●最後の約束
このお話は、昨日のブログ(●雪山で震えるお父さん)の続きです。
従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11190144798.html )
を先にお読みください。
そしてから下をお読み下さい。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
ある日、娘さんが
「お父さんが、雪の山で震えてるよぉ」と言うのだそうです。
雪山で誰かが震えている夢を見る事じたいは、別に深刻では無いのですが、
問題は、それが事実だったという事でした。
実際、お父さんは1年前に雪山で亡くなっていたのです。
もしかしたら、お父様は、
今も雪山に地縛霊として残ってしまっているのはないだろうか。
「もしそうなら、どうしたらいいでしょう?」
私は、少し考えてから、
「お父様の霊は、まだ亡くなった場所の雪山にいるのかもしれません。
出来れば、お父様の霊を呼び寄せる方がいいでしょうね。」
と答えた。
「ええっ、どうやって?」
人は事故などで、自宅や病院以外の場所で亡くなった場合、
事故現場に地縛霊として残ってしまう時があります。
そういう場合、
今回の相談者の様に、亡くなった人が事故現場にいる夢をみたりします。
特に、1人で亡くなった場合とか、
無念の気持ちが強い場合で、
このお父さんの場合、
奥さんとまだ幼い娘さんを残して死んでいく無念と、
誰もいない淋しい所で一人死んでいく無念、
そして自分が死ぬのを家族に教えてあげられない無念などがあり、
死ぬ前に、「ひと目妻子に会いたい」という儚い願いも叶わず亡くなったのです。
それが地縛霊化に拍車をかけてしまったのかもしれません。
私は電話の彼女に言いました。
「これから言う事をやってみて下さい。
時間はかかると思いますが、
お父様を事故現場から呼び寄せる事ができるかもしれません」
私も、そして相談者の母子にしても、
そんな険しい雪山の現場に行く訳にはいきません。
したがって、
雪山の事故で亡くなって地縛霊となってしまっている場合、
私が知っている限り、
霊には霊で呼ぶという方法を使うのが良いと思った。
つまり、霊には霊を。である。
そして、これには2つの方法があり、
その2つの方法を併用して行うのが良いと思った。
その1つが、
●生霊が呼ぶ方法。
つまり、残された家族が直接地縛霊に呼びかける方法で、
地縛霊に気がついてもらう方法である。
まず、お母様には、
毎日、亡きお父様に仏壇で声をかけてもらう。
仏壇に朝お水をあげる時に、「お早う、あなた」
そして、時間があったら、
「今日は、娘の運動会ですよ」とか、
「今日は、娘とお買い物にいきましたよ」
と声をかけてあげる。
夕食には、ご飯などを供え、
「今日のご飯は、あなたの好きな栗ご飯ですよ」
とか声をかけてあげる。
そして娘さんも、
幼稚園や学校から帰ったら、
「今日、幼稚園でお遊戯があったんだよぉ」とか、
「今日、お母さんの絵を描いたの。見て、お父さん」とか。
その日にあったことを、お父さんに報告してあげて欲しい。
時間はかかると思いますが、
日々、こうして残された家族が地縛霊に声をかけてあげる事によって、
事故現場から霊が自宅に帰って来る時がよくあるのである。
ただし、
注意点もあるので、彼女に付け加えた。
それは、霊を責める言葉は言わないようにする事。
例えば、
「なぜ、ちゃんと天気を確認しなかったの?」とか
「あれほど、山は危ないって言ったのに!!」とか
「なぜ、こんなに早く死んでしまったのよ!」
とか責める言葉や反省を促す言葉は、
霊をより地縛霊化させる事もあり、家に帰って来るのを躊躇させてしまう事があります。
それでなくても、
亡くなった本人が一番後悔しているのです。
労いとか、優しい言葉をかけてあげる事です。
もう1つの霊には霊を。は、
●守護霊に連れてきてもらう方法。
仏壇で毎日のご供養をする時、
自分の守護霊かもしれないと思う人に、
「夫が雪山の事故現場で、地縛霊となっています。
どうか地縛霊にならないようにしてやって下さい。」と頼んでみましょう。
ちなみに、
上の相談者は、家に仏壇が無いという事でしたので、
タンスの上にお盆を置き、
その上の夫の写真と、お水、お茶、お花、お線香、ご飯など。を供え、
仏壇としました。
その後、
相談者の女性と娘さんは、毎日、
お父さんに声をかけたそうです。
すると、
3ヶ月ほど経った時、
また娘が夢を見たそうです。
それは、お父さんが笑っているというものでした。
そして、雪山ではなかったといいます。
亡きご主人も家族の事を愛していたからこそ、
家族の訴えが届いたのかもしれません。
せっかく再び電話を頂いたので、
ご主人の成仏に関係しそうな事を聞いてみました。
「何か、ご主人は思い残している事は無かったでしょうか?」
すると、奥さんは少し考えてから、
「思い残している事って言っても、ちょっと思いつきません。」
「では、ご主人は生前仕事で目標とか、
やり掛けの仕事とか気になすっていた事はありませんか?」
「いや、主人はあまり仕事人間じゃなかったから、そういうのは無いと思います」
「では、ご主人は亡くなる直前に、
何か約束事を貴方か娘さんとしてませんでしたか?」
「私は特に何も約束はしてませんでした。
でも、娘とは今度の日曜日にディズニーランドに行こうって、
約束してたみたいです。」
私はそれを聞くと、
「ああ、それ関係するかもしれませんね。」(成仏に)
「娘との約束がですか?」
「はい。」
私は、少し考えてから、
「お主人に、娘さんをディズニーランドに連れてってもらって下さい。」
と言った。
「ええっ、どうやって?」
最終話は、明日のブログに続く。