●憑依されたOL





今日は、私が受けた電話相談の中から、


憑依されたというあるOLの方からの相談を、取り上げて見ましょう。





たまに、なんか憑依されたみたいという相談もあるので、


よくそんな体験のある方は、今日のを参考にしてみて下さいね。







静岡県からだという女性は、


会社員をしているOLの方だと自己紹介してくれた。





ややおっとりした口調で、優しい感じ。




「どうしましたか?」






「私、憑依されたみたいなんです。」といきなり。







彼女の話を要約すると、




彼女は、毎日自宅から駅まで15分位歩くのだそうだが、


ある日、その通勤路に警官が3人位集まっていたという。





何かあったのだと思ったが、通勤の途中だったので、


その場は、少し立ち止まっただけで通り過ぎた。





その翌日の帰りだった。






先日、警官が集まっていた辺りに、


花が置かれていて、


ここで交通事故が○月○日○時頃あったという事件の、


目撃者捜しの看板が設置されていたという。



彼女は立ち止まり、


「ああ、ここで交通事故があったんだ」と思い、


手を合わせて、家に帰った。






ところが、


それからというもの、なぜか右足が痛くなったという。


そして、時々それにともない頭痛も起きる。





それだけではなく、


会社に行っても、


自宅に戻ってきて、テレビを見ていても、


ふと、直ぐにあの交通事故現場を思い出してしまうのだという。


すると、なんとなくまた右足が痛くなり頭痛がしてくるという。






そんな事がもう2週間も続いている、と。





その後、彼女の友人に聞くと、


その場所で、女性が交通事故に遭い、


頭を打って即死だったという。





それで怖くなって、相談してきた様だった。







私はしばらく考えてから、




「確かに、貴方は事故死した人に憑依されている可能性があります。


 足や頭が痛いというのも、交通事故に遭ったその人が、


 足や頭を打って亡くなったのかもしれません。



 そういう場合、憑依された人も、


 交通事故死した人と同じ場所が痛くなったりします。



 また、憑依されていると、


 その場から離れても、家に帰っても、


 その現場やそこで亡くなった人がやけに気になるものです。」





私がそう言うと、彼女は黙ってしまった。




無理もない。



今こうやって話している自分に、


誰とも知れない霊が憑依しているかもしれないと言われて、


気持ちが悪くならない方が、おかしい。






彼女は小さな声で、


「どうしたら、いいですか?」と聞いてきた。






私としても、ここまで終了したら、ただ相談者を怖がらせただけである。


ここからが、本番と言ってもよい。






ただ、私は東京、彼女は静岡県なので、


行って助けてあげる事は出来ない。





そこで、まず、彼女を安心させてあげる事に。




「憑依霊にも色々ありますが、


 貴方の様に、交通事故死された時と同じ様な場所が痛む場合、


 貴方に、自分がどの様にして亡くなったか、分かって欲しいのだと思います。



 そして、頻繁に思い出すというのも、


 自分の事を思って欲しいと願っているからです。


 つまり、貴方に自分の状況を分かってもらい、同情してもらいたい、


 つまりは、供養してもらいたいと思っているのだと思います。



 という事は、


 今現在は、貴方に危険はありません。


 供養して欲しい人をいきなり危険な事には陥れさせないでしょうから。」





「はい。」と彼女。




「ただ、2週間もこの状態というのは、


 結構しつこいですよね。


 多分、貴方以外に頼れる人がなかなか見つからないのでしょう。


 もしくは、被害者と相性がとても合ったのかもしれません。




 このままの状態ですと、


 悪い状態に発展する事もあるので、


 これから言う事を実行してみて下さい。」










私がアドバイスしたのは、



■こういう場合、中途半端はよくない。


 まったく関わらないか、


 身を入れて供養してあげるかにした方がいい。


 彼女の場合、もう関わってしまっているので、


 こうなったら、本格的に事故死した人を供養してあげる。



■まず、その交通事故現場に行き、


 ビンに水を入れ、花を1本供え、(花であれば、野原の花でも良い)


 可能ならお線香を1本焚き、


 「どうか成仏なさって下さい。


  今日から5月8日まで供養させて頂きます。


  私の供養で、どうか幸せな来世にお進み下さい。


  「南無阿弥陀仏」もしくは、「南無妙法蓮華経」


 と声に出して言って、1週間供養してあげて下さい。



■供養して家に帰ったら、毎回、お風呂に入って下さい。


 塩で体を清めてから、


 タオルに塩を含ませ、石鹸で体をよく洗って下さい。


 特に背中は何回も。



■ちなみに、1週間経っても、


 まだ足や頭が痛い場合は、もう1週間と伸ばしてやってみて下さい。


 3ヶ月続く場合も希にあります。


■あと、憑依ではなく、


 彼女の感受性が強い為に、亡くなった人の意識と体験を、


 自分の体験として読み取ってしまった為に痛くなったという場合もある。


 違う言い方をすれば、残留思念を拾ってしまった可能性もある。


 その場合でも、供養とお風呂はやって損は無い。


 それらをする事によって、疑似体験が消えたりする。

 

 電話相談の場合、後のフォローが出来ないので、


 なるべく最悪の場合を想定して、やらせた方がよい。


最後に彼女に、こう言った。




多分、貴方はどうして自分だけ、


こんな事になるんだろうと、思っているかもしれませんが、


まったく知らない人でも、供養して助けてあげると、


お礼に、守護霊になってくれる時があります。


そして、その後思わぬ幸せがやってくるという事もあるのです。





だから、


将来、貴方に幸せを運んで来てくれる友人だと思って、


助けてあげて下さいね。




これは、人を助けるという、人徳の1つになりますよ。


END