●あるホテルに時々出るという幽霊




今日のお話は、少しだけ怖いかもしれません。


怖がりな方は、読まない様にお願いします。






これは、ある都内のホテルに勤めている従業員からの相談でした。


彼女はそのホテルで、長年ハウスキーピングの仕事に従事しているといいます。




ハウスキーピングって何をする仕事ですか?と聞くと、


いわゆる客室のベッドメーキングや清掃だそうです。



昔は、掃除のおばさんとか清掃員とか言っていた様な気がしますが、


今は若い人に、好印象を与えたいのか、カッコいい名前になっているのでしょう。




彼女の様に、何年もハウスキーピングの仕事をしていると、


ホテルで起きた事などがよく耳に入ってくるそうです。



彼女が直接体験した事でない事も、


その日の内に、仕事仲間との休憩時間中や、


食事中に、あっという間に話に出て、伝わって来るといいます。




幸い彼女の勤務時間は、基本9時~18時なので、


夜中の勤務は無く、幽霊とかを見た体験した事は無いといいます。




それでも、気になるのは、


仲間内でよく話題になっている、


4階のある客室に、時々出る幽霊の話だそうです。





彼女にとっても、それは他人事ではありません。


夜中の勤務は無いといっても、その部屋の隅々まで掃除する訳ですから、


毎回、その客室を掃除する時は、


「出るなよ。出るなよ。」と言いながら、


他の客室よりも、超スピードアップで仕事を終わらせるといいます。




その4階のある客室に、時々出る幽霊というのは、


彼女がこのホテルに勤める前から、出ていたそうで、


先輩の話によると、


以前、その4階の客室に宿泊していた女性が、


その部屋で自殺したというのです。



それ以来、女性の幽霊が時々その部屋に出るという事でした。


それも、お客様からの訴えで分かるのだそうです。





彼女が今まで聞いたその幽霊の話を総合すると、


幽霊が決まって出る場所があるといいます。



それは、バスルーム兼化粧室だそうです。


つまり、浴槽と便器と洗面所が一緒になっている部屋です。



その部屋に大きな鏡があり、


その鏡は、バスルームが写るような位置に設置されているそうです。


そして、幽霊は決まって、


夜中にそこに泊まったお客がトイレに行き、


手を洗っている時に、


その鏡に出てくるといいます。



つまり、その鏡には、


手を洗っている自分と、その自分の後ろに幽霊が写り込んでいるのだそうです。


ただ気が付いて、振り向くと誰もいないのだそうです。





私が、


「その客室で亡くなったという女性は、


 浴室で自殺したんじゃないですか?」と聞くと、




そうだという。




多分、その場所で地縛霊化しているのだろう。と思った。





そんな彼女の相談とは、




まず、どうしたいいか、


出ない様に、私に何か出来る事はないか、


そして、




彼女が言うには、


不思議なのは、その幽霊は、


■桃の節句の時期だけに出るという。


■出る年と、出ない年があるという。



それはなぜ?









後半は、明日のブログに続く