●自殺霊の居場所


このお話は、昨日のブログ(●マンションでの飛び降り自殺)の続きです。

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11143381938.html


を先にお読みください。

そしてから下をお読み下さい。
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ある夏の日、愛知県に住む女性から電話相談があった。


彼女はマンションの2階に独り暮らししていた。


日曜日で家でテレビを見てる時だったという。


居間から晴れた青空が広がっているのが見える。


その青空を「チラッと」だが、


何か上から落ちてくる物が、一瞬通り過ぎたのだ。


その直後、地面に「ドカッ!」と何か重い物が落ちる音がした。


そして、暫くすると、外でパトカーのサイレンがする。


やがて、そのサイレンが彼女のマンションの下で止まった。


彼女が見たのは、物ではなく飛び降りた人だったのだ。


彼女のマンションから飛び降り自殺した瞬間を目撃したのだった。


しかも、ベランダから下を覗いた時に、死体を見てしまった。


自分が自殺したその人の生きている時の最後の目撃者だと思うと、


何かとても気持ちが悪いのだという。


それから1週間たったある日、彼女がエレベータに乗った時だった。


乗ろうとした時「どうぞ」と言われた。


しかし、周りには誰もいないのだ。


また、夜になると、誰かが外からのぞいている感じがするのだという。


それも自殺した人が落ちていく辺りから、誰かがのぞいているような・・・


友人に電話で話すと、


「その自殺者は、最後に見た人を頼ってくるんじゃない」


と言われてから、夜が怖くなったという。


こうして彼女は「助けて欲しい」と電話相談してきたのである。









































まず、エレベータでの話だが、


これはもしかしたら、霊ではなくそら耳か、


本当の人間の声だった可能性がある。



というのは、


エレベータを待っている時ではなく、


エレベータに乗る時というのは、



変な声が聞こえるというケースが時々ある。





エレベータの縦穴の大きな空間が各階に面しており、


上階の声が縦穴を伝わって響く事がある。


また、自殺した場所と全然違う場所のも疑問である。


そして「どうぞ」という言葉が


丁寧に譲る時に使う言葉である事。





よって、



このエレベータの現象は彼女に危害が及ぶ事ではないと思った。










次に夜、窓から自殺者がのぞいる気がするというものだが、



気がするというだけで、


彼女が実際に霊を見た訳ではないようだった。






つまり、


怖いと思うと、柳の木もお化けに見えるものである。




自宅近くで死体を見て、


電話で友人に脅かされれば、


普通の女の子が怖くなっても仕方がない。






ただ、


万が一という事も絶対無いとは言えない。


せっかく料金を払ってくれているのに、その万が一があってはならない。




そこで、


こういう場合は、





最悪、窓からのぞいていたは自殺者の霊で、


最後の目撃者である彼女にまとわりつこうとしているという設定で、


対処してあげるのが良いだろう。





それに、


何かする事によって、彼女も安心する。








私が彼女にアドバイスしたのは、





居間から目撃した自殺者の窓付近に、


小さいテーブルを置き、


100円ショップで短冊を買ってくるか、厚い紙に


「○月○日、○マンションから落ちた方の霊へ」と書き、


そこに、お線香を立てて、お水、お花、何か食べ物を供えてあげて、


そして、下記のような事を声に出して、


「このマンションから落ちた方へ、


 これから1週間、貴方をご供養致しますので、


 どうか怖い事はしないで下さい。


 そして、どうか早く成仏なさって、生まれ変わってくださいね。」


と、1週間ご供養してあげて下さい。


また、それが終わっても何か感じる時があったら、


その時は同じ供養をしてあげて下さい。


という事だった。







そして、電話して来てくれた彼女の安全を考えて、


1週間の供養が終わるまで、


屋上の飛び降りた場所へは行かないように言った。





希に、自殺した霊に同調して、


なぜか、自分もそこから飛び降りたい気分になってしまう事があるからだ。



普通一般的に見て、


死体があった一階の庭に霊がいたり、


死体の血がまだ滲んでいる地面の側にいる方が祟られると思うだろうが、


飛び降り自殺の場合は違うのである。


死体があった一階の地面よりも、


何も残っていない飛び降りた現場の屋上の方に霊がいる場合が多いのである。


意外と思われるだろうが、


これには理由がある。












死体があった一階地面は、血があり不気味だが、


亡くなった本人の意識は、多分一瞬である。




それに比べて、


飛び降りる直前の屋上では、


どのくらい悩んだのだろうか?


世間への苦悩、後悔、恨みつらみ、憎しみ


飛び降りるまで1時間も2時間も迷う人もいるだろう。


そんな念が地面よりも屋上の方に残っているのである。





それと、


亡くなった後、


自殺を後悔した霊が、飛び降りた場所に戻って来るのである。




それはもしや、ここに戻ってきたら、


もう一度生き返るかもしれないというはかない希望の元やってくるのである。


もちろん、生き返る事はなく、


そのままそこで、地縛霊となってしまう霊もいるし、


何度も飛び降りを繰り返し、


どこかに生きるチャンスが無かった模索する霊もいる。





だから、


屋上の方には、


供養が終わる前には近寄らない方がいいと伝えたのである。







その後、


2週間位して彼女から電話を頂いた。


夜も気にせず寝れるようになったという。


そればかりではなく、


供養してから10日位に、


何か勤め先でとても良い事があったそうだ。






不幸な自殺をした者でも、


供養してくれると、お礼をしてくれる霊もいる。


もしかしたら、それかもしれない。




いずれにしろ、


彼女が普段の生活に戻れれば、幸いである。