●リビングの日常
このお話は、昨日のブログ(●1階に何か居る )の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11885790403.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
[前回までのあらすじ]
部長職の男性の方からの電話相談でした。
彼の奥さんは、約1年前に乳がんで亡くなっており、
娘さんと2人で暮らしている方です。
そんな彼の相談は、ちょっと不気味で、ちょっと不思議なものでした。
それは、夜、寝静まった頃、誰も居ないはずの、
一階のリビングやダイニングキッチンから音がするというのです。
始めは、夜中にトイレなどに起きた時、一階から音がしていたのですが、
最近では、彼や娘さんがまだ起きている、
夜の10時頃にも同じような音がするといいます。
彼や娘さんが、一階でテレビを見ていると後ろの方から、音がするのだそうです。
私は彼に、「どんな音ですか?」と、いの一番に聞きました。
すると、「ササー」と、何か床を軽く走って行く様な音だと言うのです。
初めは娘さんもゴキブリが一階にいると言っていたほどです。
でも、実際に一階の隅から隅までしらべても、虫一匹見つからなかったといいます。
娘さんは怖くて、お父さんが帰るまで2階の自室に閉じこもっているといいます。
動物霊じゃなさそうだし、虫でもない。
じゃあ、1階には、いったい何が居るんだろうか?
話を聞く限り、何か居る。
そんな感じがします。
「ササー」と、何か床を軽く走って行く様な音。
さて、音から正体を推察していくと、
どうしても壁にぶつかり、分からなくなりました。
こういう時は、
一時、音から離れて考えてみる事です。
そうすると、
当初から、私は人間の霊の様な感じがしていました。
と言うのは、
最初にご主人が霊を1階に感じた時、
それが深夜2時だった事。
これは昔から、
人間の霊は、夜中の丑三つ時、
つまり、真夜中の2時から2時半頃が幽霊が出やすい時間だからです。
それも、人間の霊だとすれば、
浮かぶのは1人です。
1年前に亡くなった奥さんです。
そうなると、つじつまが合ってきます。
聞くと、生前奥さんは、
ダイニングキッチンやリビングに居る時が多かったといいます。
また、今回の相談は、奇妙な音がするというだけで、
特に家族に悪い事が頻繁に起きたとか、
相次いで病気になったという問題ではありません。
仲の良かった家族だと聞きますので、
その奥さんの霊が出て来ても、それは愛する家族を見守る為で、
悪い霊障などが起きていないのもうなずけます。
また、当初は夜中に出ていた霊も、
誰も居ない夜中よりも、最近は、
家族がいる時間帯に音がしだしたのも、納得がいきます。
そうなると、
残る謎は、
あの音だけです。
「ササー」と、何か床を軽く走って行く様な音。
そこで、
私は電話をくれたお父さんと、側に居るという娘さんに聞いてみました。
「その奇妙な音ですが、
お母さんが生きていた頃、リビングやダイニングキッチンで、
同じような音を聞いた事はありませんでしたか?」
すると、
娘さんが、思い出した様に、
「あっ、そうだ。
お母さんが床を、除菌モップがけしている音に似てない?お父さん?」
と言ったのです。
それを聞いたお父さんも、
「ああ、そうだね。」
お母様は、生前娘さんのアレルギーやハウスダストが気になって、
しょっちゅうリビングやダイニングキッチンの床に
除菌モップがけをしていたそうです。
「でも、どうしてお母さんの霊が、そんな事をしに来たのですか?」
と、娘さん。
この場合、2つの事が考えられます。
■1つは、霊は生きていて頃、
よくやっていた行為をする事で、
今、私は貴方の側に来て見守っていますよ。と、
アピールする事がよくあるのです。
お母さんの場合、生前よくやっていた除菌モップをかける事で、
自分が今、側に来ていますよ。と、
それを知っている家族に知らせている。と考えられます。
■もう1つは、
最近、誰も床に除菌モップかけていないでしょ。
娘のアレルギーが心配だわ。
お父さん、たまには除菌モップかけてくださいね。とお願いしにきた。
そのどちらか、もしくは両方かもしれません。
いずれにせよ、
母親は家族の為に出て来ているので、
家族にとって、悪い事ではありません。
こんな時は、
仏壇に、「お母さん、見守ってくれてありがとうね。
たまにはモップがけするからね。」と言って、
お母さんに話しかけ、お礼を言い、
お母さんの好きだった物を供えると、より強い守護霊として、
家族を守ってくれるはずですよ。と言いました。
その後、
娘さんは一人でいる時でも、怖くなくなり、
むしろお母さんが見守りに来てくれていると思うと、
嬉しいと言って、リビングで多くの時間を過ごしているといいます。
「お母さん、
私、元気だよ。
いつも、見守ってくれて、ありがとね。」
END