●天国に一番近い島





このお話は、昨日のブログ(天国に一番近い場所)の続きです。




従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11287039985.html




を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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以前、阪神・淡路大震災の時に、無料相談をやった事がありました。


ただし、被害にあった人限定ですが・・


その時に、小学生の少女から相談を頂いきました。


それが、今でも印象に残っている彼女の質問でした。


それは、「先生、天国ってどこですか?」


こういう時は、さぐりを入れてみる事にしている。


そこで、彼女に聞いてみた。「君は、天国はどこにあると思う?」


彼女が言うには、天国は、「ニューカレドニア」という島の近くにあるという。


それから、色々と彼女と話している内に、どうやら、お母さんと借りてきたビデオを一緒に見て


そう思ったらしい事は分かった。


少し考えてから、彼女の母親の事も考え、今の彼女の境遇に、合わせた答えを私は選んだ。


「先生も、天国に行った事が無いから、天国がどこにあるのかは、分からないんだけどぉ、


 天国に一番近い場所なら知っているよ。 そこでいいかな?」


「はい。」


「そこはね・・・・


























その前に、


彼女(マイちゃん=仮名)の事情を説明しておきます。





彼女の母親は、この大震災で亡くなってしまったそうです。



マイちゃんは奇跡的に助かったものの、


お母さんは自宅で亡くなったという事でした。


お父さんには、お母さんは天国に行ったと教えられたそうでした。








そんなマイちゃんへの答えでした。



「先生も、天国に行った事が無いから、


 天国がどこにあるのかは、分からないんだけどぉ、


 天国に一番近い場所なら知っているよ。 そこでいいかな?」



「はい。」



「そこはね、







「その人の自宅なんだよ。


 だから、マイちゃんのお母さんはきっと天国に行ったと思うよ。」






これは、マイちゃんへの慰めで言っているのではなく、本当である。





天国に行く条件の1つが、安らかな成仏である。


成仏しなくて、いつまでもこの世をさ迷っているのなら、来世もない。




そこで、その成仏に、なぜ自宅が関わっているかというと、





例えば、誰かが自殺したとしましょう。


その人がもし、自宅で自殺したら、


後悔の念と、命を自分で絶ってしまったという罪悪感が後から襲ってきて、


なかなか成仏できません。



しかし、もし、


同じ人が、自宅で自殺したのではなく、


どこか自殺の名所に出かけて、そこで飛び込んだりして自殺した場合、


後悔の念と、命を自分で絶ってしまったという罪悪感が後から襲ってきて、


なかなか成仏できない。+プラス


自宅に帰りたいという思いも加わり、その分、成仏が遅れる要因が1つ増える場合が多いのです。




これは、普通の死でも同じです。


通勤途中で亡くなった場合や、病院で亡くなった場合も、


やはり、自宅に帰りたいという気持ちが、残念感として残っている場合が多いです。



つまり、


天国への大きな条件が成仏とした時、



天国に一番近い場所と、場所として限定した場合、


自分の家に帰りたいという思いが無いだけ、


自宅で亡くなる事が、一番成仏に近い場所である場合が多いのです。


(単身一人暮らしの場合、実家だったり家族が住む家だったりします)



という事で、


意外な答えだったと思いますが、



天国に一番近い場所は、その人の自宅なのです。




青い鳥は、意外に近くにあるものなのです。






しかし、


マイちゃんが本当に知りたかったのは、そんな事ではなかったようでした。






お母さんは生前、マイちゃんと「天国に一番近い島」というビデオを見て、


いつか一緒に行こうねって、言っていたという。




それなのに、




「どうしてママは、マイをおいて一人で行ってしまったの?


 マイがママを困らせたから?」というのである。





「何かお母さんを困らせる事、しちゃったのかな?」



「マイが、人参をよく残すから・・・」





「お母さんは、ちょっと高い所に行っただけで、


 マイちゃんの事を、いつも見ているよ。


 だから、マイちゃんが人参食べれるようになったら、


 お母さん、喜ぶと思うなぁ。」




「・・・・・」



「いつか、マイちゃんが大きくなったら、


 お母さんの写真を「天国に一番近い島」に一緒に連れてってあげてね。」






「何かお母さんにもらった物はある?」



「ペンダント。」





「いつもマイちゃんの事を見ているから


 離れていても、そのペンダントがあれば、大丈夫だよ」




寝る前に、そのペンダントを左手に握って、


今日楽しかった事や出来た事、人参を食べれるようになったとかを、


お母さんに報告してから、寝てみてね。




そうしたら、いつかきっと、


お母さんはマイちゃんに会いに来てくれるからね。




「マイ、


 人参食べれるようになったのね、


 マイは偉いわねぇ。




 ママはいつも、一緒ですよ。」


http://www.youtube.com/watch?v=SBlQG4VL9Fw

END.