●夢に出て来る、亡き夫の本音
亡き人が、
夢に出て来てくれないと、残念がる人もいれば、
夢に出て来るのが、怖いと訴える人もいます。
そして、
今日、お話する方の場合、
そのどちらでも無かったのです。
彼女がその相談を電話相談して来られたのは、
ご主人が、交通事故で亡くなってから、
約半年経った頃でした。
ご主人が事故に遭われる前は、
娘さんと3人で、とても幸せだったといいます。
ご主人も娘さんと奥さんを愛し、
鉄鋼業の会社に勤めていらしたそうです。
そんな夏のある日、
娘さんが大学に行かずに、働くと言い出したので、
それを反対する夫と、やや娘よりの彼女との間で、
少し言い争いになったといいます。
夫の言い分としては、
ありがちですが、大学くらい出ておけというのが主でした。
いつもは仲良かった家族でしが、
娘さんの大学問題だけは、意見が合いませんでした。
そんな夏のある朝、
奥さんは大寝坊してしまいます。
娘さんも目覚ましをかけ忘れていて、3人とも大寝坊です。
ご主人も娘さんも、着替えて歯をみがいたら、すぐに家を飛び出しました。
良い天気だったので、奥さんは洗濯をしました。
そして、2階に干しに行こうと思った時でした。
電話が鳴ったのです。
出ると、それは病院からでした。
ご主人が通勤途中に交通事故に遭って、入院されたという事でした。
ご主人が運転する車の単独事故でした。
彼女は娘さんに電話すると、
すぐに病院に駆けつけました。
脳挫傷と肋骨が折れていたとの事で緊急手術後、
意識不明の状態でICUにいました。
人工呼吸器をつけている姿を見るだけでした。
「お父さん、大丈夫かな?」
と駆けつけて来た娘さんが言いました。
「きっと、大丈夫よ。」と奥さん。
しかし、
意識不明の状態が、1週間も続いたといいます。
その間、彼女と娘さんは毎日病院に行き、
声をかけたり、近くに泊まった時もありました。
しかし、
一回も目を覚ます事無く、ご主人は亡くなりました。
49日を終え、
それから1ヶ月ほど過ぎた時です。
娘さんは、結局、大学には行かず、
バイト等で働きがなら、専門学校に行く事になりました。
そしてその頃です。
ご主人が奥さんの夢に出て来るようになったと言います。
しかし、
それは奥さんに感謝を述べる姿ではなく、
また笑顔のご主人でも無いといいます。
じっと、奥さんの方を見つめるだけなのだと言うのです。
そんな夢が何日もあるのだと言います。
確かに今から考えて見れば、
夫が亡くなる直前は、言い争いをしていたし、
なにより、交通事故が起きたのも、
私が大寝坊した為に、夫が急いで運転したので交通事故を起したのでした。
しかも、娘は結局夫の言葉には従わず、大学に行かないと決めた時です。
そんなですから、
夫に責められても仕方ないのかもしれません。
一度だけ、夢の中で、
夫が無表情のまま、何かを私に言ったのですが、
よく聞き取れませんでした。
それ以後は、またじっと私を見ているだけです。
亡き夫は、やはり私達を責めているのでしょうか?
どうしたら、夫の為になりますか?
そんな相談でした。
後半は、明日のブログに続く。