●葬式前日に夢に出てきた母親
先週、テレビ朝日で、
林修の今でしょ!講座を見た。
その中で、お墓参りのマナ-をやっていた。
講師は、仏教の僧侶の方で、井上広法さんという浄土宗光琳寺副住職の方だった。
クイズ形式で、とても分かりやすく面白い番組でした。
例えば、
◆お墓に持って行く花で、避けた方がよいのはどんな花?
という問題を出して、
林先生とゲスト回答者が答えるというものです。
■答えは、バラとボタン。
薔薇は棘(とげ)があるから。
ボタンは花だけポトリと落ちる様子が、首が落ちるようだから。
こういう番組を見ていると、
そう言えば、私も同じような相談を受けたなぁ。と思い出します。
その時の相談は、こんなものでした。
私が、「お母様が好きだった花を、供えてあげると喜びますよ。」と言うと、
その方が、
「では、母はバラが好きだったので、バラを供えてあげたいと思います」という。
「あっ、バラ?
お母様、バラが、好きだったのですか?」
「はい、母は昔、父からプロポーズの時などによくバラを贈られて以来、
バラを自分でも育てるくらい好きでした。」
「そうですか、
では、バラは棘がよくないので、
バラの棘を全部取り除いてから、仏壇に、
棘は全部取りましたよ。と言って供えて下さい。
そうすれば、バラを供えた事も喜ぶし、
貴方のそうした心遣いにも感謝してくれますよ。」
また、この番組でもう1つ面白かったのは、
講師の仏教の僧侶の方に、林修先生が突然、
「幽霊を実際に見た事はありますか?」と質問したのです。
すると、講師の僧侶の井上さんが、
「一度だけあります」と答えました。
彼がアパートに住んでいた時、
隣の身寄りの無いお爺さんと、たまに挨拶を交わしていたそうです。
ところが、最近、あまり見ないなと思っていると、
ある日、彼の部屋に突然現われ、
こたつに向かい合って座っていたというのです。
そしてしばらくして消えたという事でした。
その後分かった事ですが、
丁度その時間にそのお爺さんは、
病院で亡くなっていたのが分かったのです。
僧侶の井上さんは言います。
きっと、身寄りの無かったお爺さんは、
唯一、時々挨拶を交わしていた私に、お別れを言いに来たのだと思います。
私もそう思います。
亡くなるその時間あたりに会いに行ったり、
亡くなる前日や前々日に会いに行ったりします。
それらが、夢の中で会いにいったりもします。
ただ、違う意味の場合もあります。
そんな例外だった例を、今日はお話ししましょう。
普通、上の様に、亡くなる直前に出て来たのなら、
お別れに会いに来たケースだと言えます。
しかし、
この私の友人のケースは違いました。
夢に出てきた彼の母親は、
亡くなった翌日に出て来たというのだ。
そうなると、お別れに会いに来たとはちょっと趣が違う。
それでもお別れと言えない事も無いのだが、
彼に説明を聞くと、やはりちょっと違う。
なぜなら、
夢に出来たのは、母親だけでなく、
父親と弟、そして彼も居るのだという。
最初、母親が夢で出て来たと思ったら、急に4人になったという。
お別れを言いに来るなら、
母親一人が夢に現れるのが普通だし、
亡くなる前が普通だ。
そして、母、父、弟、自分の家族4人がただ立っているだけで、何も言わないという。
ただ、朝目覚めても、とてもその様子が頭に残っていて、
母親が何か伝えたい事があるのではないかと、彼は言う。
私も翌日、その葬式に行く予定だったので、
彼に、一晩考えさせて欲しいと言って電話を切った。
しかし、電話を切って1時間ほど経って、
ふと、
そう言えば、
明日は、葬式だという事に、今さらながら気が付いた。
それを合わせて考えると、
彼の母親が伝えたかった事が分かったのである。
さて、ちょっと難しいかもしれませんが、
皆さんも、少し考えてみて下さい。
彼の母親が夢で、彼に伝えたかった事は、何だと思いますか。
少し考えてみてから、下をお読み下さい。
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葬式の前日に夢に出たというタイミングが最大のポイントだった。
それも家族4人。
特に趣味も無かった彼のお母さんは、
とても家族を愛していたという。
そんな、お母様の願いは、
棺(ひつぎ)に、
家族写真を入れて一緒に燃やして欲しいという事だと、私は感じた。
家族4人の写真を、棺に入れて下さいね。と。
それは同時に、こんな事を意味している。
「家族4人、
これが、私の一番の宝物です。
母さんは、とっても幸せでしたよ。」
END