●未来を開く魔法の扉




ある日、仕事についての相談を受けました。

この奥さんは、3回目の電話相談の方でした。




 

以前は、息子さんの問題で相談してきた事がある方です。




 


私の場合、依頼内容はノートに記録をつけています。

私にとっては日記の様なもので、

再び同じ人が相談してきた場合、

ああ、この人は以前こういう問題があったっけ。と参考になるばかりか、

この様に、後々になってブログ等に書く時に役に立ちます。






彼女は、ご主人と2人で飲食店を経営されている方でした。

ところが、1年前、

歩いて行ける距離に、ファミリーレストランが出来てから、

段々と客足が遠のき、

店が赤字の時も結構あるそうです。





このままでは、一家の将来は真っ暗ですと彼女。


何か悪い物に祟られているのでしょうか。と聞いてきます。









今まで順調だったお店が、

近くファミリーレストランが出来てから、売り上げが減ってくる。






これは占い師の私に聞かなくても、

原因は、悪い物に祟られているのではなく、

近くに出来た競合店に、客を取られたと分かるものです。





 

こんな時、私はまず常識的なアドバイスをします。





昔、孫子という方が、こんな名言を残しました。

それは、

敵を知り、己を知れば、百戦危うからず。」




これを分かりやすく言うと、


「まず敵の実力を見極めて、次に自分の力を客観的に判断する。

 その上で、対策を練り、その敵と戦えば、

 100戦したところで危機に陥るようなことはない。」





まず、その競合店に行って、色々食べてみる。

その上で、現在の自分の店と比べてみる。(メニューや値段など。)




そう言うと、彼女は、

その有名ファミリーレストランで、以前何回か食べた事はあるが、

自分の店とどう比べたらいいかよく分からないという。



そうですか。



では、今、貴方の店に通って来てくれているお客さんは、

貴方の店のファンです。

競合店に行ってしまったお客はファンでは無かったと思ってもいいでしょう。

そこで、そのファンを大切にする為にも、

現在のお客様は、主にどんなものをよく注文されているか研究する事です。

そしてそこを伸ばし、それによって、元のお客も取り戻す様にします。

例えば、現在のお客は皆カレーを注文するのであれば、

これからは特にカレーに力を入れるのです。



 

すると、彼女は、

「カレーですかぁ?」と力ない相づち。


 

「いやいや、カレーは例えばの話ですから。」



次に考えるのは、個別化です。

そのファミリーレストランのメニューにはなく、

地元の住民が好きそうなメニューを開発して提供する。

これは周りの飲食店やスーパーなどを見て、地元住民の好みを研究する事です。




ここまでは、

常識的なアドバイスで、

占い師が言う様な事ではありませんでしたが、





ここからが、占い師としてのアドバイス。

「貴方かご主人のご先祖は、どんなお仕事をされていたのか分かりますか?」





すると、分からないという返事。

「そうですか。ではもし実家などに里帰りした時などに、

 お祖父さんやお祖母さんなどに聞いてみて、分かったら教えて下さい。」



それから2ヵ月後のゴールデンウィーク。

夫の実家に帰省中だという彼女から、再び電話があった。


 


「今、夫の実家にいるのですが、

 昔夫のご先祖は、米屋だったというんです。」と彼女。

「お米屋さん。

 何かそのお米屋さんだった頃のゆかりの物があったら、

 千葉に持ち帰って、店に飾ってみてはどうでしょうか。

 それから、そのご先祖をよく供養して、お店の事をお願いしてみて下さい。」




 

その後、彼女はご主人とご先祖の墓参りをし、

倉庫にあった、ご先祖が米屋を営んでいた頃の看板を見つけ、

それを綺麗に洗って、千葉の店内に飾ったという。




しかし、特別お客が増えるという事は無かった。





たまに、お客が、これ何?と、

看板を指差して、聞いてきた程度だったという。





その度に、

「ああ、これは昔、ご先祖がお米屋をやっていたんですよ。」と説明していた。







そんなある日、

ある新しく来たお客が、飾ってある米屋の看板を見て、

「おっ、この店はお米に力を入れていのか。」と独り言をいい、


料理を注文した。




また、あるお年寄りも、

「元が米屋なら、ご飯はきっと美味しいだろうな。」と奥さんに話している。




そんなお客の言葉を聞いていた彼女は、

普通の安めのご飯を使用していたので、申し訳ない気持ちがあったという。



その事をご主人に言うと、

「お米か、でも良くすると原価が厳しくなるなぁ」とつれない返事。








ところが、ある日、

お客が彼女に、「お米はどこのものを使っているんですか?」と聞かれた。

彼女は返事に詰まってしまったという。

同時に米屋の看板を店内に飾っているのが、恥ずかしくなった。





もう看板を外してしまおうか。


そう夫に言った。






すると、以前は原価の問題で渋っていた夫だったが、

看板を外すかどうかという事になった時、

急に、何を思ったのか、「勝負してみるか。」と言い出しのである。





それから、

一大決心をして、美味しいお米をわざわざ取り寄せ、

炊き方も、徹底的に研究。

他のお店も参考にし、お客の好みで、

白米と五穀米と麦ごはんが選択でき、とろろもメニューに加えた。

店のメニューや外看板にも、美味しいお米を歌った。





 

すると、

今まで来なかった女性客も来る様なり、

それに合わせて、女性が入りやすい様な明るい店舗に替えていった。




やがて、店は繁盛する様になったのである。


これなどは、ご先祖がやっていた仕事を尊重し、大切に思う事で、

今の仕事の後押しをしてくれるのである。

ご先祖が営んでいた当時の物を大切にする事で、先祖霊がお礼に、

仕事運をアップさせてくれる事はよくある事なのである。



 

俳優の片岡鶴太郎さんは、

お笑い番組や俳優をしていた頃、急に絵を描きたくなったという

それから今日まで、彼の絵は今や天才と呼ばれる位有名である。

しかし、彼はずっと不思議だったという。

なぜ急に、こんな強い絵心が湧いたのだろうか。


どうして誰にも習った事が無いのに、こうして上達しえたのか。


やがて、ある番組で彼の祖父が、



歌舞伎の羽子板を得意とする絵師だった事が分かり涙した。

戦争が無ければ、もっともっと描きたかったに違いない。

そこには会ったことも無い祖父の強い影響があったのである。




 

 

ここまでの話を聞いて、

ある人は、こう思うかもしれない。

うちの祖先は、別に店などやっていなかったし、

ダメだよなぁ。




 

そんな事は無い。


お店をやっていなくても、

社長でなくても、何かしら力を入れていたものがあるはずである。

 

例えば、こんな例がある。

あるOLさんが、仕事がなかなか上手にならないというので、

彼女のご先祖を色々聞くと、

亡きお祖父さんが、野球選手だったという。

別に有名な名を残す様な選手では無かったのだが、

一応プロ野球選手だったそうだ。

そこで、彼女にお祖父さんの供養と仕事のお願いして、

部屋にお祖父さんが愛用していたバットを実家から貰って来て飾った。





すると、不思議な事に、

仕事が段々と楽しくなってきたという。

楽しくなると、上手くなるもので、

そんな時は、家に帰ると、バットとお祖父ちゃんにお礼を言うという。





この様に、

仕事運は、ご先祖の中でも、男性のご先祖にお願いすると良い場合が多い。


もしくは、やり手だった女性のご先祖様。


 

誰にでもご先祖はある。

そして、誰にでも仕事運をアップさせる方法は、有るのである。



 


貴方も、自分の実家や、夫の実家に帰ったら、

ご先祖の事を、色々聞いてみてはいかがでしょうか。


 

「お祖父ちゃんもしくは、曾お祖父ちゃんは、

 どんな事をやっていたの?」と。

 


そこには、貴方の未来を開く


魔法の扉があるかもしれない。

END