●隣の森
つい先日の5月26日、
「空き家対策特別措置法」が完全施行された。
最近も名古屋のゴミ屋敷が問題となって連日テレビで取り上げていたが、
まだゴミ屋敷なら、家主がそこにいるので、文句も言える。
しかし、誰も住んでいなく、
その家も崩れかけていて、幽霊屋敷の様になっていたら、
隣に住んでいる人達は、その家が放火されたり、
悪臭がしたり、ねずみの棲家になったり、
ましてや本当に幽霊が住み着くなどの心配が絶えない。
そこで、この「空き家対策特別措置法」が出来た訳である。
これは今まで、家があっても空家なら、
更地にするよりも税金が安かった。(固定資産税)
わざわざお金をかけて更地にすると、家があった時期よりも、
6倍税金が高くなる。だからみんな空家のままで放っておくのである。
そこでこれからは、空家も更地と同じ固定資産税率にしようという事になったのである。
それに加えて、その空家の基礎部分や屋根や外壁などに問題があり、
倒壊などの危険があると判断された家や、
ゴミ放置などで付近の家に衛生上の悪影響が及びかねないと判断された場合、
その家を「特定空き家」と判断し、
修繕や撤去を命令できる様になった。
命令に従わない場合は、行政が強制的に取り壊し、
かか費用を持ち主に請求出来るのである。
このニュースを聞いた時、思い出した相談があった。
以前、家相の相談を受けていた時期、
遠く栃木県まで出かけて行った事もあった。
朝早く家を出ても、帰って来るのは夜の10時という距離である。
高速道路を使うと、往復2万円以上になり驚いた。
まぁ実費は依頼者に払ってもらうのだからそこは問題無いのだが、
往復の日帰りでの車はキツかった。
後に友人の占い師から、
レンタカーのある駅を探して、そこからレンタカーで行くのがいいよと言われ、
ごもっともだと思った。
今日はその時の事を書いてみたいと思います。
事の発端は、
ある主婦の方からの相談だった。
新しく新築した家に住み始めて、まだ2ヵ月だというのだが、
家族の内、彼女の夫、祖母、そして彼女自身も、
次々と謎の頭痛がし始めるのだという。
彼女の家は、子供2人とご夫婦と祖母の5人暮らしで、
子供2人以外は、全員この家に引っ越して来てから頭痛が始まったという。
医者に相談しても、偏頭痛だろうという事で、
薬を処方してもらうのだが、それを飲んでも一向に良くならない。
次々に頭痛がしだし、彼女のご主人までもが頭痛になった時、
これはおかしいと思い始めたという。
なにしろ、この家に引っ越して来るまでは、
誰も頭痛になど悩まされていなかったものが、
この家に引っ越して、たった2ヵ月で、
子供を除く家族全員が頭痛の症状に悩まされる様になったのである。
これはこの家が悪いのではないか。
家相が悪いのではないか。
その後、私以外の方にも診てもらった様だったが、
特に問題は無いと言われたという。
しかし、納得がいかず今度は私に相談してきたというである。
さっそく家相を拝見したのだが、
はやり前の占い師が診た様に、
特段悪い家相ではなかった。
すると、彼女は、
それでは家相でなくてもいいから、
どうかこの家に来て診てもらいたいと言い出した。
家族3人が、次々と頭痛になるのは、何かこの家に問題があるはずだという。
そんな彼女には、気になっている事が2つあるという。
それは、問題が家相でなければ、
■この土地そのものが問題なのかもしれないのではないか。
この家を建てる前に、実はボロい空き家が建っていたという。
その家を取り壊して、今の新築の家を建てたんです。
その空き家を壊した事がいけなかったのではないだろうか。
■もう1つ気になるのは、
隣に森があり、なんとなく気持ちが悪い森だという。
まだ森の中に入った事は無いが、冷たい風が森から吹いてくるのだという。
こうして、私は初めて栃木県へ出張する事になったのである。
朝家を出て、途中パーキングエリアで少し早い昼食をとった。
高速を降りた時点で、一度彼女の家に電話。
昼食をとった事を話し、順調にいけばあと1時間位でいける事を伝えた。
実際は、彼女の家についたのは、
それから1時間半ぐらい後だった。
2階建ての新築の家の前に着いた時、
確かに隣に、森があるのがすぐに分かった。
暗い、雑草が生い茂る、入りずらい森である。
電話では、空き家を壊して新築の家を建てた事を気にしている様だったが、
私には、後者の森の事の方が気になり始めていた。
なんとなくだが、
この森は、
自然の森とは、何か違う感じがする。
そして、
直感で、なんとなくだが、
この森には、
何かいる!!
後半は、明日のブログに続く。