●陰膳(かげぜん)
陰膳(かげぜん)とは、
宗教関係の方や、占い師の間に伝わる呪術のひとつである。
しかし、一般の人でも有効な利用可能な方法なので、
下記を読んで、これは使えると思われたなら、
どうぞ、この呪術を使って下さい。
この陰膳、
私も過去に一回しかアドバイスとして使った事がない。
それゆえに、都会に住み、平和な日本に居る私達には、
あまり必要にならない呪術とも言える。
では、私が使った唯一の出来事だった、
その事を今日はお話ししましょう。
それは、東京都でも西の青梅市方面に住んでいるご婦人からの電話でした。
その方は当時常連(リピーター)の方でした。
そして、それはいつもの相談とは違い、
緊急を要する、命にも係わる相談でした。
彼女は、お父さんと二人暮らししてる方なのですが、
そのお父さんは認知症で、ずっと介護してきた方でした。
ところが、
2日前からお父様がふらっと家を出てから戻って来ないというのです。
以前にも、居なくなった事が2回ほどあり、
探したところ、近くの公園と学校の校庭に居たという経緯があったので、
居なくなったと分かった時点で、すぐにその2ヵ所と付近を捜したそうですが、
見つかりません。
知り合いや親戚などに連絡して、総出で探し、
やむなく警察に届けたそうです。
しかし、この2日間何の連絡も無いという状況でした。
お父様がいつも持ち歩くというバッグには、
一応GPS機能付携帯が入れてありましたが、
家に置いて出て行ったという事でした。
お父様が、向かう先によっては、
秩父の深い山など、危ないと思われる所に行った場合、
命に係わる問題となり、非常に心配されていました。
人探しというのは、私の不得意な分野なので、
下記のアドバイスしか出来ませんでした。
■お父様の守護霊と思われる、彼のお父様とお母様に、
お願いして、無事を祈る事。
■地元の神社に、無事を祈る祈願をする事。
■彼女の守護霊と思われるお母さんに、
お父さんがどこにいるのか、
分かったら夢で教えて下さいとお願いする事。
■その他にも、昔働いていた場所や思い出の場所を探したり、
可能なら、警察犬の導入など。
■そして、最後に陰膳(かげぜん)を勧めました。
具体的に言うと、
居なくなった父親の分の食事も作って、
いつも食事の時に座る場所に、供えるのです。(水も)
3食でもいいし、夕食だけでもいいです。
用意するのは、彼女の夕食と同じものか、
お父様が好きだった食事を用意します。
そして、お父様に声をかけてあげます。
「お父さん、これを食べて、元気出して、早く戻ってきてね」
いつもの食事時間が終わったら、それも食べます。(翌日でもよい)
本人がそこに居ないのに、本人の分の食事を供える。
これが陰膳です。
これは、無事にいつもの様にここに戻ってきて欲しいという願いと、
もう一つ、
大切な念が込められています。
結局、お父様はその日の夜中、
東京方面へ向かう街道の途中で保護され無事でした。
東京に住んでいる親戚の家に行く為に、歩いて向かっていたそうです。
上の事例では、
陰膳(かげぜん)が機能したかどうか、分かりませんでしたが、
私が知っている昔の例では、
その顕著な念の効果が表れたものがあります。
それは東北地方での話ですが、
ある日、お婆さんが山に山菜採りに行って、
戻って来ないという事件が発生しました。
警察や村の人に探してももらいましたが、
何の連絡もないまま、5日が経ちました。
家族の中には、もうダメかもしれないと絶望視する人もいました。
しかし、
家族は、お婆さんが居なくなった晩から、
ずっと陰膳(かげぜん)だけは続けていました。
毎日、お婆さんの好きだったおにぎりと、うどんを一緒に供えました。
いつもは、どちらか一方しか出さなかった
おにぎりとうどんを一緒に出したといいます。
「婆ちゃん、いっぱい食べて、早く戻って来てね」
すると、その数日後、
奇跡的にお婆さんは、発見され、無事救助されたのです。
川の水と、摘み取った山菜を食べて生き延びていたとの事でした。
少しやせていたものの、元気でした。
「お婆ちゃん、頑張ったね!
お腹空いたでしょ?」
と救助した人が心配して問いかけました。
すると、
お婆さんは、こんな事を言ったのです。
「それがね、そんなにお腹空かなかったんだよ。
夜、寝るとね、
いつも、おにぎりと、うどんが一緒に出て来て、
お腹一杯食べた夢を見るんだよ。
すると、何だかそんなにお腹が空かなかったの。」
END