●不気味なピンポンダッシュ




ピンポンダッシュという言葉があります。


卓球の事ではありません。






ピンポーン」と用事も無いのに、他人の家の玄関ベルを鳴らして、


走って逃げるいたずらの事です。




ベルを鳴らされた家の住人が、出て来て誰もいないのに困惑している様子を、


陰からみて楽しむいたずらである。





人へのいたずらというのは、


やっている時は楽しいかもしれないが、


徐々にその人の心を醜くしているので、自分の為にも止めた方が良い。





また、似たようなケースとしては、空き巣や泥棒が、


「ピンポーン」と玄関ベルを鳴らして、


住人が出たら、何か適当な物を宣伝して、


住人が不在なら、空き巣に入る不在確認の手段に利用する場合もある。





さて、


今日これからお話しするのは、


長野県に住むある女性からの電話相談です。







彼女はご両親と同居しているOLさんだという事です。


家は2階建ての一軒家で、


新築で建ててから15年が経つといいます。






その彼女の悩みが、


今回のテーマである、


ピンポンダッシュだったのです。








それがただの子供のいたずらだったら、


私に相談などしてなかったでしょう。


また、


それが大人のいたずらだったとしても、


私ではなく、警察に相談した事でしょう。






彼女が体験したピンポンダッシュは、


それほど不気味なピンポンダッシュだったのです。









今日のブログはちょっと怖いかもしれませんので、


怖がりな人は、見ないようにお願いします。


怖がりな人は、ここから下は読まない事!!


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異変が起き始めたのは、


約半年前だったという。








彼女を含めて、家族が寝静まった頃だったという。







誰かが、彼女の家の玄関のドアを「トン、トン」とノックしたのだ。








時計を見ると、夜中の2時半だという。





もちろん、彼女は気が付いたが、出る事は無かった。




「いったい、こんな夜中に、誰だろう?」





気になった彼女は、そっと、2階から門の方を見たという。



2階の彼女の部屋からは、1階の玄関は見えなかった。




しかし、外門は見える。


街燈に照らされた外門は、閉まっていたという。








その時は、「トン、トン」とノックされてから、


外門を確認する為に、2階から見るまでに、


どうしようかベッドの中でだいぶ考えていた時間があったので、




きっと、


その間に外門を閉めて、立ち去ったのかもしれないと思ったという。








翌朝、ご両親にこの事を話すと、


誰もドアをノックした音を聞いていないという。







彼女だけが、聞こえたというので、


夢でも見たんじゃないと言われた。という。








その翌日、





また来るかと思ってなかなか寝られなかったというが、


何も起こらなかった。






「もしかしたら、本当に夢を見ていたんじゃないか」そう納得する事にした。






ところが、


数日たった時の夜中、


また、誰かが玄関を「トン、トン」とノックしたのである。








今度は間違いなかった。


時計を見ると午前3時少し前だったという。



今回はすぐに2階の彼女の寝室から外門をすぐに見た。







すると、


外門は閉まっている。








玄関を「トン、トン」とノックしてから、


彼女が2階から外門を見るまで、


わずか30秒くらいだった。





つまり、






玄関を「トン、トン」とノックした人は、


まだ玄関にいるか、


庭にいるはずである。






もちろん、庭を回って裏にある家の庭に入って逃げる事もできるが、


裏の家の庭には犬がいる。


その犬はこの前も、今も吠えていない。





きっと、玄関をノックした人はまだ玄関付近にいるに違いない。





そう思った彼女は、


しばらくずっと2階から外門を見張っていたという。








1時間が経った。







ついぞ外門を開けて出て行く人はいなかった。






そして、やっぱりご両親はノックする音は聞いていないという。






彼女だけが聞こえるという玄関をノックする音は、その後も続いたという。




それも不思議な事に、金曜日の朝方にノックされるというのだ。






そこで、彼女は、


もしかしたら、


人間ではなく、






何か動物かもしれないと、思ったという。







そこで、



ドアが一望出来るようにビデオカメラを置いて、


どんな動物があたるのか確かめようと思ったという。






やがて、


金曜日の朝方2時頃、


また玄関がノックされた。






その日は、ご両親にも2時まで起きていてもらった。





すると、



かすかにだが、



母親だけ、ノックした音が聞こえたような気がしたと言ったのだ。






父親は依然として聞こえなかったという。





でも、母が聞こえたという事は、


私の錯覚では無かったんだ。



夢じゃなかったんだ。






そして今度はビデオも撮ってある。






朝、父親に頼んで、


ビデオを回収してもらった。






こうして、家族全員で、


昨夜いったい誰が玄関をノックしたのかを確認する事になった。







ビデオをテレビにつなぎ、


夜中の2時あたりを再生させた。
















後半は、明日のブログに続く。