●犬の幽霊




いつも、


霊と言えば人間の霊の話が多いのですが、





今日は、


犬の幽霊が出たという、変わったお話をいたしましょう。









私の母の妹にあたる人が、


埼玉県の大宮に住んでいます。


その彼女の家の隣に、


やや大きな家に住む吉田さんというお茶友人がいるのですが、





その方が、犬の幽霊を見たというのです。








それが、私の母に伝わり、


そして私の耳に入ったという訳です。










話はこうです。




その吉田さんという家は、


ペットに猫を2匹飼っているのですが、





ある夜中、



トイレに起きたら、猫がさわさわ動き回っているのです。




「どうしたの?ミリコ」




どうやら、猫のミリコは庭の方が気になるようでした。





内心、まさか泥棒?とまでは思いませんでしたが、


気になって庭の方をみると、




なんと、



庭に大きな犬がいるではありませんか!





「えっ? なんで?」



ミリコを見ると、


やっぱりその犬の方を見ています。





そこで、どんな犬かよく見ようと思ったら、



もう犬はいませんでした。




大型犬だったし、


夜中で怖いので、その時はそのまま寝ました。




翌日朝起きて、庭を見回したのですが、


大型犬はおろか、門も締まっており、


犬の足跡らしきものも、まったく無かったのです。





きっと何かの見間違いだったんじゃないか


という事にして、気にしないでいたそうです。





ところが、3日後です。


今度は、小学生の娘が朝、



「昨日の夜、庭におっきな犬がいたよ」と言ったのです。





しかし、


やはり、庭を見回しも、犬はいないし、


足跡らしき物もありません。





ご主人は、2人の話を聞いても、気のせいだろうと取り合ってくれません。




ところが、その夜、


皆が寝付いだ明け方の2時半頃です。



犬が吠える声が庭の方から聞こえたのでした。





それでも、吉田さんは、そんな不気味な話を近所の人にする事はありませんでした。




それがある日、


お茶友達である私の母の妹が、吉田さん家に言った時に、


「貴方の家、飼ってる?」と聞いてきたのでした。



「なぜ?」と聞くと、


「夜中の2時頃に、貴方の家の方から犬の鳴く声が聞こえたから」と。



それでたまりかねて、今までの事を全部話したのでした。






犬の霊が出るというのは、珍しい事です。



当時、私も色々な事に興味があった頃で、


丁度その大宮の親戚の家にも、久しぶりに行きたいと思っていた矢先でした。



そこで、



ついでにそのお隣の吉田さんの家にもよってみる事にしたのです。









やがて、




その犬の幽霊の正体が明らかになるのです。




後半は、明日のブログに続く。