●自分が亡くなったら、供養してくれる人がいない。
そんな悩みを、相談して来たご婦人がいました。
彼女は65歳で、
今まで結婚は1度したのですが、
子供には恵まれず、離婚。
もう亡くなった両親の供養は、欠かさずやっているとの事です。
しかし、
両親の供養をする度に思うのは、
もし、自分が死んだら、
子供はいないし、
兄弟もいない。
だから、
だれも私を供養してる人はいないだろうなぁ。
供養してくれる人がいないから、
きっと、成仏出来ないで、
なかなか来世に生まれ変わる事ができないんだろうなぁ、と思うんです。
それが最近の一番の悩みだと言う。
確かに、
ある亡くなったお婆ちゃんが、
あれだけ息子に遺産を残したのに、一回も墓参りに来ないとか、
娘達も亡くなった途端に、知らん振りで、
その為に、成仏出来ず、霊障となって供養を催促する場合があります。
つまり、
供養をしてくれない為に、成仏出来ないと訴えているケースです。
そこで、上の65歳の女性の悩みに通じる訳です。
彼女は孫も居なければ、息子や娘もいません。
だから、供養してくれる人もいず、
成仏出来ないという考えに到達したのでしょう。
まぁ、結論から言うと、
供養してくれる遺族がまったくいなくても、
無事成仏できるから、心配しないで。
という事です。
来世への旅立ちも、
今世の人生も同じで、
頼れる人がまったくいないと、
自分で頑張るしかないと割り切って頑張るものなのです。
誰も供養してくれる人がいないと初めから分っていれば、
さっさと自分で自分を浄化して来世へ進んでいきます。
後ろ髪を引かれる存在も無ければ、
気にかける孫や子供もいない訳ですから、
ただただ自分の浄化に専念すればいいわけです。
むしろ、孫が5人いて、あの子は毎回墓参りに来てくれるけど、
あの子はまったく墓参りに来てくれないとか、
毎年命日に墓参りに来てくれないとか、
を気にする人よりも早く成仏する場合があるでしょう。
ただ、注意するのは、
供養してくれる子孫が無いのに自殺した場合は、
熱心に供養してくれる遺族が必要ですから、
来世がやって来ない可能性が高いです。
また、遺族がいないのに、財産を沢山残し過ぎた場合も、
自分の財産の行方が心配になって成仏が遅れるという場合もありますから、
遺言などで行方を指示しておくか、
それか、
困っている人達に寄付してしまう方が、来世に良い影響を与えるでしょう。
ちなみに、子孫が沢山いる人でも、
自分以外の人にはあまり頼らないという自立心のしっかりした人で、
子供や遺族にまったく期待しないという性格で、
他にこの世に未練を残さずや、何かに期待や執着心が無ければ、
成仏しやすいと言えます。
さて、最後に
相談に来た彼女には、
時間があるなら、
沢山友達を作る事を勧めました。
良い友人は、
また来世で助け合えるソウルメイトになって、一緒に生まれ変わるかもしれません。
65歳からでも、友達作りを始めるのには全然遅くありませんよ。
そう言うと、
彼女は、好きな歌の会でも入って、
友達を沢山作りますと言って、帰っていった。