●運が無くなる家
車を運転していると、
対向車や歩道に気を配っているのはもちろんだが、
通り過ぎる時に、ちらっと家や店なども目に入る。
そんな時、
家の外見を見ただけで、
「ああ、この家に住んでいる人は、運が無いだろうなぁ」
と思ってしまう事がある。
車で通り過ぎる一瞬で分かるのですから、
家の家相や方角ではありません。
なんだと思いますか?
少し考えてみてから、先にお進みください。
諺(ことわざ)に、
「庇(ひさし)を貸して母屋(おもや)を取られる。」
というものがあります。
この意味は、
一部を貸した為に、やがて全部を奪われるようになってしまった。という意味です。
その家も、それと同じ現象が起きていると言ってもいいでしょう。
ある日、私の母から頼まれて、
カラオケ教室の友人が、退院したというので、
お見舞いがてら、トマトときゅうりを届けに行くというので乗せていきました。
大きな通りから、細い通りに入り、
くねくねした道を5分ほど入った所に、彼女の家はありました。
そして、彼女の家も、
一瞬外見を見ただけで、
「ああ、この家に住んでいる人は、運が無いだろうなぁ」
と言ってしまう様な家だったのです。
それは、
庭付きの一軒家なのですが、
庭に植えてある木々が、うっそうとして、
ほとんど外見からは家の屋根がやっと一部見える程度なのである。
つまり、庭の木々の手入れがまったくされていない為に、
伸び放題となり、その木の周りの雑草も伸び放題。
家全体が、木々や雑草に乗っ取られた様な家となっていたのです。
手入れがされず、伸び放題となった木々には、
2つの悪い点が生じます。
■その木々が太陽をさえぎるってしまう事。
影になった家や庭に太陽がささなくなり、
水が渇きにくくなったりして、湿気ぎみになる事がある。
もちろん太陽の光が来なくなるのは良く無いが、
浮遊霊などは湿気がある地を好むので、この点でも良く無い。
■庭木や雑草が、家よりも主張はじめると、
その庭木や雑草が、家の生気を奪うのである。
木々や草の中にも精がいる。
それが家の生気を吸ってしまうのだ。
そして、その生気を失った家に住む人は、
運が悪くなってしまうのである。
これは庭木でなくても、
壁にツタ類を這わせる植物にも言える。
一面だけの壁ならまだいいが、
全面に近くなると、やはりその家の生気を奪われ、
その家に住む人の運が無くなる。
去年、神戸女児殺害事件、君野容疑者が逮捕された時、
彼が住んでいたアパートを見て、すぐに同じ事を感じたのを思い出した。
やはり、彼のアパートは下記の様にツタに覆われていたのである。
私は母に、
誰かに依頼して、庭を手入れするか、
他の場所に引っ越した方がいいと思うと助言した。
母は、彼女になんとなく伝えた様だった。
その後、彼女は、
その家を離れ、一人息子と一緒に住むという事になり、
引っ越して行った。
END