●ある後妻の悩み
結婚は憧れであり、将来の希望でもある。
しかし、
全ての結婚が、
そく幸せにつながっているとは限らない。
こんな仕事をしていると、
悩みを抱えた人と多く接しているからか、
そんな事を思ってしまうのかもしれない。
ある日、
後妻で悩んでいる女性から相談を受けた。
後妻とは、
妻と死別または離婚した男が、その後、結婚した時の妻の事である。
つまり、彼にとって2番目の妻である。
ただし、
普通、ただの2番目の妻であれば、後妻とはあまり言わない。
先妻との間に子供がいる場合で、
特に男性が子供を引き取っている場合に私は言う。
今回の相談も、そんな後妻の奥さんだった。
先妻さんは、2年前に亡くなっていた。
そして、夫には3歳と4歳の男の子の連れ子がいた。
つまり、彼女は結婚と同時に2人の男の子の親となったのである。
従って、
彼女にとっての新居は、台所も、寝室も、応接間も、
2年前に住んでいた先妻の面影があるという。
まだ、結婚して間もないというのかもしれませんが、
と前置きをした彼女の悩みは、2つだった。
●初めて子供と接したのかもしれないが、
なかなか男の子ふたりが自分になつかないという。
「貴方は初婚ですか?」
「はい。」
普通の女性が、いきなり二人の子の親となったのである。
無理も無い事なのかもしれない思った。
上の問題よりも、
下の問題の方が、彼女を悩ませている様だった。
それは、
●なんとなく今でも、先妻さんの影を感じるのだと言う。
「ご結婚してどのくらいですか?」
「半年です。」
「具体的に、どんな風に、先妻さんの影を感じるのですか?」
すると、彼女は、
「台所にいる時とかに、
後ろから誰かが見ている様に感じたり、
夜、ベットに寝ている時、
怖い夢をよくみたりするんです。
結婚前は一回も怖い夢など見た事ないのに。」
「他には、何か変だなと思う事はありますか?」
「右ひざと腰が、最近痛くなったのですが、
夫に聞くと、どうやら先妻さんも生前、
そういえば、
右ひざと腰が痛かったみたいだと聞いて、ゾッとしました。」
「先妻さんとか他の人の幽霊を見たとかは無いのですね。」
「はい。それは無いです。」
「じゃあ半年で、先妻さんと同じ所が痛くなったという事ですね。」
「はい。」
「う~ん。
確かに、偶然にしては
ちょっと何かありそうな気もしますね。」
後半は、明日のブログに続く。