●貧乏になるアパート
4月は、多くの人が新しい出発を迎えている月なので、
それと同時に、新しい住まいで新生活を始める人は多いでしょう。
その中には、ひとり上京して、
賃貸アパートを借りる人もいると思います。
でも、もし、
貴方が借りたアパートが、
貧乏になるアパートだったら、どうしますか?
これは私が、そんな縁起の悪いアパートに出会った時のお話です。
私の親戚に、アパート経営をしている方がいます。
アパートの賃貸契約には、不動産屋さんが仲介しています。
親戚の方の話では、
不動産屋さんにとっては、
アパートや家の等の管理や契約を任せてくれる
大家さんや地主さん達は、宝の山であり、
大切なお得意様なので、
1年に1回、そんなオーナーさん達を摂待してくれるそうです。
去年は熱海の温泉旅行に招待されたとか、
今年は草津温泉に行ったとか、よく聞きました。
多分、地主さん達は、お年寄りが多いので、
ディズニーランドなどよりも温泉が好まれるのでしょう。
そんなある年の温泉旅行の時、
宴会で隣になった、あるアパートの大家さんと、
親戚のおじさんが、仲良くなり、自分のアパートや持ち家の事で、
色々と話しが弾んだそうです。
その時、
その知り合ったアパートの大家さんは、
ある悩みを、おじさんに話したのですが、
それがちょっと不思議な話だったといいます。
その大家さんは、大地主の方で、
アパートだけでも4つお持ちの方だそうです。
彼の悩みというのは、
所有している4つのアパートの内、
一番古いアパートの事で、
なぜか、そのアパートを借りて住む人は、
お金に困る事態になる人ばかりだというのです。
そのアパートの住人のほとんどが家賃を滞納しているという事でした。
滞納だけならまだいいのですが、
夜逃げして、半年の家賃を踏み倒されるという事もあるそうです。
契約時に保証人を立てるそうですが、
いざ保証人の所に行くと、存在しない住所だったり、
もう亡くなっている人だったりと、保証人から取れない場合も多いそうです。
そこで、大家さんは、
不動産屋さんに、保証人が居ない人はお断りはもちろん、
外人はお断り、なるべく無職の人は契約しない等の条件をお願いしたそうです。
しかし、ちゃんとした会社に勤めている人と契約しても、
何ヶ月かすると、滞納し始め、
やがて夜逃げしてしまい、保証人とは連絡が取れなかったり、
年配の働いている女性と契約した時には、
4ヵ月後に、彼女の店が倒産。
結局1ヵ月分の家賃が不払いのまま自己破産したそうです。
また、工場で真面目に働いている青年に貸した時には、
3ヶ月後に、その青年が突然家賃を滞納したのです。
ところがその青年とは連絡がいっさい取れません。
保護者や保証人に連絡しても、青年の所在は知らないと言う。
ところが、それから数日後に意外な事実が分かったといいます。
その日の朝、大家の所に警察から連絡があり、
青年の部屋を家宅捜査したいので、鍵を貸して欲しいとの要請があったのです。
なんと、その青年は警察に逮捕されていたのです。
そんなこんなで、なぜか彼が所有する4つのアパートの内、
そのアパートだけが、お金が無い人や、
アパートに来る時はお金があった人でも、貧乏になって出て行くというのです。
おじさんは、その話を聞いた時、
自分もアパートの事で、知り合いの占い師に解決してもらったという事を話したらしく、
後日、その大家さんから、
おじさんに紹介されたと言って、電話が来たのでした。
私は、一連のその話を聞いて、
少し興味が湧きました。
まぁ、なにより叔父さんの紹介では、断れないのですが・・・。
こうして後日、行ってみる事にしたのです。
その、住む人がみな、
貧乏になるというアパートへ。
後半は、明日のブログに続く。