●言語を超えるもの



このお話は、昨日のブログ(●風水の落し穴 Part2)の続きです。

従って、昨日のブログ(http://ameblo.jp/hirosu/entry-11114405634.html


を先にお読みください。


そしてから下をお読み下さい。
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ある日、そんな風水好きの奥さんがみえました。


最近、スーパーでパートの仕事を始めたのが、


勤め始めて2週間が過ぎから、偏頭痛がするようになったのだという。


医者に行っても、何も問題無いと言われ、一向に良くならないという。


これは何かスーパーで、何かにとり憑かれたのではないかというのだ。


しかし、仕事が休みの日にも朝起きると決まって偏頭痛が起きるという。


「すみませんが、この紙に、寝室の見取り図を書いてもらえますか?」


まずは、彼女の寝室が気になったである。


「どんな物が置いてあるとか、どこに鏡があるとか、机があるとか、


 置物とか壁掛けとかを書いてもらってもいいですか?」


奥さんに詳しく書いてもらった寝室の図を見ながら、


色々聞いていくうちに、1つだけ気になったものがあった。


「これはなぜ、寝室に置いたのですか?」


すると彼女は、「ある風水の本を読んだら、


 この方角に、黄色い物を置くと良いって書いてあったんです。」という。


「そうですか。 もしかしたら、


 これこそが、貴方の偏頭痛を起こしたものかもしれませんよ!!」


「ええっ!!!」


彼女は、あまりにも身近にあったものが偏頭痛の原因かもしれないと言われて驚いた。
































私が指摘したのは、


彼女の枕元にあった、



ひまわりの鉢植えである。








ひまわりがダメだったのでしょうか?」





「いえ、


 ひまわりに限らず、


 太陽をとっても必要する植物の場合、


 長い間、太陽を浴びない場所に置くと、


 苦しいと悲鳴をあげる事があるんですよ。




 だから、貴方の場合、


 そのひまわりの鉢植えを置いてから2週間位して、


 偏頭痛が始まったというのが、


 タイミング的に当てはまる感じなんです。」










彼女は家に帰ると、


さっそく、私に言われたように、


「太陽が浴びない所に置いて、ごめんなさいね。」


と謝りながら、お水をあげ、外に出してあげた。




やがて、


彼女の偏頭痛も不思議と治まったと言う。









家の中にずっと置くなら、


花屋さん等に聞いて、


太陽を浴びなくてもそこそこ育つ観葉植物を選んで欲しい。








また、植物が発するSOSは、


受け取る人と、まったく感じない人がいる。


事実、同じ寝室に寝ていた彼女のご主人は、


なんの支障も無くグーグー寝ているわけであるから。




きっと、


普段も彼女は第六感なども優れているだろう。








農業界では、


植物等は良い音を流して栽培すると、


成長に何かしら影響が出るという事が分っている。






NHKの「プロフェッショナル」という番組で、


木村秋則さんが取り上げられた。


彼が書いた本、


たしか「奇跡のりんご」の中で、








ある時、


リンゴの超不作の時があったそうだ。



その時、リンゴの木のせいにせず、彼は思ったという。




きっとリンゴの木も精一杯頑張っているはずだ。と。




そして、


彼は家族がリンゴ畑から帰った後、ひとりで、


リンゴの木、一本一本を、


触りながら、彼の手の温もりと同時にその木に謝ったという。




「ホントはすごい頑張ったよなあ。ありがとう。」と。



すると、風も無いのに、枝が揺れて、


それは、まるで「わかったよ。」と返事している様だったという。





しかし、その時、


隣の畑でまだ作業している人が、その様子を見ていて、




「あいつはバカになったのか、


 誰もいないのに誰と話しているんだ!!」と言った。




彼ははずかしくなり、


木々一本づつに謝るのを中断したという。





やがて、


不思議な事が起こったというのだ。








なんと、







彼が謝ったというリンゴの木は、


その後の寒さや厳しい環境に耐え、


りっぱなリンゴを実らせる木となっていったのであるが、






彼が途中から辞めて、謝らなかった木は、




全部で82本あったそうだが、


その全ての木が枯れてしまったのである。





リンゴのプロが語った


植物にも感情が伝わる時があるのではないか


という不思議な現象である。






いつの日か、植物が出す、


「助けて下さい。」という声が、


科学的にキャッチできる日が、来るかもしれない。