霊障を起こした花


今日はどんな事を書こうかと、ニュースを見ていたら、

1月3日、東京大学医学部付属病院と富士フイルム等が、

人体に移植できる皮膚や骨、関節を、

3Dプリンターと遺伝子工学を駆使して短時間で量産する事に成功した。という。

これは、世界初の技術で、

5年後には一般の人にも普及できるようにしたいという。


今までは、

大火傷(やけど)したり、病気で皮膚や骨、関節や軟骨の移植が必要になった人は、

自分の他の皮膚などを切除して使うなどして、患者の負担が大きかったり、

動物の組織やプラスチック素材を原料にして作ったものを移植をしていたが、

感染症や、体になじむまで長くて3年かかるなど問題が指摘されていた。

これを人のコラーゲンを活用する事によって、

感染症リスクの低減と、体になじむまでの期間も数ヶ月に短縮できるという。


 

きっと、近い将来、

皮膚炎や大火傷(やけど)、皮膚がんや乳がんで傷ついた人たちを救う事になるだろう。


 

お正月なのに、頑張っている人達がいるのですね。


 

さて、そんな皮膚の記事を読んで思い出した事があったので、

今日は、その時の事を書いてみましょう。







 

時々私の話にも登場する、友人の渡河には、

妹が一人います。




3歳年下で、当時大手の化粧品会社に勤めているOLさんでした。

私も一度その恩恵を受けて、仕事をもらった事がありました。



その彼女の右腕に、酷い皮膚炎が出来たというのです。

それですぐに病院の皮膚科に行ったのですが、原因が分からず、

薬を塗っても一向に治る様子がなく、むしろ患部が固くなったといいます。

そこで、皮膚専門のクリニックを探して行ったのですが、

それもでやはり、前例が無い皮膚炎のようで、

もらった薬も効かず、困っているというのです。



 

普通、皮膚がんでもない限り、

皮膚炎で大騒ぎになる事はないのですが、

彼女の場合、仕事が化粧品の販売だったので、

女性への化粧品を売り込むのに、

自分の腕がひどい皮膚炎では、説得力が無く、

かなり仕事への影響があったのです。



 

そこで、渡河が私に、

原因不明の皮膚病って、霊的に何かあるんじゃないか!

と相談してきたのである。




渡河は家相に問題があるんじゃないかと言ってきたが、

彼の家は、杉並にあるのだが、

もうそこに30年以上住んでいて、

お父様は、会社の社長に抜擢された立派な人だ。

だから、家相や土地が悪いとは思えなかった。

しかし、お世話になった事がある妹さんの事なので、

とりあえず、渡河の家に行ってみる事にした。



 

彼の家は青梅街道から少し入った所にあるのだが、

車を駐車する場所が余り無いので、

妹さんが家に居る時は、遠くのパーキングに駐車してから歩いて行かなければならない。

そんなこんなで、約束の時間を20分遅れて、彼の家に到着。



彼の家には、今まで2回来ているが、

昼間に来たのは、今回が初めてだった。



渡河はラーメンと映画が好きだったので、

仕事が終わった後の食事や、映画を見た後に彼の家に行った事はあったが、

全て夜だった。



やはり、昼間に家を見るのと、夜見るのでは、

違うものである。



私が彼の家の門にあるベルを鳴らし、

門から玄関に歩み寄った、その時だった。



玄関の右にあったものが、気になったのだ。



それは、どっしりと、そこに根をつけて花を咲かせていた。






椿(ツバキ)である。




地面には、すでに幾つかの赤い花や花びらが散っていた。


余り手入れされていない様だ。


葉っぱも、ホコリで艶や光沢がまったく無い


玄関から出て来た渡河に聞くと、

植えた当初は、おやじがよく手入れしていたそうだが、

社長になってからは忙しくて、まったく手入れしていないという。




私は、渡河に、

「椿(ツバキ)の手入れは怠らない方がいいぞ!

 椿はとてもプライドが高い花だから、

 手入れをまったくしないで、この様に葉っぱがホコリだらけで、

 椿特有の艶のある葉っぱが台無しになると、

 霊障が起きる事があるんだよ。」




すぐにタオルと霧吹きを用意してもらい、

渡河と二人で、椿の葉っぱを一枚一枚綺麗にしていった。




 


そして、なんと、

この椿の葉っぱを綺麗にした事によって、

妹さんの皮膚病は、その後段々良くなって、

綺麗に治ったのである。



 

椿の手入れをまったくせずに、

この様に葉っぱがホコリだらけになるまで、ほったらかしにしておくと、

そこに住んでいる人が、

病気や怪我、皮膚病になって仕事に影響し始めるという事になるのである。



椿の花は美しいが、

それだけに、真面目に育てるだけの覚悟が必要である。

ただし、ちゃんと手入れしてあげれいれば、問題は無い。




 

また、葉っぱで言うなら、

観葉植物でも、葉っぱの美しさを売りにしているもの、

例えば、ゴムの木などは、

椿ほどの霊障は無いにしても、

時々、葉っぱを綺麗にしてあげましょう。


 

 

ちなみに、秋田県のにかほ市に、

蚶満寺というお寺がある。

そこにある椿は、夜泣き椿と呼ばれ、

寺などに不幸が起きそうになると、なんと、

その椿が、悲しげな声を出して泣くのである。

ある時、その椿の傍を歩いていると、椿が泣いた。

すると、その人はその後すぐに亡くなったという。

また、ある時、椿が泣くので、また悪い事が起きると思っていた時、

象潟地震が起きたのである。


そこに住むお坊さんの話なので、真実味がある。



 

 

また、椿は花が突然ポトリと落ちる事から、

死を連想させるとして、

病院に入院中や自宅療養中の人に、持っていくと、

その人が死ぬと噂され、

今でもお見舞いの花としては、絶対禁物とされている。


END