●ホトケノザが生えていた場所
このお話は、昨日のブログ(●ホトケノザ)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11346445541.html
)
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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私の家から車で1時間位の所に住まわれている主婦の方からの相談でした。
彼女の母親は、農家で70歳になる今でも、作物を育てているという。
農業をされているだけあって、野草にはとても詳しく、
よく山などに薬草や食べられる草花を友人と摘みに行くという。
特に食べられる草花には詳しく、近くの公園に行っても、
「ああ、これは食べられる葉っぱだよ、とか、
これは天ぷらにすると美味しい花だよ。」とかと教えてくれるという。
そんなお祖母ちゃんに異変が起きたのは、3ヶ月前だったという。
祖母はひとりで近くの公園から川沿いの方に散歩に出かけた。
4時間ほどして帰宅した祖母は、食べられる草花を何種類かと、
綺麗な紫の花を咲かせたホトケノザを、土もととってきたのだそうだ。
食べられないと分かっていたが、小さい紫の花が綺麗だったのと、仏の座という名前も、
なんとなく縁起が良さそうだという事で、土もと掘ってきたのである。
しかし、その日から現在までずっと具合が悪いという。
まず、その日にとってきた草花を食べてものは全部吐いたという。
その後、両足のヒザが痛くなり、お腹が常に打撲したような鈍痛がするという。
また頭も痛いという。すぐに翌日、祖母を医者に連れてったのだが、
両足とも特に骨に異常は無く、頭も検査したが悪い所もなく脳波も正常だったという。
お腹も打撲した様子は無いという。
医者は食中毒かもしれないと薬はくれたものの、はっきりした原因は分からなかったという。
3週間も床に伏せっている状態の祖母を心配した娘さんが、相談してきたのである。
祖母が言うには、仏様の草を取ってきたのが良くなかったのかもしれない。と言うのだという。
そうであれば、ホトケノザを下手に捨ててもいけないし、どうしたらいいでしょうか?
また、祖母が言う様に、本当にそんな事はあるのでしょうか? そんな相談だった。
さて、
まず、お祖母様が心配されている仏様の草と取って来てしまったという件であるが、
ホトケノザは、葉っぱが仏様が座るハスの葉っぱに似ているというだけで、
仏様とは関係ない。
普通の草花と特に変わらないと考えていいだろう。
では、どうしてお祖母様は、両足のヒザが痛くなり、
お腹が常に打撲したような鈍痛がし、また頭も痛くなったのだろう。
色々と電話で話していると、彼女が、
私の占いのリピーターである事が分かった。
私は覚えていないのだが、以前にも相談してくれたそうである。
占いの世界ではリピーターは大切にするのが鉄則である。
リピートしてくれるだけでなく、
他の方へも宣伝してくれる方が多いからである。
また、彼女の家に井戸がまだあるというのも気になった。
そこで、家もそんなに遠くないので、
お祖母様の歩ける位具合が良い時に、お宅にお邪魔する事にした。
すると、
1時間後にすぐに電話が来て、
私が行くと聞くと、お祖母様はすぐに元気になったそうで、
明日10時行く事になった。
農家の朝は早い。
もう彼女の家は、全員が一仕事終えていて休憩といった時間だった。
まず家相を見たが、特に問題は無かった。
ただ、
外犬を飼っているのだが、
木々が鬱蒼とした日陰の裏庭に犬小屋があり、
終始太陽が当たらない場所にあった。
そして、祖母が寝込んでからは滅多に散歩にも連れていっていないという。
とりあえず、今回の件とは関係無いと思ったが、
この犬小屋は多少でも太陽が当たる場所に移動させてあげた方が良い旨を伝えた。
次に、電話で気になっていた井戸だが、
話では、現在は水道がひかれているので、
井戸を使う事は無いという事だったが、
実際は、庭の草木に水をあげる時に使われていた。
井戸というのは、例え草木にであっても、
役に立っていれば、問題はない。
その後、お祖母様とも色々話したが、
やはり3ヶ月前のホトケノザを取って来た件以外には、
これといって心当たりが無い様だった。
もう一度改めて考えてみると、
彼女は食べられる草花を摘むプロと言ってもいい位の知識がある。
それなのに、
3ヶ月前にホトケノザを取ってきた時に限って、
採取してきた草花を含めて、食べた物を全て吐いたという。
やはり何か3ヶ月前、
ホトケノザを取った時に問題があったのかもしれない。そう思った。
その時取ってきたホトケノザは庭にあるというので見せてもらった。
1つでは無かった。
3株も取ってきたという。
よくは分からなかったが、
もうこの目の前に生えているホトケノザ以外には、考えられなかった。
そこで、
念の為に、お祖母様と彼女に言った。
「この3つのホトケノザを、元生えていた場所に返してきましょう。」
バケツを用意してもらい、
以前取ってきた土の量よりも多く周りの土を掘って、取る事にした。
これはガンの手術と似ている。
ガンその物と一緒に、その周辺にもガンが散っていると困るので、
多少広い部分の土を取るのである。
その前に、
お線香とお水とお茶を用意してもらい。
念の為に供養を行った。
「このホトケノザについている無縁の霊の方へ、
どうか早く成仏なさって下さい。そして幸せな来世に生まれ変わって下さい。」
こうして、3株のホトケノザをバケツに入れ、
お祖母様に、当時これを摘んだ所に案内してもらった。
彼女の家から歩いて15分位の所に公園があった。
しかし、その公園を通り過ぎ、
街道沿いの草むらに着いた時、
お祖母様は、そこで止まり、
ここで摘みました。と指を差した。
そこで、さっそくバケツの中のホトケノザを、元あった場所に植えた。
植える作業は、その時に取った本人にしてもらった。
それが一番良いと思っていたからである。
だから、お祖母様が元気な時に会うという約束だったのである。
私はただ後ろから、植えている様子を見ていたが、
その時、
ふと、
ある物が気になった。
それは、
近く草むらに、
明らかに切り花が枯れたというモノが沢山捨ててあったのである。
嫌な予感がした。
切り花が沢山まとまって捨ててあるという事は・・・・・・
私はその街道沿いにある家のベルを鳴らし、
そこに住む人に尋ねた。
すると、やっぱりである。
以前、この街道で車にひかれて亡くなった老女がいたという。
多分、
車にひかれた老女は、
あのホトケノザがあった場所で亡くなったのだろう。
もしかしたら、
遺体から流れ出て血は、ホトケノザの土に染み込んでいるか、
もしくは、遺体の下にあったのがあのホトケノザだったのかもしれない。
もう少し、私の洞察力が優れていたら、
昨日の段階で、
お祖母様が、両足のヒザが痛くなり、お腹が常に打撲したような鈍痛がし、
また頭も痛いと訴えていた時に、
車にひかれた様な感じだと推測できたかもしれない。
一応持ってきたお線香とお水とお茶をその場に置き、
近くに生えていた花を摘み供えた。
そして、
「苦しかったでしょう。痛かったでしょう。
どうか安らかに成仏なさって下さいね。」と全員で合掌した。
そして、
「これから一ヶ月、お祖母様が貴方の為に家でも供養しますので、
どうかお祖母様を痛みから解放して下さいね。」と頼んだ。
その後、
お祖母様は家の仏壇とは違う場所に、簡単な祭壇を作り、
ここで亡くなった老女の名前を書き、1ヶ月間供養してあげた。
すると2週間位たった時から、体の痛みは無くなったという。
人や動物が亡くなった場所に、
生えている植物には、
時々、
強い無念の思いが、染み込んでいる場合があるのである。