●2本の精霊
このお話は、昨日のブログ(●仕事運を悪くした霊)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11911896963.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ]
私が、友人の渡河の家に泊まった時の事である。
渡河は、一人の男を連れて来た。名刺を差し出した北山さん(仮名)という男は、
話しを聞くと、廃材処理会社を経営している社長だと分かった。
家や店などを取り壊す時に出る廃材の処分や、
建築現場で出る木くずなどの産業廃棄物の処理をする会社だという。
昨年まで4年間、右肩上がりの急成長で順調だった経営が、
ここ10ヶ月悪い事ばかりが重なり、先月初めて赤字になったという。
北山さんは、自宅と会社の建物の図面と写真を持ってきた。
まずは、会社と自宅の家相と土地相を見て欲しいという。
10分程、ざっとそれらを見た。しかし、特に悪いという部分は無い。
何か悪い事があるとすれば、それは、10ヶ月程まえに起きた何かによる可能性が高いと感じた。
まず気になったのは、彼の商売だ。
「ここ10ヶ月悪い事ばかりが重なったとの事ですが、どんな事があったのですか?」
すると、彼はこんな例をあげた。
■今まで故障した事が無かったトラックが肝心の時に、よく壊れるようになった。
■自損事故を起こして、営業用の車を2台廃車に。
■倉庫でボヤをだした。
■倉庫内で、荷崩れがあり従業員が怪我。
■急に取引先のキャンセルや取引を他社に取られる。
■有能な社員が立て続けに2人止めて困った。
他にも小さな不運があり、とうとう赤字に転落したという。
私は上の悪い事の羅列を見て、少し気なった事があった。それは、偶然かもしれないが、
倉庫での災難が2回起きているのが、少し気になった。
そこで、北山さんに倉庫の家相や写真も見せてもらった。
倉庫は北山さんの自宅の土地に建てられたものだというが、特に悪い家相でもない。
しかし、北山さんの次の一言で、やはり怪しいと思った。
彼はこんな事を言ったのである。
「時々、倉庫で停電があるのですが、電気屋に調べてもらっても、原因が分からないんですよねぇ。」
やっぱり倉庫が気になる。倉庫以外に気になるところが無い。
しかし、家相や写真を見る限り、悪い所は無い。
結局、翌日北山さんの倉庫を見に行く事になった。
翌朝、渡河の運転する車で北山さんの家に向かった。
問題の倉庫は、
北山さんの実家の庭に建てられていた。
普通の倉庫よりも大きい。
内部は、綺麗で新しくて感じが良い。
トラック1台と、他にも資材などが保管されている。
倉庫の中に入り、ボヤが起きた所と、
荷崩れがあって手伝いに来た従業員が怪我した場所を教えてもらった。
その2つの場所が、倉庫の奥の方で比較的近い。
また、時々この倉庫で原因不明の停電があるというのも、
霊が絡んでいる時によく起きる現象だ。
やはり、気になるな、この倉庫。
私が当たりを見回していると、
隣にいた渡河が、
「この下に死体でも埋まってんじゃねいか。」とぼやいた。
それを聞いて、後ろにいた北山さんのギョッとする。
すかさず、私がフォロー。
「あっ、すみません北山さん、
渡河は何かと言うと、すぐ死体だと言い出すんです。
でも死体が埋まっているなら、
倉庫を建てた5年前頃から変な事が起きていると思いますから・・・」
すると、北山さんが意外な事を言った。
「いえ、この倉庫は1年前に建てました。」
「1年前?」
どうりでこの倉庫、新しい感じがしたと思った。
ていうか、私がここ10ヶ月~1年位前に何か起きましたかと聞いた時、
言って欲しかったなぁ。それ!
この倉庫を建てたのが1年前。
そして、仕事運が悪くなり始めたのが、約10ヶ月前から。
という事は、
倉庫を建てた時期と、仕事運が悪くなった時期が、かなり一致する。
やっぱり、この倉庫、相当あやしい。
仕事運が悪くなったというのと、従業員が怪我したという点で、
私は、ひらめくものがあった。
「すみませんが、北山さん、
この倉庫を建てる前の、この土地の様子が写っている写真ありますか?」
彼は実家に戻ると、家族総出で昔の写真などを探してくれた。
すると、倉庫が建つ前の庭の様子が分かる写真が見つかった。
私はその写真を一目見ると、直ぐに、
ああ、これが原因だなと感じだ。
その庭の写真には、
大きな木が2本、そびえていたのである。
つまり、今ここに建っている倉庫は、
その2本の大木を伐採した後地に、建てられた倉庫だったのである。
木があった場所も、不可解な事故が起きた倉庫の奥の方だった。
北山さんに起きた、一連の仕事上の不運やトラブルは、
彼のお爺さんの代からあったという、
2本仲良く実家の庭にあった大木を伐採した事によって起きた事だと確信した。
私が北山さんにアドバイスしたのは、
■2本の大木が生えていた所に、穴を掘り、
お酒を2倍に薄めて、コップ一杯づつ注いで下さい。
■毎日お線香を1本その土の上に焚き、
「切ってしまってごめんなさい。許して下さい。
今までこの家を長く見守ってきてくれてありがとうございました。」
それを一週間祈りづつけます。
■植木屋さん等に、写真を見せて、この木と同じ種類の苗木か若木を買ってきて、
2本の大木が生えていた所に、植えてあげて下さい。
植物も生きている。
それぞれの植物にも精霊が宿っている。
特に50年以上生きていると思われる北山さん地の大木を、いきなり切ったりすると、
切った人がその後、怪我をしたり、仕事運が悪くなる。
なぜだか分からないが、私の経験上、仕事運が悪くなるケースの方が多い様だ。
これには、2つの原因が考えられる。
■まずは、樹齢が長い木、つまり長く生きている木には、
特別な魂が宿り、家を守ってくれたりする。
そんな長年守ってあげたのに、いきなり伐採され殺されると魂が怒るのである。
また2本の木は、夫婦か恋人だったのかもしれない。
■もうひとつ考えられるのは、この2本の木がどういう経緯で、
北山さんのご先祖が、そこに植えたかである。
もしかしたら、この家が長く幸せになります様にと、
夫婦の木を植えて、大切に、大切にこんなに大きく育てたのかもしれない。
そういう場合は、先祖の怒りが北山さんの仕事運へのトラブルへと向く場合がある。
はっきりした理由は、推測の域を出ないが、
長年一緒に暮らしてきた庭の木を切ると時は、
例え樹齢が10年位でも、
■切る最低3日前から、木にお酒を2倍に薄めて、コップ一杯づつ注いで下さい。
■そして、切るまで毎日お線香を1本その土の上に焚き、
「今までありがとうございました。
長い間、この家を見守ってきてくれて本当にありがとうございます。」
と感謝の言葉をあげて下さい。
もし、北山さんもそうやっていたら、仕事上のトラブルも起きなかったと思います。
ただ、樹齢100年近くになる老木になると、
怪我や仕事運が悪くなるですまない事になる場合もある。
例えば、その老木を切る事に加担した人が亡くなったりする。
そして、老木になるほど、上の様な供養や地鎮祭等をしても、
災難が起きる事を防ぐ事が出来ない場合がよくあるので、
樹齢100年以上の老木を切る時は、とても気をつけなければならない。
また、普通にまっすぐ生えている老木よりも、
コブが沢山ある老木や、
曲がりくねっている老木や、
根本から何本も太い幹が枝分かれしている老木は、
特により厳しい魂を持っている場合が多いので注意したい。
だから、土地や庭付きの家を買う時、
そんな老木があるか、チェックしてから買った方が良いとアドバイスもしている。
END