●毎夜、現れる母子の幽霊
これはある姉妹に起きた、怖い体験談である。
当時、妹さんはご主人と離婚後、
既に2年前に夫を病気で亡くされて、独り暮らししていた姉と、
一緒に住む事になった。
二人は故郷の栃木県に帰って住む事にして、
眺めのいい山の中腹の住宅地よりもちょっと離れた所で、
上下水道と電気の敷設がギリギリ自己負担しなくてもいい場所を選んで土地を買い、
2階建ての新築の家を建てたという。
費用は都心の姉の家を売って作ったので、家の名義は姉となった。
昔から仲がよかった姉妹だったので、一緒に住むには何の抵抗も無かったという。
それぞれの寝室は一階にあり、そこには町の景色が見える大きな窓があり、
前には車3台分くらいの庭があるという。
入居にあたり、
大概の家具類はお互いに持っている物を持ち込んだが、
ただ1つ、お互いのベットだけは新しく買う事になった。
妹は大きな家具屋でヨーロッパ調の新品のベッドを買った。
しかし、姉は既製品ではなくアンティークのベッドをインターネットで購入した。
もちろん布団やクッションなどは既製品だが、ベッドの土台部分は、
昔のフランスの貴族時代のアンティークだという代物だった。
二人が引越してから2ヶ月が過ぎようとしていた。
ちょっとスーパーが遠いのがたまにきずだったが、
大きな冷蔵庫と冷凍庫を買い、なるべく買いだめするようにしたという。
でも、二人とも新しい新居に満足していた。
しかし、
そんな二人の暮らしが一変する出来事が起こったのである。
それはある静かな夜だった。
今日のブログはここからが、とても怖いです。
私のブログの中でも1番か2番くらい怖いです。
怖がりな人は、ここから先を絶対見ないようにお願いします。
気になる人は、先に誰かに読んでもらって結果を聞いてからお読み下さい。
怖がりな人は、ここから下は読まない事!!
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異変が起こったのは、1階の姉の寝室で、
夜明けの2時半頃だったという。
何か物音がするので、目が覚めた姉だったが、
金縛りで身動きが取れない状態だった。
すると、
月明かりが入る窓に、フーと女性の顔が浮かび上がると、
その女性が窓を通り越して彼女の部屋に入って来たのである。
その女性は貧しい服を着て、その後ろには3歳位の女の子が立っていたという。
それが5分ほど続いくと、その母子の幽霊はやがて消えた。
幽霊が消えると、不思議と金縛りも解けたという。
翌朝、その事を妹に話すと、
妹は「姉さん、夢でも見たんじゃないの」ととりあってくれない。
妹にそう言われると、姉もあれはやっぱり夢だったのではないかと思った。
しかし、
その翌日は、前日よりも恐ろしい事態となったのだ。
また夜明けの2時半頃になると、
窓がカタッ、と鳴ったかと思うと、
また金縛りが襲ってきた。
そして、昨日見た女性の幽霊が現れたのである。
今夜は前日と違うのは、
女性が姉の顔の方に段々と近づいてきて、
そして、
「ここから出て行け!」と言ったのである。
ただこの言葉を連呼する幽霊。
「ここから出て行け!」
「ここから出て行け!」
やはり、彼女の後ろには幼い女の子が立っていたという。
怖くて顔を背けようにも、金縛りで顔も動かなかったという。
やがて幽霊が居なくなると、金縛りも解けた。
そんな不気味な夜が、翌日も訪れたのである。
「ここから出て行け!」
「ここから出て行け!」
3日連続で幽霊に襲われて泣く姉を見て兼ねて、
妹は、もしかしたら本当に何か異変があるのかもしれないと思った。
それで、翌日は妹が
姉の部屋で寝て見る事になったのである。
いつも寝ているベッドではなく、
今日は姉のアンティークのベッドで寝ることになった妹。
やがて夜中の2時が過ぎ、
姉が言っていた幽霊が出るという2時半が近づいてきた。
すると、姉が言っていたように、
急に体が動かなくなった。
金縛りである。
そして、
窓枠がカタッと音がしたかと思うと、
窓に貧しい服を着た女性が現れ、
やがてその幽霊が部屋の中に入って来たのだ。
そして、妹に顔を近づけて、
「ここから出て行け!」
と言ったのである。
姉が今まで言ったのは、全て本当の事だったのだ!!
折角、新築した家なのに、
現在は、姉の部屋は開かずの部屋となっているという。
こうして、妹さんから私の所に電話相談が来たのである。
私にとっても、
この様に幽霊が脅迫してくるという不気味な相談は余り無い事であった。
後半は、明日のブログに続く。