●あるラーメン屋の衰退
2年前、東京から私の町に
あるラーメン屋が、引越してきた。
東京のラーメン激戦区からやってきたという触れ込みのもと
新聞の折込広告で知った私も、
開店したばかりの時に1度行った。
美味しいチャーシューをウリにしている感じだ。
まぁ、美味しい方だろうが、若干高いので、
私はその後ご無沙汰になっていた。
そのラーメン屋は、
その後も人気を呼び、
友人とかも良く行っていたようである。
ところが、
半年前から段々と人気がなくなり、
その後も店の前で車の接触事故があったりと、
友人も最近は足が遠のいたという。
飲食店には、よくある浮き沈み的な話である。
それは東京からきた人気ラーメン店であっても例外ではなかったようだ。
私も友人からその話を聞いた時、
「食べ物屋って大変だよねぇ。」とか
「もうちょっと値段が安ければねぇ」とか
言っていた。
まぁ、ようするに人事だから、
その時は、友人と笑って話していたのだが・・・・・
事態は思わぬ方向に・・・・
というのは、
ある日、
そのラーメン店の娘さんが、
私の所に相談に来たのである。
娘さんいわく、
「東京の激戦区でも負けなかった父のラーメンが、
こんな2年たらずで廃れるのはおかしい。
店の前の接触事故も、なんか変だし、
何か土地に悪いものがあるんじゃないか見て欲しい」という。
依頼主とあらば、
人事だと笑ってもいられない。
まさか私がそのラーメン屋を調べる事になるとは、
思ってもみなかったが、
娘さんの熱意に押されて、
翌々日、店は休みという事で、
実際に店を見に行く事になった。
個人的には、2度目の訪問である。
なぜ翌日じゃなくて、
翌々日店に行く事にしたかと言うと、
店が休みという事もあるが、
店を見る前に、
友人に確かめたい事があったからだ。
翌日、私は友人に会うと、
さっそく気になっていた事を聞いてみた。
「ちょっと聞きたいんだだけどさぁ、
店の前の接触事故ってどんなものだったの?」
「なんか、ラーメンを食べに来たお客同士の車がぶつかったらしいよ。」
「死者は出たの?」
「いや、車の破損だけ、
ただ・・・・・」
「ただ・・何?」
「なんか、それがインターネットに出て、広まっちゃって、
事故が頻繁に起きそうな感じの場所って、書いてあったんだよね。」
「そう、そんな事が・・・」
「あ!!、あと、
なんで、君はそこに行かなくなったの?」
「別に理由は無いけど、なんとなく・・・」
「正直言って、まずくなったの?」
「いや、そんな事ないよ。」
「そうか、ありがとう。」
まぁ、大した事前調査じゃないんけど、
ちょっと気になっていた事を聞いてから、店に行く事になった。
やがて、
繁盛だったラーメン屋を衰退させた
意外な霊的な理由が、明らかになるのである。
後半は、明日のブログに続く。