●友人の家に泊まると起こる不思議な頭痛
今日、お話しする実話はもしかしたら、
これを読んでいる人の中にも起こりえる事だと思い、ここに書く事にしました。
というのは、
彼女の様な現象が起こったと相談に見えたのは、彼女が初めてでは無かったからです。
そういう点では、もっと早くに書いていてもおかしくない事でした。
ある暑い夏の日でした。
大学に通っているという女性からの電話相談でした。
相談内容は、
「ある友人の家に泊まると、何故か不思議な頭痛が起きるんです」というのである。
それ以来、怖くてその友人の家に行けないという。
そしてその痛みは尋常でない痛みで、
頭が割れるような痛みで、右肩もすごく痛くなったという。
不思議だと言うのは、
その痛みは、突然やってきて、突然去っていくというのだ。
さて、
友人というのは、
大学に入学して知り合ったという同じサークルの栗田さん(仮名)という女性だという。
お笑いサークルに入って最初に知り合って何となく気が合い、その後友人になり、
そして、半年後にはお互いの家に泊まりに行くほどの仲になった。
最初は、その栗田さんが私の家に来て泊まりました。
一緒に好きなお笑い芸人のライブDVDを見て、笑い、とても楽しかったという。
そして、翌週には今度は栗田さんの家に泊まりに行く事になったという。
栗田さんの家は、
一軒家だったのですが、駅からバスで15分という所にあった。
二人は電車で最寄りの駅に降りた後、
バス乗り場まで行き、バスを待ったという。
「あと10分で来るから」と栗田さん。
いつも駅から自宅まで歩いて帰っている私には、バスに乗るというのはとても新鮮でした。
でも、考えると栗田さんはいつもバスをこうして待って乗っているんだと思うと、
「大変だなぁ」、と思いました。
雨の日や、通勤時間にあたると始発から乗っても座れない時があるというのです。
やがて、待っていると「○○団地」というバスがやってきました。
こうして、バスに乗ってから15分も走ると栗田さんがベルを押し、
「次だから」と声をかけて来ました。
栗田さんの家は、バスを降りてからも15分位歩いた所にありました。
丁度、父親が出張中という事で、お母さんと栗田さんの二人だけだった。
栗田さんの家では、
栗田さんが昔から撮りためていたというテレビのお笑い番組を見て、とても楽しかったという。
また、夕食もお母さんが作ったという料理がとても美味しかった。
そこまではとても良かったのだというが、
お風呂に入った後、寝る時になり少し問題が起きたという。
私は床の上でもいいから、と言ったのですが、
栗田さんは「私、いびきがうるさいから。」と別の寝床を用意してもらったのである。
そこは畳の部屋で、
ゲスト用なのだろうが、なんか嫌な感じがしたという。
栗田さんに詳しくは聞けなかったのだけど、
昔、お婆ちゃんと同居していたと言うので、
もしかしたら、お婆さんはここで亡くなったのではと勘ぐって寝れませんでした。
やがて、真夜中になって、トイレに行きたくなったという。
トイレは玄関の近くにあり、
怖い事は起きなかったものの、なんとなく気持ちが悪かったという。
そのまま寝たか寝ないのか分からない内に朝になり、
朝食はまたお母様が、とても美味しい卵料理を作ってくれたという。
その後、またお笑いのビデオを見て、昼食を近くのマックでとり、
また栗田さん家に帰って、ビデオを見たという。
不思議な頭痛は、栗田さん家から帰る途中に起きたという。
帰る時は、栗田さんがバス亭まで送ってくれました。
バスの来る時間は予め栗田さんが調べておいてくれたので、
バス停では5分位しか待ちませんでした。
しかし、
バス停に着いたか着かないか位になってから、
急に頭痛がしだしたのです。
そして、その頭痛はバスが来ると最高潮に達したと言う。
割れる様に頭が痛くなり、右肩もすごく痛くなったという。
それはまるで、
そのバスには乗るなという様なタイミングだったという。
こうして、せっかくバスが来たのに、そのバスには乗れず、
急きょ直ぐに来たタクシーに乗って、病院に向かったのでした。
ところが、
タクシーに乗って1分もしない内に頭痛は無くなったのです。
私は家にも電話して、
せっかくだから、何かの前触れかもしれないという事で、
精密検査をしてもらいました。
しかし、どこも異常は無かったのです。
この時、私は偶然あの時、栗田さんの家からの帰りに起きた事だと思いました。
でも、
それは、偶然では無かったのです。
その1ヶ月後でした。
また栗田さんの家に泊まりに行く事になったのです。
私はまた、
あのお婆さんが亡くなったのではないかという部屋に泊まったのです。
この前と違う事は、昼は外で食べなかった事ぐらいでした。
そして、翌日帰る時、
また、あの頭痛はやってきたのです。
タイミングも同じでした。
バス停に着いた直後あたりから、頭が痛くなり始め、
あのバスが見え始めた時が痛みがMAXとなり、頭が割れるようでした。
そして、また右肩が痛くなり、その場に倒れました。
私は直感で、「バスに乗ってはダメなんだ」と思いました。
栗田さんにまたタクシーをつかまえてもらいました。
そして、また、
タクシーに乗って1分もしない内にまた痛みは無くなったのです。
こうして、それ以来、
怖くて栗田さんの家には行けないでいるという。
彼女は言う、
「これは栗田さんの家の何かが、
私を帰らせないようにと止めているのでしょうか?
それとも、
バスには乗ってはイケないという何かの暗示なのでしょうか?」
体にはなんの異常もない
不思議な頭痛は何を意味しているのでしょうか?
そんな不思議な相談だった。
後半は、明日のブログに続く。