●子供部屋の真下に
このお話は、昨日のブログ(●不登校になった息子)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-12000419461.html)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
ある日、新しい家に引っ越してて来てから、
息子が不登校になってしまったという母親から電話相談があった。
彼女は、この家に何か悪い物がいるのではないか。
土地に因縁があるのでしょうか。という相談でした。
さて、新しい家に引っ越して2ヵ月後から引き籠りになったという。
彼女の家族は、夫婦と息子さん、そして妹の4人家族だという。
そして、引っ越してからおかしくなったのは、息子さんだけだという。
息子さんは、引っ越してくる前や、引っ越して来た当初は、元気で学校に通っていた。
しかし、引っ越して来て1ヵ月後くらいから段々と元気が無くなり、
2ヵ月後には、不登校になったという。
彼女いわく、学校でいじめに遭っていた様子も無いという。
というのは、同じ学校に妹さんが通っているので、帰りは一緒に帰って来たし、
体に傷やアザもなく、教科書を破られたり、落書きなどもされていない。
妹さんも、お兄ちゃんがいじめに遭っている様子など見た事が無いという。
そんな息子さんが、急に元気が無くなり不登校になったので、
家そのものに問題があるのでは、と思ったという。
そこで、以前その家にどんな方が住んでいたか、ご存知ですか?と聞くと、新築だという。
しかも、新興住宅地で以前その場所は森林だったという説明だった。
特に周りに墓地や焼き場や沼など気になる様なものは無い。
息子さんだけが、おかしくなったというのは何か息子さんに憑りついたのだろうかとも思ったが
息子さんの好みの変化や、顔が変わったという様な変化は無く、
性格も元気が無くなった以外は変わらないという。
やはり、相談者が言う様に、
新しい家に引っ越してから、息子さんが不登校になったという点が気になる。
そこで、家の見取り図を教えてもらった。
まず気になるのは、息子さんの部屋である。
もしかしたら、何か悪い条件の部屋なのかもしれない。
そこで、息子さんの部屋は特に天井までの高さや
机の位置なども詳しく教えてもらった。
しかし、教えてもらった図では、
息子さんの部屋は、2階の南向きの
朝日が入る良い部屋だったのである。
基本的に、朝日が入る様になっている部屋は引き籠りになりにくい。
多少行き詰ってしまった。
しかし、良い部屋なのに不登校になるという
逆に腑に落ちない何かを感じる。
でも分からない。
とりあえず、1階の見取り図も教えてもらった。
トイレも風呂も、台所も東南や南に無い良い家相だ。
特に重大な問題は見当たらない。
しかし、1階と2階の見取り図を見ていた時、
ある事に気が付いたのである。
それは、
2階の息子さんの部屋の真下が、車の駐車場になっているのだ。
聞くと、そうだと言う。
私はこれが原因かもしれないと思った。
そこで、奥さんに、
「車のガレージは、普段シャッターなどを閉めていますか?」と聞いてみた。
すると、閉めていないという。
彼女の家の様に、建物の一部に駐車場がある家を、
ビルトインガレージと言う。
つまり、1階の建物に一部に車庫が組み込まれていて、
その車庫の上に部屋がある家である。
こういう場合、その車庫の上に1ヵ月以上寝泊まりしていると、
段々と元気が無くなり、活動意欲が無くなって来る人が現れる。
今風に言えば、不登校や引きこもりの発端となる事がある。
皆さんは、東京タワーに行った事はありますか?
東京タワーの展望室に行くと、
床の一部がガラスになっていて、
真下が見える場所があります。
高所恐怖症の方は絶対に、その床は歩けないという場所です。
観光などで短い時間、そんな恐怖の床の上に居ても、
何の問題もありませんが、そこに何日も寝泊まりしていると、
やはり精神バランスを崩す事があります。
実はそれと今回のケースは若干似ている所があるのです。
自分の部屋の真下が車庫で、いつも空っ風が吹いている状態の上に、
1ヵ月以上寝泊まりしていると、ガラスの床と同じような現象となり、
やはり家相上良く無いのです。
だから通常、車庫の上の部屋を、
物置や客間や、寝泊まりしない部屋にするのが良い。
ただし、頑丈なシャッターで普段から閉めっぱなしにしていれば、
家の壁と同じ感じに近づくので、問題が生じない時がある。
だから、彼女の家の様に、普段シャッターを閉めていないと、
この現象が、車庫の上に寝泊まりしていた息子さんに影響して、
不登校になったと考えられた。
そこで、奥さんに、
なるべく普段から車庫のシャッターは閉めておいてみて下さい。とアドバイスした。
ところが、彼女いわく、
元からシャッターは無いという。
つまり、2階の息子さんの部屋がただ突き出ているだけで、
その下に車があるという状態だというのです。
これから1階をシャッター式のガレージにすると、
かなりのリフォームとなってしまいます。
そこで、他の方法を試してもらう事にしました。
それは、今息子さんの部屋になっている所と、
娘さんの部屋を交換してもらうのです。
当然ですが、お母さんは、
「そうしたら、今度は娘が不登校になってしまうのでは?」と聞いてきました。
確かにそれは100%否定できません。
ただ、
不登校になるのは、断然男の子が多いのと、
話を聞いていると、娘さんははっきりと物を言うタイプみたいだし、
活発そうなので、影響が無い可能性があると思いました。
かなり性格によって、影響が出ない事があるのです。
神経質な子や、高所恐怖症の子に現われやすいとも言えます。
部屋を交換する事以外にも、
2つの事を実行してみる様にアドバイスしました。
■それは、娘さんの部屋と、息子さんの部屋に、
観葉植物を1つ置いてみる事。
■そしてもう1つは、食事療法。
昔から、こういう時は、
玄米ごはんとお茶が良いと言われているので、
少しづつ、白米に玄米を増やして混ぜて食べさせてあげるのと、
なるべくお茶を飲ませる。食べ物に少し混ぜるとかお茶パンでも良い。
同時に、砂糖は良く無いとされるので、
聞くと息子さんは、よくジャンクフードを食べているというので、
急に全部を取り上げる事は出来ないと思われるので、
その中でも砂糖を多く含んでいそうな物を削っていく様に言いました。
その後、
どれが良かったのかは分かりませんが、
息子さんの不登校は治り、
娘さんにも特に何も悪い影響は出ていないとの事でした。
END