蘇った霊障(よみがえった霊障)




昔、映画でミイラが蘇って、人々を襲うという話があった。




実は、ミイラほどではないが、


霊障がよみがえって、


再び人に災いを起こすという事があるのである。








その方の家は、


代々埼玉県のこの地域で大地主として土地を所有していた家系にあった。


彼の家も分家とはいえ、相当広い庭と家構えをしている。





私に相談される前も、色々な方に診てもらっていたようである。



私の所に相談に見えたのは、ある年の2月だった。


それも来られたのは、その家の娘さんだった。






どこかで占ってもらった時、



今年はとても飛躍の年だと言われたというが、






今年になり、


母親が呼吸困難で亡くなったという。


そして、2月に入り、今度は父親が肺炎になり、


一時期は危ない所だったという。




本来良いという年なのに、悪い事ばかり起こる。


これは何か悪いモノに憑りつかれているのではないかと彼女は言った。





彼女の父親は、


今まで健康だけが自慢だった強靭な肉体の持ち主で、


たまにジムなどにトレーニングなどにも行っていたという。



また、母親は肺がんの末期だったが、


医者にはまだ余命は3ケ月はあると言われていただけに、


急な呼吸困難で亡くなったのは、おかしいという。





また、犬を飼っているそうだが、


今年になりその犬もだいぶ元気をなくしたという。






残念だが、私は医者ではない。



ここまで話を聞いたが、


偶然の範囲をそう外れていない気がした。


余命3ヶ月の肺がん末期の患者が、


何らかの原因で呼吸困難で言われた余命よりも早く亡くなる事もあるかもしれないし、


今まで健康だけが自慢だった人が、肺炎になってもそうおかしくない。


また、犬も元気がなるなることもあるだろう。







ここまでの彼女の話を聞いても、


霊的にピンと来る話は無かった。






まぁ、折角私を訪ねて来てくれたので、


一応の質問はしてみた。






「悪い事が起き始めた今年1月10日以前、


 から1年前までの間に、誰か親族か知り合いで亡くなった方はいますか?」




「いえ、誰も亡くなってません。」





彼女の祖父祖母も、以前同居していたそうだが、


亡くなったのは、もう10年以上前だという。




「では、悪い事が起き始めた今年1月10日以前、


 から1年前までの間に、何か変わった事はしませんでしたか?


 例えば、増築、ペットの虐待、木を切ったとか、


 何でもいいです。」







しかし、彼女はそういう様な事は一切無いと言う。







ただ、



話の中で、




1つだけ気になる事があった。









それは、



3ケ月前に、庭に池を作ったという事だった。








念の為に、彼女には、



その池と家の見取り図を描いてもらった。






その池はそんなに大きなものではなく、


また母屋からもだいぶ離れた所にあった。






だいたい池で深刻な問題が起きるのは、


その池が母屋の近くもしくは、


母屋の下に池の一部が来ている場合である。





彼女の家の様に、池が母屋からだいぶ離れている場合には、悪くない場合が多い。






しかも、彼女の父親はその池を作る時に、


ちゃんと占い師と風水師に診てもらって、良い位置に作ったというのである。






私の出る番は無さそうだった。








しかし、


彼女は追加料金を払ってでも、


ぜひ一度家を診て欲しいという。






結局、家もそんなに遠く無い所なので、見に行くことを承諾した。









軽い気持ち行く事になったが、













そこには、



映画のミイラのように



蘇った霊障が、その家に災難をもたらしていたのである。










後半は、明日のブログに続く。