●眠り病





眠り病という不思議な病気がある。





アフリカのサハラ砂漠より下の地域、


ウガンダとかケニアなどにはびこる風土病だ。




この眠り病にかかると、


睡眠周期が乱れて、常にもうろうとした状態になり、


やがて昏睡して死に至る。という。





原因は、一匹のハエである。



ツェツェバエという吸血バエだ。




現在は、


このツェツェバエを妊娠させないような薬をまくという、


ツェツェバエ撲滅作戦が功を制し、被害がかなり少なくなっているが、


今もその悪魔のハエの被害は深刻である。




ちなみに、その昔、


中央アジア・西北インド・イベリア半島を征服し、


スペイン・モロッコなどの北アフリカを掌握して、


壮大なイスラム帝国を作り上げた勇猛なアラブ人達が、


北アフリカだけしか手中に治められず、


サハラ砂漠より下のアフリカ地域も攻めたのに、なぜ征服出来なかったのか?





その理由が、


ツェツェバエという、一匹のハエだった事はあまり知られていない。








日本本土はまだ、ツェツェバエの深刻な被害はないが、


温暖化の影響で、いずれ日本が熱帯化した時、


この悪魔のハエが上陸しない事を祈りたい。






だいぶ前置きが長くなってしまいましたが、







実は、以前、


電話相談の中に、


「娘が眠り病になってしまった。」という不思議な相談があった事があったので、




今日は、その時のお話をしましょう。







それは彼女にとって、



結婚10年目にして初めて授かった娘に起こったといいます。



始めは、ちょっと眠っている時間が長いなぁ。ぐらいにしか思わなかったそうですが、



2日間も眠り続ける日がよくあるので、


寝る子は育つといいますが、


さすがにこれはおかしいという事になり、医者に連れて行ったという。




しかし、娘さんのどこにも異常は見つからなかった。






やがて保育園に行くようになったので、


2日も寝ていると、2日に一回は休むという事になってしまい。


寝ている時は、どんなに呼んでも起きないので、


まだ保育園だからいいものの、小学生になった時の事を考えると、


お母さんも、さすがに将来を心配しだしたのである。







しかも、一度3日間も眠り続けた事があり、


娘はこのまま死んでしまうのではないかと心配した事もあったという。






私は、最初この話を聞いた時は、


ある子はなかなか寝ないで、夜泣きで大変だというし、


赤ちゃんを育てるのは、ホント大変なんだなぁと、悠長な感じて話を聞いていました。





しかし、


彼女が言ったある言葉が、少し私を不安にさせたのです。





それは私が、


「娘さんは、2日も寝る以外に、


 何か変わった事はありますか?」




との質問に対して、





「そういえば、
 
 私のサプリメントを異常に欲しがるんです。


 一度など、自分でふたを開けてた時があって、


 それ以来、届かない高い所に置くようにしているんですが、


 私が飲む時は、かならず寄ってきて欲しがります。」という。




詳しく聞くと、それはにんにくのサプリメント(錠剤)だそうだ。






私はそれを聞いて、


なにか嫌~な感じがしたのである










案の定、


娘さんの眠り病の陰に、



恐ろしいものがいたのである。












後半は、明日のブログに続く。