●真夜中の足音
ある日、
千葉県の香取市に住んでいるという女性から、
相談を頂きました。
彼女の住んでいる辺りは、
昔から古い家がまだだいぶ残っており、
彼女の家も相当古いとのこと。
彼女の家は、2階建てで、
1階には、彼女夫婦が、
2階には、長男が住んでいるという。
先代はもう3年前に他界し、
この古い屋敷も、
今はこの3人家族が引き継いでいた。
そんな家族が住むこの家に、
不思議な現象がおき始めたのは、
丁度お盆が過ぎたあたりだったという。
今日のブログは、
ちょっと怖いかもしれませんので、
怖がりな人は、絶対見ないようにお願いします。
怖がりな人は、けっしてここから下は読まない事!!
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この家に不思議な現象がおき始めたのは、
丁度お盆が過ぎたあたりだという。
真夜中も過ぎて、
朝3時頃になった時だという。
2階の階段を、ゆっくりと降りる足音が聞こえるのだ。
「ミシッ、ミシッ。」
ゆっくりとした足音だが、
木製の階段がきしむ音が近づいてくる。
耳を澄ましていると、
足音は何となく、上から降りて来るという感じだ。
最初は、
息子が夜中にトイレにでも起きたのかと、思ったという。
しかし、
それが不思議なのである。
聞き耳を立てていると、
その足音は、階段の最後まで下りずに、
また登っていく感じなのである。
「ミシッ、ミシッ。」っと、
ゆっくりとした足音が、少しずつ遠ざかってゆく感じなのである。
つまり、
今度は階段をゆっくりと上がって行くのだ。
「息子は、トイレに行くのを途中で止めたのかしら?」
彼女は気になって、翌朝、
起きてきた息子に聞いたという。
「ねぇ、今日の朝3時頃、下に降りて来た?」
すると、
息子さんは、夜はぐっすり寝ていたから一度も起きなかったというのだ。
彼女は、おかしい、私の気のせいか、
空耳だったのかしら、
と思いながらも、
まだ息子さんだったのではないかという気持ちがあったという。
それほど気にはしなったが、
やがてまた夜がやって来た。
今日も何となく寝付けなかった。
そして
問題の夜中の3時頃になった時である。
「ミシッ、ミシッ。」っと、
ゆっくりとした足音が、また階段を降りて来る。
気のせいでは無かった。
誰かが降りて来る。
ゆっくりとした足音で、「ミシッ、ミシッ。」っと
隣を見ると、
旦那はぐっすり眠っている。
翌朝、
彼女は昨日まであった事を、全部ご主人に話した。
すると、
ご主人も夜中にその様な足音を聞いた事があるというのだ。
ご主人も息子が降りて来たのだと思って、あまり気にしていなかったという。
息子は否定していたが、
二人はほんとは息子ではないかという気持ちがあった。
そこで、
今度音がしたら、
ふたりで確かめて見ようと話し合った。
その夜、
枕元に懐中電気を置き、
足音がするのを待った。
やがて、
夜中の3時がやってきた。
ふたりが息をのみ、じっと聞き耳をたてていた時であった。
「ミシッ、ミシッ。」っと、
ゆっくりとした足音が、また階段を降りて来る。
「キタぁっ!!」
今度は彼女一人ではない!
ご主人もその不思議な音を一緒に聞いたのだ。
2人は予め用意しておいた懐中電気を握り、
階段の足音が一番下辺りに来たと思ったその瞬間!
部屋を飛び出して、
懐中電気を点けた!
そして、
階段あたりを「パッ!」と2つの懐中電気がいっせいに照らす。
すると、
そこには、なんと、
誰もいなかったのである。
もちろん、急いで誰かが駆け上がった音はない。
かといって、1階を探しても、トイレもにも誰もいない。
ふたりは、ぞっとしたという。
その後も、
毎日では無いが、時々足音がするのだという。
家族は、寝る前には必ずトイレに行き、
怖くて夜トイレに行かなくなったという。
しかし、
気弱な奥さんは、
この不思議な足音がどうしてするのか、
何なのか?
考えるだけも怖く、寝不足になる日々だという。
こうして、彼女は私に電話相談して来たのであった。
後半は、明日のブログに続く。