●幸せの国
今日は何を書こうと、考えていた時、
昨日、テレビ番組で、
ローラさんが、ブータンに旅行に行くという番組を見たのを思い出した。
ブータンは、全国民の97%が幸せと感じているという
世界でも希にみる国だという。
普通はそういう番組は見ないのだが、
何が、人をそんなに幸せにしているのだろうか?
それを知りたくて、見る気になった。
ブータンの人々は、日本人に似ていて親近感がもてる。
人相をつい見てしまうが、
どの人も性格が良さそうな人が目立つ。
期待が持てそうだ!
さて、番組は、
インフラが遅れていて、国には、信号が1つしかない。
という出だしで始まった。
私は内心、大丈夫か?と思った。
やがて、ローラさんが、本日泊まるという家で
石風呂に入り、夕食をごちそうになる時間となった。
風呂は水の中に、熱くなった石をジューっと入れて、
風呂の水を沸かすのである。
私は内心、こういう料理があったな。と思い見てると、
ローラさんが、熱い熱いと悲鳴をあげて、
「石の入れ過ぎ!!」とぼやいていた。
そして、夕食。
箸やスプーンは無い。
手で食べるのである。
まぁ、外国人用のレストランは別だろうが、
普通の家庭では手で食べるようである。
ローラさんは、実の父親がバングラデシュ人なので、
手で食事するのは慣れているという。
なるほど、うまい!
今回の取材にはある意味、適切な人材だったのかもしれない。と思った。
かくいう私も、マレーシアに住んでいたので、
何回か手で食べた経験はある。
マレーシアでも結婚式などに呼ばれると、伝統にのっとり、
参加者全員手で食べるのである。
しかし、やっぱりパスだ。
私にとっての、ブータン=幸せが、遠のく感じがした。
でも、
ここに住んでいる人は、97%の人が幸せと感じているのだ。
番組ではあまり触れられていない面もある。
例えば、
医療費が無償という点もテレビで出した方が、幸せの説得感が増しただろう。
ちなみに、
ブータンに旅行中の外国人も医療が無償だというのもすごい。
そうこうしている内に、
ローラさんの弾丸トラベルが終了して帰国となった。
番組を見た限りで、
ブータンの人の幸せの理由を、考えてみた。
●1つは、家族である。
大家族で住んでいて和気あいあいで羨ましい感じがした。
●そしてどの家にも、必ず仏壇があるという。
やはり、というか、
影で、人々を幸せに導いている何かがあるのだろうと思った。
番組を見ただけなら、これ以上言う事は無い。
しかし、
私はもう1つ、ブータンの幸せの理由を知っている。
というか、
多分それが、理由の1つだろうと思っている。
これ以後の判断は、それぞれの読者の貴方にゆだねたい。
実は、ブータンは、
全国民の97%が幸せと感じているという国、
と言われている他に、
もう1つ言われている言葉があるのだ。
それは、
世界で一番最後にテレビが導入された国。
である。
これは、偶然であろうか?
この2つの事実は、
幸せに何らかの因果関係があるのではないだろうか?
一番最後にテレビが導入された国が、
一番幸せだと感じる国であるのは、
はたして偶然なのだろうか?
そして、
もう1つ、テレビだけでは分からない事がある。
それは、
全国民の97%が幸せと感じているという国、
というのは、
実は、7年前の調査の数字なのである。
世界で一番最後にテレビが導入された国。は、
2002年頃から村のあちこちにテレビが入るようになった。
それから、段々と、
犯罪が増え、
家庭崩壊があちこちで、現れ始めているという。
ブータンの高官は言う。
テレビから、色々な物欲が生まれ、
ああ、こんな生活がしたい。
こんな車が欲しい。
こんな恋がしたい。
こんな所に行きたい。
と色々な欲が生まれているという。
そして、その物欲を手に入れる為に犯罪が起きるというのだ。
テレビを見ると、色々な情報が入ってきて、
今までの生活が、
テレビの向こうの人と比べる事によって、
もっと良い物を、
もっと良い環境を、
もっと美味しい食事を、
となる。
欲を持つ事は、罪ではない、
しかし、
はたしてブータンの今の幸せ度は、
テレビが普及し始めた現在、
まだ97%を保っているのか少し心配になった。
今の日本は、
テレビだけではない。
インターネットがそれに加わってきている。
上には、上の物欲が待っていて、
その上には、その上の物欲がある。
貴方は大丈夫か?
もし、貴方が、
自分は今、不幸だと思い始めたら、
もしかしたら、
田舎に行って、
テレビもインターネットも見ない環境で暮らしたら、
貴方は、幸せになり始めるかもしれない。
ぜひ、試してみる価値はあるだろう。
今度、自分は不幸だと言ってきた相談者にアドバイスしてみようかな。っと、
そんな事を思った一日だった。