●Dead space(デッドスペース)
このお話は、昨日のブログ(●貧乏になるアパート)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12020143333.html)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
私の親戚に、アパート経営をしている方がいます。
ある年の温泉旅行の時、宴会で隣になったアパートの大家さんと、
親戚のおじさんが、仲良くなり、自分のアパートや持ち家の事で、
話しが弾んだそうです。その時、その知り合ったアパートの大家さんは、
所有している4つのアパートの内、一番古いアパートの事で、
なぜか、そのアパートを借りて住む人は、
お金に困る事態になる人が借りるというのです。
そのアパートの住人のほとんどが家賃を滞納しているという事でした。
滞納だけならまだいいのですが、
夜逃げして、半年の家賃を踏み倒されるという事もあるそうです。
ちゃんとした会社に勤めている人と契約しても、何ヶ月かすると、滞納し始め、
やがて夜逃げしてしまい、保証人とは連絡が取れなかったり、
年配の働いている女性と契約した時には、4ヵ月後に、彼女の店が倒産。
結局1ヵ月分の家賃が不払いのまま自己破産したそうです。
また、工場で真面目に働いている青年に貸した時には、
3ヶ月後に、その青年が突然家賃を滞納したのです。
ところがその青年とは連絡がいっさい取れません。
保護者や保証人に連絡しても、青年の所在は知らないと言う。
ところが、それから数日後に意外な事実が分かったといいます。
その日の朝、大家の所に警察から連絡があり、
青年の部屋を家宅捜査したいので、鍵を貸して欲しいとの要請があったのです。
なんと、その青年は警察に逮捕されていたのです。
そんなこんなで、なぜか彼が所有する4つのアパートの内、
そのアパートだけが、お金が無い人や、
アパートに来る時はお金があった人でも、貧乏になって出て行くというのです。
後日、その大家さんから、おじさんに紹介されたと言って、電話が来たのでした。
私は、一連のその話を聞いて、少し興味が湧きました。
まぁ、なにより叔父さんの紹介では、断れないのですが・・・。
こうして後日、行ってみる事にしたのです。
その、住む人がみな、貧乏になるというアパートへ。
後日、待ち合わせは問題のアパートかと思いきや、
大家さんの自宅に来て欲しいという事だった。
住所を伺って、
地図を見ながら、大家さんの家に着いたのが朝9時半。
何か事前の打ち合わせかと思ったら、
家から出て来た大家さんは、当然の様に、
「では、行きましょうか。」
と私の車の助手席を開けて乗り込んだ。
どうやら、ただ現場まで乗せてってもらいたかった様だ。
しかも、後に昼食を一緒に食べに行ったのだが、
昼食を奢ってくれるのかと思いきや、当然の様に割り勘だっただけでなく、
途中、喉が渇いたのでコンビニに寄った時のドリンクも割り勘だ。
120円なのに。
何というか、ここまでケチにならないと、
お金持ちにならないのかもしれない。と思った。
まぁケチの事はいいとしても、
頼んでおいたアパートの見取り図が見つからなかったというのは残念だった。
アパートの場合、
見取り図が無いと、家相を診る上で難しい部分がある。
なぜなら、現在空き部屋が無いという事なので、
人が暮らしている部屋には、入れない。
一応、大家さんに紙に大体覚えている部屋の構図を書いてもらったが、
4つもアパートをお持ちだからか、なかなか思い出さない様子だった。
そうこうしている内に、
問題のアパートについた。
「駐車場はどこですか?」と聞くと、
無いという。
「その辺の道わきにでも停めといて大丈夫ですよ。」と大家さん。
まじか、
以前、駐車違反で車を持っていかれ警察署まで取りに行った苦い経験があるので、
私は大家さんをアパートの前で降ろすと、
車をコインパーキングに停めに行った。
こりゃ、絶対駐車料金もオレ持ちだな。きっと。
車を停めると、私は早歩きで、大家を降ろしたアパートへ向った。
自慢では無いが、私はなぜか方向感覚が優れている。
車でぐるぐる回って車を駐車しても、まず間違いなく正しい方向に戻れる。
問題のアパートは、木造の古い作りだった。
外見も汚れぎみである。
壁に水跡がアリ、雨どいもネジレぎみである。
余り修繕費用にお金をかけていない様である。
さて、私たちは門から入って、アパートの玄関に向ったのだが、
さっそく、欠点が見つかった。
門から玄関までの間に、
土の上に敷石が敷いてあるのだが、
その敷石の2つが、ぐらぐらしているのだ。
1アウトだ。
皆さんも覚えておいて欲しいのだが、
庭などの敷石ならまだいいが、
玄関前の敷石が、ぐらぐらしていたり、外れて無くなっているのは、
良く無いのである。
家族を守る守護霊は、普通門から入ってくるのだが、
こういう不備な敷石を嫌って、入って来なくなる事があるのである。
そして、アパートの中に入ると、
まず気になったのは、廊下が暗いのである。
2アウトだ。
玄関、廊下が暗いのは、良く無い。
多分、このハゲ大家がケチって電気代節約しているのだろうが、
暗い玄関、廊下に住んでいると、
そこに暮らしている人の仕事運が悪くなる。
もし、これを読んでいる方の家でも、
玄関の明かりが暗かったら、明るい電球に替える事をお勧めする。
次に気が付いたのは、
廊下に物が結構置かれている事だ。
ある住人は、壊れた小型冷蔵を廊下に出し、その上に本が積まれている。
またある家はお酒の空き瓶がいくつも出してある。
3アウトだ。
野球なら、ここで家をチェンジしたいくらいだ。
普通の家でもそうだが、
お金が余り貯まらないという家に行ってみると、
廊下に物が沢山置いてある。
廊下が半分物置なのだ。
通りにくい廊下は、家を守る守護霊が嫌うのである。
大家には、廊下を清掃するので、
これからは廊下に物を出さない様にお願いしますという旨の
通知を各住人に出して徹底した方がいいですよとアドバイスした。
ここまで、3つも欠点があったが、
何かこれだけでは無い様な気がした。
ここを借りる人のほとんど全員が、貧乏になるという現象。
何かこれ以外に、ある様な気がする。
側にいる大家さんに聞くと、
2階に住んでいる人が、特に問題を起こすという。
さっそく私達は、階段を登って2階へ。
相変わらず、2階の廊下も暗い。
しかし、それ以上に、
何か嫌な感じがする。
2階の廊下の空気がよどんでいる。
空気が重い感じだ。
それは廊下の奥に行くほど、空気のよどみを感じる。
そうか、廊下の奥に窓が無いから、
風通しが極端に悪いのだ。
しかし、廊下の半分まで来た所で、
それ以上に悪い所を見つけてしまった。
これだと思った。
ここが、このアパート全体を悪くしている場所だ。
Dead space(デッドスペース)だ!
死んでいる場所と呼ばれる所である。
普通、廊下の終わりには、
窓があったり、部屋のドアがあるものだが、
希に、このアパートの様に、
これは良く無いのである。
空気がよどみ、霊が住み着く事がある。
以前、今はもうつぶれた病院で、
廊下にこの様なDead space(デッドスペース)があり、
その壁に鏡が飾ってあったのだが、
その鏡に幽霊が写るという現象があった。
それもこの歪んだ空気のよどみが、霊を鏡に呼んだのである。
これは一般の家でも、希にある。
こういう場合は、廊下の突き当たりを壁ではなく、
本棚を置いたり、窓を作ったりする事で解消される。
皆さんも、
上の様な欠点があるアパートに出会ったら、
一応気に留めてみて下さい。
もっとも最初の3アウトまでは、
まだ影響は限定的ですが、
最後のDead spaceがある家は即アウトなので、
大家に言って、棚を設置してもらうとか窓を作ってもらいましょう。
最後に、大家さんを家まで送った。
その時に、トイレを貸してもらい、
出来れば、何か飲み物、
お水でも牛乳でもいいので一杯もらえますかと、尋ねた。
すると、
期待はしていなかったが、
やはり、お水がコップに一杯出て来た。
しかも、まずい。
END

