●空家を守れ!
皆さんは、幽霊屋敷と言うと、どんなイメージをお持ちでしょうか。
どうして、普通の家が、
幽霊屋敷になってしまったのだろうか。
普通はこう思うでしょう。
以前、その家で、
誰かが殺されて、その無念の気持ちが、
今でもその家に、成仏せずにさ迷っている。
もしくは、
以前、その家で暮らしていた人が、
自殺して、地縛霊として、その家に住みつき、
次にそこに住む人に祟ってくる。
もちろん、そういう事もあるのですが、
意外かもしれませんが、
実は、その家で、
誰も殺された事が無く、
誰も自殺した事も無く、
その家で亡くなった人がまったくいなく、
その家が新築であっても、
3年後には、その家が幽霊屋敷になっている事があります。
ちょっとビックリする方もいるでしょう。
でも、事実です。
これには、浮遊霊が関係しています。
浮遊霊とは、フラフラと、さ迷っている霊です。
家を長い間、空家にしておくと、
その浮遊霊が、その空家に入って、住み着いてしまう事があるのです。
酷い時には、それが複数の浮遊霊の棲家となり、
幽霊屋敷と化してしまうのです。
私もそんな相談を受けた事があります。
依頼内容はこうでした。
「1年程地方に出張に行っていて、
久しぶりに家に帰ったら、何かおかしいんです。
幽霊がいるみたいで、みてほしい。」
詳しく聞くと、彼の家は築約35年。
ただし、その家で亡くなったという人はいないという事でした。
こういう場合に考えられるのが、浮遊霊による幽霊屋敷化です。
ただ、この時は、
特に異常らしき現象などは確認出来なかったので、
まだ幽霊屋敷になっていないと判断しました。
しかし、彼はそれだけではなく、
来月には、海外に3年位出張に行くというのです。
3ヶ月に一度は、家に活力を与えた方が良いのですが、
とアドバイスしましたが、
近くに親類が居なく、会社の同僚に家に入られるのも嫌だという事で、
3年間空家になるかもしれないという事です。
ちなみに、3ヶ月に1度位、
晴れた日に、空家に戻り、
■掃除をして。
■雨戸を開け、太陽を家に入れ、
■窓を開け、風を家の中を吹きぬかせる様にしましょう。
とにかく、浮遊霊を呼びやすいのは、
湿気です。
浮遊霊は湿気が大好き。
長い間空家にして、誰も訪れないと、
温かい空気が、家の上に。
湿った空気が、家の下方に集まり、凝縮し、
その湿気を好む浮遊霊が来る事になります。
それを太陽と風と掃除で、3ヶ月に一度払拭するという訳です。
ちなみに、墓地や神社・寺の近くや、
人が亡くなった場所、例えば、川とか池・沼が近いとか、
廃屋や廃墟・幽霊屋敷が近くにあるとか、
焼き場や火葬場などが近くにある場合には、
なるべく空家にしておかない方が良いでしょう。
さて、依頼者の場合、
3ヶ月に一度も来れなく、
3年も空家にするという事なので、少しやっかいです。
■まず、湿気で畳にカビが生えない様に、
防かび剤をたたみにスプレーしました。
お金に余裕がある方であれば、ダニやカビ対策に強い畳をお勧めします。
■次に、玄関と全部の窓の部分に、
塩をまいておきます。
■各部屋の四隅に小皿と盛り塩をしておきます。
■最後に、近くの神社に行き、
お札を貰って来て、窓から見える壁に、そのお札を貼っておきます。
一応これで、浮遊霊に対する空家対策は終了です。
ただ、ここからは余談ですが、
今回の彼の家を診ますと、
築35年というのもあり、
もう1つ余計な心配をしてしまいました。
それは、古い空家を襲う、もう1つの敵です。
まぁ、これは私の専門では無いのですが、
せっかく空家を浮遊霊から守っても、
違う敵に空家を奪われたのでは、何にもならないので、
今回の彼にもサービスでアドバイスしました。
その空家を襲う、もう1つの敵とは、
後半は、明日のブログに続く。
と、思ったけど、
今日はまだ時間がありそうなので、続きを書けそうです。
その古い空家を襲う、もう1つの敵とは、
シロアリです。
お祓いも、お札も役に立ちません。
リアル敵ですね。
実はこのシロアリ、湿気が大好き。
そして、家が空家になると、
なぜかそれを察して、家に寄ってくる事があるのです。
まぁ、私の専門外なのですが、
家の周りとか、庭とか見て回っている内に、
ああ、この家シロアリ危ないなと思う時があるんです。
例えば、
■庭に日光に当たらず湿っている部分が多い。
■庭に池がある。
■木製の小屋やごみ箱や犬小屋が、庭にある。
■家の床下通風孔の1つが詰まっている。
■家の近くに林がある。
■庭や近くの空き地に捨てられた木材がある。(壊れた家具など)
■家のフェンスや柵が、木製だ。
■家の周りに天敵の黒いアリもいない。(よく駆除していて)
■時々、夜の明かりに羽蟻が大量に群がる事がある。(シロアリだったりする)
■庭によく水たまりが出来、なかなか無くならない。
彼の家の場合、
庭に池があり、フェンスは木製で、
近くに林があり、壁の床下用通風孔の前に箱が置いてあり、
一方が塞がれてたのである。
築30年以上で、上の項目に半分以上該当するのだから、要注意だ。
(ちなみに、このチェック項目は、私が独自に考えたもので、
どこにも載っていないチェック法なので、信じるかどうかは貴方のご判断で)
設計図などで、家の使用木材を調べてみたいと思ったが、
彼はどこに仕舞ったか分からないという。
だいたい家の使用木材が、
乾燥系のヒノキやヒバ・チーク材・ケヤキであれば、やや安心だが分からなかった。
結局、彼の場合、
まず、床下の通風口の前に置いてあった箱をどかせ、
目詰まりを綺麗にして、
床下に、シロアリ駆除エサをまいておくようアドバイスした。
占い師が、シロアリの心配までと思うかもしれないが、
今回の様に、出張って出張費までもらって、
幽霊でも何でも無かった場合、
ちょっとお金貰い過ぎだな、と思う時もある。
こんな時は、こんなサービスもするのである。
占い師も、
サービス業なんだな、これがっ。
END