●手紙の種類




ある女性が、こんな事を言った。



「先生、私、


 ある物を持っていると、


 とても運が良いというか、


 安心するんです。」



と彼女は言う。






そのある物とは、


今は亡き祖母からの手紙だと言う。






何かとても悲しい事があったり、


悩む事があった日に、


枕元にその手紙を置いて寝ると、


翌朝、晴れ晴れとした気持ちになって、


あれほど悩んでいた事も、自然と解決に向かうのだという。





また、



出産前は難産だと言われていたのに、


その手紙を側に置いておいたら、


スムーズな出産になったという。




これは絶対、手紙のご利益だと信じたという。


「おかしいでしょうか?」



「おかしくないですよ。」




手紙というタダの紙にも、念が入る事があるのである。




私は彼女に、


「ちなみに、その手紙は、


 どんな内容の手紙なのですか?」と聞いてみた。




というのは、


全ての手紙に念が入るのはない。


念が入りやすい手紙の種類があるのである。






すると彼女は、


「この手紙は、


 私が嫁ぐ時、祖母がくれた手紙なんです。」という。






ああ、やっぱり。





「そうですか。


 それでは、その手紙は本当に御祖母様の念が入っている


 幸運のお守りかもしれませんね。」





幸運の手紙になる手紙とは、


内容によるのである。






手紙の内容が、


ただの挨拶や、問い合わせなどの物は、


別に特別保存しなくてもいいのだが、


手紙の内容が、


貴方の人生を変える様な出来事の時のものや、


貴方にとって、運命を変えるきっかけとなった時の手紙は、


書いた人の念が入っている場合が多い。




そんな手紙は、彼女の様に、


立派なお守りとなるのである。








それは、時代が変わって、


手紙がメールになっても、それは変わらないと思う。




もし、大切な人からの


大切なメールがあったら、


そういうメールは、消さずに保存しておいた方がいいし、


是非、紙にプリントして、


お守りとして何かに入れて身につけたり、バックに入れて欲しい。


(携帯に残したままでも守ってもらえるが、電源が切れると、
 その間守ってもらえない事がある。)



きっと、そのメールの


一行一行に、


その人の思いが宿っている。



文章に隠れた


貴方への愛情が、お守りになる