●意外な犯人
このお話は、昨日のブログ(●台所の霊)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11207663093.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
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ある女性が音楽を勉強する為に東京にある大学へ通う事になり、
賃貸のアパートかマンションを探していました。
彼女は一人娘で、母親が心配して一緒に上京して部屋を探し歩いてくれました。
そしてようやく決まったのは、もう3月も半ばでした。
駅から比較的歩いていける距離で、
その間、淋しくない商店街を通るので母親も満足だったといいます。
部屋はマンションの2階で1Kでした。
部屋の契約やら保証人などの手続きを母親がやってくれ、
母親は部屋が決まってから1週間居てくれましたが、
パートをそう長く休む訳にもいかず、山口に帰って行きました。
不思議な出来事が起き始めたのは、
母親が帰ってから2週間位たった頃だといいます。
台所とワンルームの境目に、カーテンがのれんの様に上から下がっているのですが、
ある夜、そろそろ寝ようと思った10時頃、その小さいカーテンが揺れたのである。
窓や玄関などは開いていないから、風ではないのである。
そんな日が3日ほどあったという。
また、ある日の夕方、部屋で本を読んでいると、
台所でかすかに「サーッ」と布を擦る様な音がしたという。
台所を覗くと、風も無いのに台所にかけてあったタオルが揺れていたという。
「台所に何かいる!!」
またもう一つ気になるのは、台所で不思議な出来事がおき始めた頃、
山口にいる母親の体の具合もちょっと悪くなったという。
きっと台所に澱んでいた霊に長く触れていて、体の具合が悪くなったのかもしれません。
部屋に帰るのが気持ち悪いのです。怖くて台所は使ってません。
どうしたらいいでしょうか、教えてください。
そんな電話相談だった。
「えーと、不思議な現象というのは、4つでしょうか?
●風も無いのに台所と部屋の境目にある のれんが揺れた。
●台所で「サーッ」と布を擦る様な音がした。
●風も無いのに台所にかけてあったタオルが揺れていた。
●山口にいる母親の体の具合が上の現象が起きた頃、悪くなった。
「はい、そうです。」
「他には、霊を見たとか、変わった現象は無いのですね。」
「はい。無いです」
「じゃあ、1つづつお聞きしますが、
まず、それらの現象が起きたのは、その部屋に住まわれたから、
3週間後ですか?」
「はい、そうです。
母が帰ってから2週間くらいですから、そうなりますね。」
「その3週間の間ですが、
何も霊的な事は起きなかったのでしょうか?」
「特に何も起きませんでした」
「何も?
金縛りとかも、嫌な夢も見なかったですか?」
「はい、無いです。母にも聞きましたが、無いって」
「そうですか。
では、風も無いのに台所と部屋の境目にあるのれんが揺れた。という事ですが、
その時、何か音とかはしなかったですか?」
「音は無かったです。ただのれんが揺れただけです」
「台所で「サーッ」と布を擦る様な音がした。との事ですが、
それは大きい音でしたか?」
「いえ、小さい音です。布を擦る程度でした」
「山口にいる母親の体の具合が上の現象が起きた頃、悪くなった。という事ですが、
どんな具合でしょうか?
命にかかわる事ですか?」
「いえ、貧血でちょっと寝込んだ程度です。時々あるんです。
でも今回丁度私の部屋の霊現象と同時期だったので、もしかしたらと思って。」
「部屋が怖くて、台所が使えないというのは、
風が無いのに、のれんやタオルが揺れたからですか?
それとも他にも気持ちの悪い事を感じたとかありますか?」
「のれんが揺れるまでは、気持ちの良い部屋だと思ってました」
「ちなみに、誰かから恨まれているとか、
嫉まれているとか、怨みをかっているという事はありませんか?」
「ええっ、そんな誰かに怨まれる事はないです。」
「なるほど、
えーと、私の考えをいいますと、
まず、
その部屋に住まわれてから3週間は気持ちの良い部屋だと思って使っていたのと、
その3週間の間、金縛りとか霊を見たという訳でもないし、
その後起きた現象も、貴方に危害が及んだ訳でもないし、
結論から言うと、
何も心配しなくていいと思いますよぉ」
「あのカーテンのれんが揺れたのは、どういう事でしょうか?」
「それは霊だと思いますが、
生霊だと思います。」
「生霊?」
「はい」
霊は大きく分けると、生霊と死霊がある。
死霊とは、死んだ人の霊であり、
生霊とは、生きている人が飛ばす霊というか念というか、そのたぐいである。
そして、その生霊には、
良い生霊と、悪い生霊がある。
良い生霊とは、貴方を愛する誰かの思いが飛んでくる念である。
悪い生霊とは、貴方を憎んでいる誰かの思いが飛んでくる念である。
「貴方の場合、愛する一人娘を心配する母親の生霊が、
のれんやタオルを動かしたのだと思います。」
「母が具合が悪くなったのはどうしてでしょうか?」
「生霊を飛ばす方も、エネルギーを使うので、
具合が悪くなる時があるんですよ。
貴方のお母さんも実家に帰ってからも貴方の事が
心配で心配でしょうがなかったのでしょうね。」
私は彼女に、これから1週間位は、実家に毎日電話して、
日常の様子などを連絡してあげて、段々と電話の回数を少なくしていくようにアドバイスした。
お母様に心配をかけなくなれば、生霊も飛ばなくなるだろう。
彼女は安心したようで、電話を切られた。
最後に、
私が生霊と判断したポイントをもう少し詳しく書いておきましょう。
生霊か、死霊かを判断する私なりの大きなポイントは、
「風」である。
それはどういう事かと言うと、
不思議な現象が起きたとしよう。
その時、
その不思議な現象が「風」で起せるなら生霊か死霊どちらかである。
そして、その不思議な現象が「風」で起せないものなら死霊となる。
例えば、風で動きそうも無い重いドアがバタンと閉まったら、
それは死霊のしわざ。
階段をドンドンと音を立てて登り降りする音は、
風では起せないので死霊のしわざとなる。
それに比べて、
本の表紙がめくれたとか、風鈴が鳴ったとか、
カーテンが揺れたとかは、風が起せる現象である。
よって、その現象は生霊の可能性もあるという事になる。
また、音でも、
原則、大きな音は死霊が起し、小さい音は生霊の可能性がある。
そして例え大きな音でも、
風で不安定な物が揺れて床に落ちた音なら、生霊の可能性があるとなる。
今回の相談の場合、
起こった霊現象は、いずれも風で出来る現象で音も無いか小さい。
また、母親が彼女の事を心配していた事実や、
他に悪い現象もなく、それまで気持ち良い環境だった事や、
同時期に母親の具合が悪くなった事実などを考え合わせて、
母親の生霊だと判断したものであった。
1つの愛情現象である。
PS.
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