●仏壇の花





私は、ことある毎に仏壇に


亡くなった人が好きだった花を飾ると良いですよ。



と語ってきた。






しかし、


世の中には、





そんな些細な供養でも、


本人にとってはとても大変な場合もあるのだと、


知らされた手紙がある。








彼は長年、


8畳のワンルームで母と二人暮らしだったという。





そんな母親が1年前に亡くなった。





仏壇には、


彼女が生前好きだった


チューリップや、すずらんの花を供えていたという。






しかし、


手紙にはこう書いてあった。






頑張って、アルバイトしています。




でも、


情けない事ですが、


母が好きだった花も、今はろくに買えません。





近くの花屋に頼めば、


チューリップ 10本1500円


すずらん 10本 500円


買えるのですが、






家賃と、食費で、


花を買うお金がもうありません。





本当は、もっともっと、


安いアパートに引っ越せば良いのですが、




どうしても、


この母と暮らした場所を、離れられなくて・・・・






好きだった花も買ってあげられないのが、とても不甲斐ないです。





この他にも、


仏壇での供養の仕方など、


手紙には、諸々な質問が書かれていた。







今回は、その中でも


上の花の事例について、私が答えた事を紹介しておきます。












拝啓、○○様、




ご相談のお手紙ありがとうございました。


まず、仏壇の花についてお答えいたします。





仏壇に、故人が好きだった花を飾るのはとても良い事ですし、


故人もとても喜びます。




ただ、中には故人が好きだった花が、


とても高価な花だったり、あまり手に入らない花もあります。




そんな時は、白い菊はとても無難な選択で、


ほとんどの霊は白い菊で満足するでしょう。



あと、お線香でも、


現在、花の香りのするお線香が売っていますので、


生前、花が好きだった方へのお線香をそんな花の香りのするお線香にすると喜ばれます。


たしか、すずらんの香りもあったように思いますよ。


(他にも、椿、フリージア、ラベンダー、桜、梅、水仙のお線香など)


また、花にお金をかけられないという場合、


図書館に行って、チューリップの写真をコピーしたものを、


仏壇に飾ってあげてもいいと思います。


そして、貴方とお母様が暮らしていたワンルームから見える、


ごく普通のタンポポなどの花でもいいです。


仏壇に添える時は、


「母さん、庭に咲いたタンポポですよ。」と言って飾ってあげて下さい。







なによりも、




貴方の母親への優しい気持ちこそが、



1つの綺麗ななのですよ。