●故人の思い出し方




ご主人を亡くされてから


もう5年が過ぎたというご婦人から電話相談がありました。









占いをしている合間に、


こんな話をされました。










亡き主人と連れ添って、40年になりますが、


一度だけ浮気をされた事があります。






あの時は、


ホント別れようと思って実家に帰った事もありました。






「別れなかったんですね。」



「はい。」








そして、


少し経つとまたご主人の話。







「主人とヨーロッパ旅行に行った事がありまして・・」





「ヨーロッパはどこに?」


「イギリスとフランスとスペインです。」




と言い出すと、


その旅行がどんなに楽しかったかを話し始めました。











そんな彼女の


最後の質問は、こうでした。














「主人が亡くなって5年です。


 亡くなった人は、


 夢枕に立って、夢の中に出てきてくれるといいますが、



 今まで一度も私の夢の中に出て来てくれません。



 私の事なんてもう忘れてしまったのでしょうか?」






















私が彼女に説明したのは、





●ホントは夢の中に出て来てくれているのだけど、


 起きたらそれを覚えていない人がいます。


 多分、夢の中に出て来て、それを覚えているという人は、


 きっとご主人に限らず、


 他の知人や親戚が亡くなった時にも夢に出て来ていたりします。


 普通の夢と、霊が出てきてくれた夢はちょっと次元違うので、


 普通の夢は見ても、亡き人の夢は見ないという人はいます。



●また、亡きご主人が夢の中に出る方法が分らない時があります。


 霊界に行ったばかりで、自分の事で精一杯の場合や、


 迎えに来たご先祖様も夢に出る方法を知らなかったり、


 つまり、霊の方の都合で夢に出ない。









「ただ、


 亡きご主人は、多分、


 今日、貴方の側にいると思いますよ。」






「えー!!!
 
 ウソ!!」





「だいたい、目安として、


 続けて2回故人の事を思い出したら、


 その時、側に来ていたり、


 貴方を見守ってくれている時です。


 今日、貴方は、


 占っている途中に4回もご主人のお話をされました。


 きっと、ご主人が今、見守っていると思いますよ。」






「エー!!嫌だ!
 
 浮気の話とか、聞いてたのかしら?」







「聞いてたというより、


 あの時は浮気してゴメンねって、


 謝ったのかもしれませんよ」 





「えっ?


 どういう事ですか?」






「霊が側に居て、生前の事で謝る時があります。


 そんな時、貴方は、


 そう言えば、主人は浮気した事あったな、と


 具体的に故人が謝っている事を思い出すんですよ。」







「あら、じゃあ、


 ヨーロッパ旅行の事を思い出したのは?」




「それは、


 霊が、


 浮気しちゃったけど、


 ヨーロッパ旅行にも連れてったよね。


 覚えてる?って、


 名誉挽回に、こんな良い事もあっただろって


 自慢している時でしょうね。」





すると、彼女は、


ケラケラと笑い出した。



「面白い、そうなんだぁ」







最後に彼女はこう言って、電話を切られた。






「トータル、私は貴方と一緒になって、


 幸せでしたよ。あなた


 聞いてるのかしらね。ふふ