●再婚
ある日、こんな相談の電話がありました。
ある占いの先生に、結婚前に診てもらったら、
今のご主人と結婚のは良く無いから、直ぐに別れなさい。と言われたました。
でも、当時はとても彼の事が大好きで、結婚しました。
しかし、結婚して2週間後、
家でつまづいて、小指を骨折。
その後もあまり良い事はなく、
そして4ヶ月後の今、病院で胃がんと診断されたという。
結婚してから悪い事ばかり起きるのは、
やはり、彼との相性が悪かったからでしょうか?
そんな相談でした。
しかも、電話は病院からだという。
入院中に電話相談してきたのだ。
さっそく、彼女が気にしているご主人との相性を調べてみると、
確かに余り良くは無い。
彼女に色々話を聞いていくと、
今まで彼女はとても順調な人生を歩んできたという。
大学も国立に入り、就職も良い会社に入った。
ところが、災難の始まりを聞くと、
今のご主人と出会った時から、余り良く無かったという。
彼とデートすると、財布を無くしたり、携帯を落としたり、
たびたびついていない事が起きたりしたという。
結婚式の時は、まさかの両親が乗ったタクシーが事故で、遅刻というハプニング。
そして、結婚後は、
先に話した様な怪我や病気になったのである。
話を聞いていると、
彼女に対する出来事が、エスカレートしている気がした。
つまり、悪く捉えれば、
最初は警告として物を失くしたり、落としたり。
しかし、結婚後は怪我や病気など、深刻なものになっている。
しかも、結婚式を邪魔しているとも考えられた。
そこで、彼女に、
貴方にご主人以外に、結婚の約束をした恋人もしくは、
結婚したいと言い寄っている男性はいますか?
亡くなっている人も含めて。と質問してみた。
すると、そんな人はいません。ときっぱり。
では、ご主人に貴方以外の人で結婚を約束した恋人とか、
結婚する予定だったのに、亡くなったもしくは自殺した人はいますか?
と聞いてみた。
しかし、その様な人がいたとは思えませんという。
彼と付き合い初めて3ヶ月間の間に、
彼のご両親にも会わせてもらい、とても優しくされたという。
彼は仕事が終わったら、真っ先に会いに来てくれ、
休みの日は、毎回会っていたという。
だから、私以外に付き合っていた人などはいないと断言できると彼女は言った。
次に気になったのは、
家相である。
彼女は、彼の家に嫁いでから怪我や病気になったのであり、
それまでの彼女は、部活もバスケットをするなど、
医者いらずの健康体だったという。
しかし、家相を診る限り、何の問題も無い。
むしろ良い家相だ。
ところが、彼女は、
時々台所に立っていると、気持ちが悪くなる時があるので、
台所だけでも良く調べて欲しいと言う。
台所を再度診てみたが問題は無い。
すると、彼女が気になる事を質問してきた。
「あのう。
前の奥さんが使っていた鍋は、捨てても大丈夫ですか?」
後妻だったのか!?
「前の奥さんは、どうされたのですか?」
すると、
1年前に亡くなったという。
しかも胃がんで亡くなっているという。
私はそれを聞いた瞬間、それだ!と思った。
聞くと、亡くなった前妻さんは、ご主人の事をとても愛していたという。
愛していた夫が、彼女の死後、
一周忌を待たずして、他の女性と付き合い始め結婚する。
それが許せなかったのだろう。
私は彼女に、
直ぐに、仏壇にお水とお花、お線香を点し、
前妻さんを供養してあげる様に言った。
ご主人に聞いて、前妻さんが好きだった物を供え、
「貴方のご主人を、貴方に代わってお世話させて下さい。
お許し下さい。どうか成仏なさって、来世でまたご主人と一緒になって下さい。」と。
月命日には、前妻さんのお墓参りをして、
家の仏壇では1年は毎日供養してあげて下さい。
1年の間に、段々と前妻さんも許してくれるはずです。
相手が再婚の場合、
奥さんと離婚している場合は問題が無い。
もしくは、離婚後に亡くなっているのであれば問題ないだろう。
しかし、注意したいのは、
奥さんが婚姻中に亡くなっていて、なおかつ
とてもご主人の事を愛していた場合である。
こんな場合、亡くなってもご主人を取られたくないと思う事がしばしばある。
しかも、今回の場合、
奥さんが亡くなってまだ一周忌も過ぎていない時から、付き合い始めているので、
よけい悪かったといえる。
こういう場合、後妻に来た人が、亡き奥さんと同じ病気になる事がしばしばある。
そうなったら要注意である。
今回の彼女の胃がんも偶然ではないだろう。
彼女が前妻さんを供養し初めて1ヵ月後、彼女は胃がんの手術に成功したという。
再婚で、奥さんが亡くなったという家に入る場合、
もし、亡き奥さんがとてもご主人を愛していた状況なら、
奥さんの供養もする覚悟で、結婚する必要がある。
そうすれば、段々と亡き奥さんも貴方を邪魔しなくなり、
やがて応援する方へと変わってくれるはずである。
そんな再婚する時の心構えは、
貴方と、ご主人と、
亡き前妻さん。
「3人で、一緒に幸せになりましょう。」である。
END