高熱が出て、朝そのまま亡くなっていたといいます。

彼女にとっては、現在のお父さんの症状と少し似ているので、

毎朝、お父さんが生きているのかいつも気になってしまうという。

そして、最も不気味なのは、朝方お父さんが言う寝言だという。

その寝言を最初に聞いたのは、彼女のお母さんだった。

それはこんな寝言だったという。「おとうさん、おはよう。」

お母さんは、その時、ああ、お父さんはきっと、

亡くなったお祖父さんの夢でも見ているのだろうと思ったと言う。

ところが、その「おとうさん、おはよう。」という寝言は、高熱が出た夜は、毎回言うのだという。

気になったお母さんは、日曜日に起きた夫に聞いてみた。

すると、夫はそんな寝言を言った覚えも無いし、親父が出来た夢も見た事が無いというのだ。

それを聞いて、より不思議に感じた母親は、それを娘である彼女に言った。

すると彼女は、その話が本当かどうか、確かめたいという事になり、

今度お父さんが、その寝言を言い出したら、私を起こしに来て!と言ったという。

その日は直ぐにやってきた。直ぐに娘を起こして、一緒にお父さんの寝言を待ったという。

すると、「おとうさん、おはよう。」母の言う通り、父は確かに言ったのです。

「おとうさん、おはよう。」と。それも、その声のトーンは、いつものお父さんの声とは違い、

何かまるで腹話術の様な、声のトーンだったといいます。

電話口で、彼女がその時の声を真似して「おとうさん、おはよう。」と聞かせてもらいました。

確かに何か違和感のある、普通の大人の男性の声には聞こえません。

腹話術の様な声というのものうなずけました。5年前に亡くなったというお祖父さんは、

お父さんと週に3回はお酒を酌み交わす程、生前仲が良かったといいます。

そんなお爺ちゃんは、なぜ毎朝、お父さんの所に現われるのでしょうか?

また、お爺ちゃんが亡くなった時と同じ様に、父は高熱が出てから夢に現れるというのは、

お父さんを迎えに来ているのでしょうか?     そんな電話相談だった。

不思議な高熱。そして、毎朝言う寝言、「おとうさん、おはよう」。

いったいこれは何を意味しているのだろうか。この時点では、私もまったく分からなかった。

































 

 

 

だいたい「おとうさん、おはよう。」って、

ただの朝の挨拶だ。







守護霊からの伝言でもなく、何かの警告でもない。挨拶そのものだ。






 

 

しかし、だからこそ変だとも言える。







 

そんなただの朝の挨拶を、なぜ毎日毎日言うのだろう。






意味が分からない。







毎朝、夢の中にお父さんが現れたとしても、

毎回「おとうさん、おはよう。」はないだろう。

たまには「おとうさん、今日は機嫌良いですね。」とか、

「おとうさん、おはようございます。」とか、違う言葉はないのか。




毎日同じ言葉「おとうさん、おはよう。」というのも逆に不気味に感じる。


また、普段の本人の声ではなく、腹話術の様な声とは、

何か意味があるのだろうか。





 

こういう風に、手がかりに乏しい時は、

その不思議な現象が、最初に始まった時が、大きな手掛かりになる事が多い。

そこで、彼女に聞いてみた。





「お父さんが、最初にその変な寝言「おとうさん、おはよう。」を

 言い始めたのは半年位前からという事ですが、確かですか?」





すると、彼女は、

「はい、母が言うには、半年位前からだと言っていました。」





「そうですか。では、

 半年前頃、何かお父さんに変わった事はありませんでしたか?」







 


すると、彼女は変な事を言い出した。







 


「半年前頃ですが、

 

 家で飼っていた鳥を、父が死なせてしまった事がありますが、

 関係ありますか?」という。





 

「どんな鳥ですか?」








彼女が言うには、その鳥は、ピーと言って、

黄色いセキセイインコだという。




ただ、とても頭のいいセキセイインコで、よく言葉を覚えたという。


始め鳥を飼う事を反対していた父も、何度もお願いして、

拝み倒して飼える様になったという経緯があったので、




そんな父にも、好かれる様にと、

朝父が起きて来たら、「おとうさん、おはよう。」という言葉を覚えさせたという。




それからピーは、父が起きて来たら、ちゃんと

おとうさん、おはよう。」と挨拶したという。



最初は、それを聞いて苦笑いしていた父だったが、

段々別に気にしなくなっていったという。




 

そんなある日、事件が起きた。







父がお茶を飲もうとしている時に、

ピーが床に落ちていた紙クズを、なんと父がいれたお茶の中に落としたのである。

カッとなった父は、その入れたての熱いお茶をピーにかけたのだ。

結局ピーはそれがもとで死んでしまったという。





 

私はその話を聞いて、

可愛そうに、ピーも悪気は無かったと思うと同時に、

「その時、お父さんは、ピーに謝りましたか?」と聞いてみた。







「いえ、父は何もいいませんでした。」





私はこれが原因だと思った。

腹話術の様な「おとうさん、おはよう。」という寝言。

謎の高熱

そして、その全てが半年前、ピーが死んでから始まっている。










とても偶然とは思えなかった。






その時に、精魂込めて謝っていれば、これほどの事にはなっていなかっただろう。

たかが鳥の命だと、馬鹿にしない方が良い。

酷い殺し方をすると、今回の様に霊障となる事があるのである。

特に人間と一緒に暮らしている鳥で、

なおかつ頭の良い鳥には、注意したい。





 

私は彼女に、

お父さんに説明して、

以前ピーちゃんを飼っていた場所に、再び籠を置き、

半分に折ったお線香を焚いて、

エサを置き、水を置き、毎日1ヵ月間、


心からピーちゃんに殺してしまった事を謝る様に言った。




これは他の人が代わりにやってもダメだ。


彼女は、父に言ってみると言って電話を切られた。





 

その後、彼女が父親を説得してちゃんと供養させたのか。

父親は、ちゃんと心を込めて出来たのか。


 


その後、連絡が無いので分からないが、

たかが一匹の鳥でさえ、殺してしまったら、ちゃんと謝っておく方が良い。






 

 

 

よくニワトリを殺して売っている人や、

食べている私達も同罪ですかという質問を受けるが、



殺しても、それが生きていく上での殺生なら霊障に及ぶ事は無いと思っていい。

その命を無駄にしていないからだ






問題なのは、遊びで殺している人や、

上の様に、殺してしまって謝りもしないし、

最後、ゴミ箱に捨てる人である。





 

ちなみに、

鳥料理などを食べた時、

「いただきます。」と言ってから食べると、なお良い。


この「いただきます。」は、作った人に言う言葉ではない。

命を犠牲にしている鳥などに向けて言う、感謝の言葉なのである。

疑問に思われる方は、下記を参照してみてください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%A0%E3%81%8D%E3%81%BE%E3%81%99

 

 

作った人には、

「ご馳走様。美味しかったよ。」と、一言いってあげましょう。

END