●死んだ友達が迎えに来る
ある日、
私の所に、とても不気味な相談が舞い込んだ。
それは、
死んだ友達が迎えに来ると言うのだ!!
同じ町内に、
遠藤さんという方のお屋敷がある。
私の家の3倍位大きい家で、
町内会の大掃除で会うくらいのものだが、
母とは時々話をする時があるという。
遠藤さん家には、優子ちゃん(仮名)という
一人娘がいて小学校に通っている。
その優子ちゃんには、1歳年下の
みよちゃんというお友達がいる。
とても仲良しで、いつも一緒に遊んでいる。
来年は、みよちゃんもおんなじ小学校に行こうね。
と二人は約束をしていたという。
ところが、
そのみよちゃんが突然肺炎で亡くなったしまったのである。
亡くなる直前まで、
みよちゃんは、病床で早く小学校に行きたいと、
うわ言をいいながら、よくランドセルを抱きしめていたという。
しかし、介護の甲斐なく、
肺炎の発見も遅くなったのもあり亡くなってしまったである。
大親友を亡くした優子ちゃんは、とても悲しんだ。
お葬式では、
最後のお別れをして、棺にお花をあげた。
通常なら、お話はここで終わるのだが、
今日のお話は、
ここからが始まりだったのである。
みよちゃんが亡くなってから2ヶ月が過ぎた時である。
時々優子ちゃんが、うなされるようになったのだ。
それは居間のソファーで昼寝している時にもうなされて、
ある日、
うなされながら「みよちゃん」と言ったのである。
始めお母さんは、
娘がみよちゃんの夢でも見ているのでは、と思ったと言う。
しかし、
うなされるだけではなかった。
やがて、熱が出て、
咳もするようになった。
それは、死んだみよちゃんの病状と同じだったのだ。
「肺炎だ!」
お母さんは、すぐに優子ちゃんを医者に連れてった。
待合室で待っている間も、心配で仕方が無かった。
「みよちゃん」と言ってうなされ、
病状も死んだみよちゃんの肺炎に似ている。
不気味な予感がした。
やがて、優子ちゃんの診察の順番が来た。
そして、優子ちゃんを見た医者の判断は、
「風邪ですね。」
「肺炎じゃないんですか?」
「肺炎じゃないですよ。」
お母さんは、ひと安心した。
しかし、その後も優子ちゃんは、
微熱と頭痛が続き、
その風邪は、なかなか治らなかった。
やがて、
優子ちゃんはうなされながら、
お母さんを震えあがらせる言葉を、言ったのである。
それは、
「早く小学校に行きたい。」
この言葉を聞いて、すぐにその言葉はみよちゃんが、
亡くなる時に言っていた言葉だと思ったという。
「みよちゃんが娘に憑依している!」
「死んだみよちゃんが、娘を迎えに来たのだ!」
そう思ったという。
お母さんは直ぐに他の医者に連れてった。
しかし、そこでも肺炎ではなく風邪と診断された。
でもなぜ風邪なのに、
1週間も微熱がおさまらないのか?
みよちゃんの様に手遅れになるのではないか?
「早く小学校に行きたい。」という言葉は、
みよちゃんが、娘に憑依してあの世に連れて行く証拠ではないか?
お母さんは気が気ではなく、
また霊的な相談を出来る人がいなかったというのもあり、
私の所に相談に来たのであった。
後半は、明日のブログに続く。