●魚の霊障?
ある男性が、電話相談してきました。
彼はいきなり、「魚の霊障ってありますか?」と言ってきた。
私は「どういうことですか?」
すると、彼は、
「実は、先日大きなタイを買ったのですが、
急に仕事が立て込み、4日ほど家に帰れなかった事がありました。
冷蔵庫の中のタイの事をすっかり忘れていました。
内臓もついていたので、
もったいないと思いましたが、食べずに捨ててしまったのです。
その2日後から、
喉仏(のどぼとけ)が痛くなったんです。
まるで、タイの骨が刺さった様な気持ちになりました。
痛みは5分ほどで治まるのですが、また翌日痛くなるのです。」
「医者には行かれましたか?」
すると、彼は、
最初、耳鼻咽喉科に行ったそうだ。
特に異常は無く、喉にタイの骨も刺さっていなかったという。
先生は、扁桃腺がもしかしたら少し腫れているのかもしれないと言って薬を出してくれたという。
しかし、彼は痛みからみて、納得出来なかったので、
違う耳鼻咽喉科に行って、
内視鏡検査とエコー検査をしてもらったと言う。
それでも異常は見つからなかったという。
そこで、あのタイを捨てた事が気になっていて、
仕事運を聞くついでに、私に電話相談してきたという訳である。
ちなみに、余談ですが、
喉仏(のどぼとけ)とは、のどの中間辺りにあり、
甲状軟骨が突出して高くなっている部分で、
よく男性の象徴とされていますが、
実際は女性にもある。
そして、女性でも男性の様にのどぼとけが目立つ人もいて、低音が出せるという女性もいる。
また、逆に男性でも目立つ程のどぼとけが出ていない人もいる。
そして、なぜ喉仏(のどぼとけ)と言うかというと、
亡くなった人を火葬すると、その後に、
遺族がその方の骨を拾うのだが、
その時、首だった辺りに座った仏様のような形の骨が見つかる。
この仏様が座った様な骨を、喉仏(のどぼとけ)と呼んだ。
その後、生きている男性の、のどのでっぱりが喉仏(のどぼとけ)と呼ばれた。
しかし、
実際は微妙にそれらは違う骨であり、間違いがまかり通っている。
また、喉仏という骨は無く、
正確には、座った仏様のような形の骨は、2つの骨が組み合わさったものである。
昔から、火葬して骨を拾う時に、
この喉仏が、座った仏様のような形をしていれば、しているほど、
「生前に良い行いをしていた」と言われている。
しかし、これはこれで、また違った相談を生みだす。
以前こんな相談がありました。
私の母はとても良い人だったのですが、
火葬後の骨を拾った時、
母の喉仏が、座った仏様のような形どころかよく残っていませんでした。
「母は生前に良い行いをしなかったのでしょうか? 」 の様に。
その時に私が答えたのは、
「そんな事ありませんよ。
生前に良い行いをした人でも、骨粗しょう症などになった人や、
産後や多産の人でカルシウム不足になっている人の骨は、
綺麗な座った仏様のような形の喉仏をしてても、火葬後に残らない時があるんですよ。
また、火葬場の火力の加減が強すぎた時も
喉仏が綺麗に残らないという現象が起きます。」
普通は、
火葬場を利用してくれた人になるべく良い思い出としてもらいたいので、
「ああ、この方の喉仏は、綺麗な座った仏様の形をしてますね。
生前に良い行いをしていたのでしょう。」と言うでしょう。
私も、父が亡くなった時、そう言われました。
でも、他の人の火葬後の喉仏なんてよく覚えていないので、
比べようがありません。
そう言われれば、そうだったんだぁ。という感じになりました。
まぁ。火葬場の人が、どんなに汚い形の喉仏を見つけても、
「こいつは、生前、悪い事ばっかりしてたねぇ!!」
なんて、目の前の遺族には、言いませんよね。
すいません。
余談が長くなってしまいました。
さて、
彼は「魚の霊障ってありますか?」と聞いてこられたので、
まず、これに答えました。
「ありますよ。」
「ただ、
魚の霊障というのは、
私の経験上から言わせてもらうと、
人が飼っていた魚や、
人間の生活環境に近い環境で共存していた魚を殺傷した場合に大抵起こります。
今回の場合であれば、
買ったというタイが、
実は、誰かに大切に飼われていたタイだった場合なら、
可能性は無いとは言えないのですが、
どこで、買われたのですか?」
「普通にいつも行っているデパ地下で買いました。」という。
この時点で、
私は今回のは魚の霊障では無いなと思っていた。
その後も、彼と少し雑談していたのだが、
彼と話していて、
もしかしたら、彼の喉仏の痛みは、
やっぱり霊障ではないかと疑ったのは、
彼のある一言からだった。
それは、
「最近、他に何か変った事はありますか?」の質問をすると、
「そう言えば、
最近、急にペンダントをしたくなったんです。
今までは、そういう飾り物はした事なかったんですが・・」という。
私はそれを聞いて、
嫌な予感がした。
後半は、明日のブログに続く。