●変わった供え物




今日を含め13日から16日までは、お盆なので、


今日は、お盆にあった話しをいたしましょう。




私は普段から、時々個人の好きだった食べ物を供えると良いですよ。


とアドバイスしてきました。



例えば、


故人がハンバーグが好きだったなら、


貴方が家でハンバーグを食べる時、


食べる前に、そのハンバーグの2cmでいいから、


切り分けて、チーンと鳴らし、


「貴方の好きだったハンバーグです。どうぞ」と言って、仏壇に供えてあげます。


そして10分後位に、それを仏壇から下げて、


貴方が食べる事によって、一緒に夕食を共にしたと喜んでもらえます。






ここまでは、普段私が言っている事です。





さて、


お盆になると、



かなりの方は田舎に戻ったり、実家に里帰りしている事でしょう。


今日も、高速道路の下りが62キロの渋滞というニュースがそれを表しています。





田舎の実家に帰省すると、


大きな仏壇があったりして、


そこで供養されている人も、5人や10人と多数の方になるでしょう。





そうなると、当然古い時代の方が多数います。


すると、やはりそんなご先祖様優先になり、


おはぎや、お菓子、


昔からの食卓を再現したようなものを供える事になりますね。





ただ、こんな事を聞かれた事があります。


一番最近に亡くなった父は、納豆が好きだったので、


本当は納豆を供えるのが父が一番喜ぶと思います。と。




でも、ご先祖の中には納豆は嫌いという人もいたかもしれませんね。




そんな時には、仏壇から50cmくらい話して、


「これは私のお父さんに」と言って供えます。



50cmというのは、その仏壇に供えると共に、


まぁ、納豆のニオイも届きにく範囲という他の方に配慮した意味です。


この方法なら、亡くなったお父様にも、納豆が嫌いだった人にも納得してもらえます。





これは果物にもいえます。


果物は全員が好きだと思いがちですが、


中には、バナナが嫌い。ミカンが嫌いというご先祖がいたと気が付いたら、


バナナとミカンだけは、仏壇から50cm離した所に供えます。






ここまでは、まだギリギリ常識範囲でしょうか。






ここからは、今日の本題、


私が実際に受けた、変わったお供え物について語りましょう。






あるご婦人が、


亡くなった息子に好きな物を供えたいのですが、


先生が言う10分後に食べるのは、ちょっと・・・と言う。





なぜですか?と聞くと、





生前、息子さんは何でもかんでも、


食べ物にはマヨネーズをたっぷりかけて食べていたというのである。





だから、ご飯の上にはマヨネーズ。


お寿司を供える時も、その上にマヨネーズをたっぷりかけて供えるというのだ。




なるほどねぇ。 そんな人もいるんだなぁ。と感心。




結局彼女には、食べ物を供える時は、


ご飯なら、ご飯だけ、


お寿司なら、お寿司だけを供え、


わきにマヨネーズを一緒にボトルごと添えて供えるようにアドバイスした。




よくテレビで、


外食する時など、マイ七味唐辛子を持ち歩いて、


食べる物に、沢山かけて食べているのを見かけるが、


こんなケースも同様で、食べ物のわきに七味唐辛子を供えると良い。


ちなみに、その子が持ち歩いていたマイ七味を捨てないで、それを供えるともっと良い。








さて、ここからはもっと変わったお供え物の話を。






ある未亡人の方が、こんな相談を・・・




主人が亡くなってから、妙に足がかゆいという







足がかゆいといえば、水虫だが、


足を見ても、水虫にはなっていないという。





やがて、


時々妙に水虫や水虫の薬が気になり始めたという。




「これって、何か意味があるのでしょうか?」






こういう場合、時期が問題になる。




このご婦人の足がかゆくなったり、


水虫や水虫の薬が気になり始めたのは、


ご主人が亡くなってからである





そこで、


ご主人と水虫が何か関係があるかどうかを確かめる事から始める。




「ご主人と水虫って、何か関係ありますか?」






すると、



「はい、主人は、亡くなるまでずっと水虫の薬を20年間つけていました」と言う。




もうそれを聞くと、すぐに分かった。




私は彼女に、


仏壇にご主人が長年使っていた水虫の薬を供えるようにアドバイスした。





この様に、供える物は食べ物だけとは限らないのである。


長年使っていた薬を供えると喜ぶ例は多い。




ちなみに、薬の場合、


亡くなってから通常2年間で痛みなどは無くなり、


必要無くなると言われているので、


2年以降はあげなくても良い。






ちなみに、この時、


彼女は私に、こんな質問もしていた。




「でも先生、


 夫は肝臓がんで亡くなっています。


 がんが発見されてから1年も、抗がん剤や色々な薬を飲んでいましたが、


 それは供えなくてもいいのでしょうか?」





もっともな質問である。





確かに、ご主人は肝臓がんで亡くなった。



もし、そのご主人を肝臓がんの担当医師が供養するなら、


抗がん剤や色々な薬を、供えるのが良いのかもしれないが、





実際に自宅の仏壇で、供養するのは奥さんである。




そんな場合、病院での薬や専門薬など、


霊は奥さんに要求しないのである。






亡くなったご主人の霊は、


長年連れ添った奥さんに、





いつもの様に、






「あの薬はあるかい?


 はい、ありますよ。



 どうぞ、あなた。」




と、ふたり幸せだった時の薬の方が、大事なのである。



END