●2つの玄関





このお話は、昨日のブログ(●車で轢いてしまった猫の祟り)続きです。



従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11898830267.html


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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[前回までのあらすじ



夫が、どんどん鬱病の様に悪くなるのは、猫の祟りではないか。と言うのである。


4年前、彼女と夫、そして一人息子と東京でアパート暮らしをしていたという。


ご主人は、貿易会社に勤めていて、勤務も真面目。


ところがある日、家に帰って来た夫が、少し落ち込んでいたので、


「どうしたの?」と声をかけると「車で、猫をひいてしまった。」という。


夫は、昔から気が弱いところがあり、自分で自分を責めるところがあったという。


また、動物好きでもあったので、


その自分が猫をひいてしまったという罪悪感が重くのしかかったのでしょう。


夫は2日間、熱を出し会社を休みました。


そして、その日をきっかけにして、夫の運がどんどん悪くなっていたのです。


やがて、不運は会社にも及び、あんなに順調だった会社が倒産したのです。


再就職の面接も、感触は良かったのに全部落ちたのは、


脳裏にあの時の猫が浮かび、すると全部ダメになるというのです。


その後、1年弱は失業保険などで暮らしていたという事ですが、


夫のご両親が、息子の状態を心配して、生活費だけでも節約できるからと、


息子夫婦を千葉の八街市に来るようにと、呼び寄せた。


でも、独立心の強かったご主人のたっての願いで、ご両親との同居ではなく、


二世帯住宅へのリフォームをして、八街に帰ってきたのである。


ご主人は、昔からとても親孝行で、ご両親ともとても仲が良かったという。


だからこそ、ご両親は息子を八街に呼び寄せたのであった。


しかし、そんな仲が良かったご両親ともだんだんと、些細なもめ事が多くなり、


今まで喧嘩などした事がなかったのに、喧嘩をするまでになったという。


最近では、同じ建物内に住んでいながら、あまり挨拶も交わさないという。


そんな夫は、時々ふと、あの猫をひいてから、ずっと祟りが続いていると漏らす。


ここに引っ越してから、やっと見つけた仕事も2度、


うまくいかず、辞める事になって、夫は、家に居る事が多くなり、


最近はうつに近い感じだと言う。


「ちなみに、猫はどんな状況で、ひいたんですか?」と私は彼女に聞いた。


「夫が言うには、会社の営業中に、街道を走っている時に、


 急に横から猫が飛び出して来て、ブレーキを踏む間も無いまま、


 その猫をひいてしまった。と言っていました。」


「その時、ご主人、猫に謝りましたか?」


「いえ、後ろから車が来ていたので、


 そのまま轢き逃げの様に、走っていってしまったと言ってました。」


「会社の車ですよね。その後、タイヤとか洗いました?


 あと、その猫の為に供養とかは?」


「何も、してないと思います。」






































確かに、


猫をひいて、謝らずに、


ただ走り去ったのは、良いとはいえません。




猫をひいた瞬間に、「ごめんね猫ちゃん、どうか生きています様に。」


とか、


ひいた後、どこか止められる所に停めて、


「タイヤと猫の方角に合掌して、


 ごめんなさい猫ちゃん、どうか成仏して下さい。」と祈ってあげて欲しかったです。










ただ、


一連の話を聞いて、






意外かもしれませんが、


私は猫のたたりでは無いと感じました。












まず、


確かにご主人は猫をひいた時、


謝らなかったし、ただ走り去っただけで供養も無しです。


しかし、動物好きだったご主人は、


自分を責め、今も猫をひいた事を心に思い続けています。


きっと、今まで猫に謝り詫びた事もあるでしょう。



猫をひいて何も思わない人もいます。


それに比べたら、猫も許してくれているはずです。



それに何より、


普通、猫のたたりがあるのは、


故意で猫を殺した場合が多いのです。




つまり、


ワザと猫を車で追いかけてひいたとか、


まだ生きている猫を、ゴミ箱に入れてとどめをさしたとかです。




それに比べ、彼のケースは故意ではなく、


事故でした。彼には防ぎようのない事故だったのです。


それも、猫は実際に亡くなったかどうかも分かりません。


もしかしたら、大怪我だが助かったかもしれません。




その時、救助出来なかったのは、残念ですが、


100歩譲って、その時猫が亡くなり、


彼が猫の怨みをかったとしても、


その後の彼の2年間の災難は、会社が倒産したという事だけです。



そうなると、


猫のたたりで、会社が倒産するかという疑問が浮かびます。



ちょっと私の感じる猫のたたりとは、違う感じがするのです。



会社は猫の事が無くても、倒産したのではないでしょうか。


会社の業績が悪くなり、


上司がピリピリしだし、部下にあたる。


ボーナスがカットされ、


やがて倒産した。のではないでしょうか。






ご主人は、気が弱い人だといいます。


1つの自分の過失が、膨らみ自分を責め、


その後の出来事も、自分が起こした事に起因していると責めてしまう。









だから、ご主人には、


占い師さんに聞いたら、


猫のたたりは、もう終わっているから、


気にしなくていいよと言ってあげて下さい。







ただ、












猫とは違う、


気になる事があるんですよね。












えっ!


 何ですか?」と奥さん。








ご主人は、昔から親孝行で、


ご両親とは仲が良かったのが、


実家に帰って、一緒の家に住み始めたら喧嘩状態になっていった。




今では、同じ建物内に住んでいながら、あまり挨拶も交わさないという。




それも、ご主人は職も無く困っていた時で、


そんな時に親に助けてもらった訳ですから、


普通以上に感謝してもいい状態なはずでした。





それなのに、


大した原因も無くこんな悪い状態になっているのが、



気になるんです。







しかも、そこに引っ越してからご主人の仕事運も悪いとの事。





偶然とは思えないのは、


それらは、全て



二世帯住宅へのリフォームをおこなってから起きている事です。









猫よりも、こっちの方が気になります。









よかったら、


そちらの家のリフォーム前と、リフォーム後の図面と、


玄関、階段、建物の外観、周りの土地の写真を送ってもらえませんか。











それから1週間後くらいで、


八街市の奥さんから手紙が届いた。








私は同封されていた図面と写真を見ながら思った。




「やっぱりそうなのか。


 こういう事って、あるんだなぁ」








皆さんは、家相というものを信じるだろうか。









この八街の家族は、悪い家相によって、


仲が悪くなり、喧嘩状態になり、


ご主人の仕事運も悪くなっていたと思われるのである。







では、どこがいけなかったのか。








それは、







私が思った通り、


二世帯住宅へのリフォームにあった。










実は、昔から伝わる家相の1つに、こういうものがある。





「1つの建物に、


 2つ玄関を作った場合、(裏口や勝手口は除く)


 その2つ玄関の品格に差があり過ぎると


 その建物内で、いざこざが起き、


 病気や事故、喧嘩が起きやすくなる。」











これは、現代の建築状況から考えると、


二世帯住宅に当てはまるのである。




つまり、


二世帯住宅にするのはいいのだが、




それぞれが利用する2つの玄関が、


1つは立派で、もう1つは貧弱な玄関だった場合、


その建物内で、いざこざが多くなり、喧嘩が起きやすくなるのである。


それが進むと、病気や事故につながってゆく。







八街のご夫婦の二世帯住宅の図面を見ると、


まさにこれに当てはまった。






リフォームで新しく作った玄関は、作りつけの貧弱な感じで、


実家の玄関と比べると、雲泥の差があったのである。







私は彼女に電話し、


家をリフォームし直して、


貧弱な玄関を実家の様に立派にするか、


貧弱な玄関を無くし、二世帯住宅を止めて一緒に暮らすかを勧めた。







あと、



奥さんの家の方の玄関の下駄箱の上に、


大きなホラ貝と、


水槽がありますが、


これはよくありません。







昔から、


玄関に海の物を置くのは、とても相性が悪いとされています。






特にそれは、


仕事運を悪くする傾向が強いのです。





また、玄関に水槽を置き、魚を飼うのも良くありません。


酷い時には、家族の重い病気や事故死を呼び寄せます。





それは、玄関に常時水のタンク類があると、


悪い霊がその水を飲みに来てしまう事があり、


そのまま居ついてしまい悪さをする事があるのです。




それに魚の不満や、死んだ魚の無念、


また、水槽の中の石や、草などが、


亡くなった人が最後につかんだ草や石だったり、


海岸で死体が流れついたところの岩だったり、


その死人の念がついていた場合は、とても悪い事が起きえます。






私が知っているケースでは、


家の玄関に大きな水槽を設置した1年後に、


そこの奥さんが自殺した事があります。





とにかく、玄関の水槽だけでも止めておいた方がいいですよ。






その後、



ご夫婦は、二世帯住宅を止めて親と一緒に暮らし始めた。



現在、


親に紹介してもらった会社で、ご主人は働いているという。


元の親孝行な息子として。



END